ディテール解説

アプリリア・SX125
スッキリとデザインされたフロントマスクの手法はオーソドックスな印象。ライト類もいわゆる電球式だ。
アプリリア・SX125
フロントフォークはφ41mmの倒立式、240mmストロークを誇る。シングルディスクブレーキはφ300mmのステンレスローターをリジッドマウント。油圧キャリパーは2ピストンのピンスライド方式だ。
アプリリア・SX125
抜群に気持ちの良い吹き上がりを発揮するエンジンはオーバースクエアタイプ、水冷ツインカムの4バルブ単気筒。
アプリリア・SX125
右側に出された艶消し黒のアップマフラーは張り出しが少なく綺麗にデザインされている。
アプリリア・SX125
スチールのロングスイングアームにはボトムにプログレッシブリンクを持つモノショックを組み合わせる。220mmのホイールトラベルを誇る。
アプリリア・SX125
ブラックアウトされたロングスイングアームはスチール製。リヤブレーキはφ200mmのステンレスディスクローターにピンスライド式油圧キャリパーを採用。タイヤは中国製MAGSPORTを履く。
アプリリア・SX125
すっきりとしたハンドル周りはいわゆるオフロード系で見られる軽量シンプルなデザインで仕上げられている。
アプリリア・SX125
オーソドックスなハンドル左側スイッチ。使用頻度の多いウインカースイッチを下に配置。赤いのはホーンボタン。
アプリリア・SX125
右側もシンプルな2スイッチ式。上の赤いのがエンジンキルスイッチ。下の黒く四角いボタンが始動用のスタータースイッチ。
アプリリア・SX125
いたってシンプルなモノクロ液晶メーター。回転計はないが、特に必要性も感じられなかった。
アプリリア・SX125
ロング・ダブルシートは一体構造の脱着式。クッションはやや硬めでスリムなデザインだ。
アプリリア・SX125
後席下部のフレームデザインがユニーク。アシストグリップに使える構造で、シートクッションは浮いている様に見える。
アプリリア・SX125
ほっそりとスマートなフィニッシュを見せるリヤビュー。ウインカーはクリアレンズにオレンジバルブ、テールはLED式だ。

主要諸元

SX125 【RX125】
エンジン:4ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブ
総排気量:124.2cc
ボア×ストローク:58mm×47mm
最高出力:11kW(15HP)/10,700rpm
最大トルク:11.3Nm/8,000rpm
燃料供給方式:電子制御燃料噴射システム、マレリ製Φ32mm スロットルボディ
点火方式:電子制御イグニッションシステム
潤滑方式:ウェットサンプ
始動方式:セルフ式
トランスミッション:6速リターン
変速比:
 1速…11/33(3.000)
 2速…15/30(2.000)
 3速…18/27(1.500)
 4速…20/24(1.200)
 5速…25/27(1.080)
 6速…23/22(0.957)
一次減速比:29/69(2.739)
最終減速比:13/62(4.769)【13/69(5.308)】
クラッチ:湿式多板
フレーム:ツインチューブスチール
懸架方式(前/後):
 テレスコピック倒立フォーク/スチール製スイングアーム
ホイールトラベル(前/後):240mm/220mm
ブレーキ(前/後):φ300mmステンレスディスク/φ220mmステンレスディスク
         【φ260mmステンレスウェーブディスク/φ220mmステンレスウェーブディスク】
ABS:ボッシュ製9.1ML
ホイール(前/後):2.50 ×17/3.50 ×17【1.85×21/2.15×18】
タイヤ(前/後):100/80-17/130/70-17【90/90-21/120/80-18】
全長/全幅/全高2,055mm/820mm/1,140mm【2115mm/820mm/1170mm】
シート高:880mm【905mm】
車両重量:134Kg
燃料タンク:6.2L

生産国:中国

ライダープロフィール

アプリリア・SX125
【01】税込み4.5万円、定額給付金で中古の2スト50ccスクーターを買ったら楽しすぎた。|楽しいアプリオ01

新型コロナウイルスが猛威を振るい、我々のライフスタイルは一変。満員電車での通勤はリスクがあると、マイカー通勤、バイク通勤、自転車通勤に切り替えている方も多く、実際のところバイクの需要も高まっています。 わたくしも定額給付金を握りしめてバイクの購入を決断した一人です。今回、購入したJOGアプリオ(2001年式)は4.5万円。なんで今さらアプリオ? の理由は、改造パーツがたっぷりで簡単に速くなるから。見ためおばさんのお買い物号なのに、加速力がメチャいい感じにチューンナップして楽しんじゃおう。というのが、今回の企画です。 ※2020年12月29日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/31201/