【税込み4.5万円】定額給付金で中古の2スト50ccスクーターを買ったら楽しすぎた。|楽しいアプリオ01

新型コロナウイルスが猛威を振るい、我々のライフスタイルは一変。満員電車での通勤はリスクがあると、マイカー通勤、バイク通勤、自転車通勤に切り替えている方も多く、実際のところバイクの需要も高まっています。
わたくしも定額給付金を握りしめてバイクの購入を決断した一人です。今回、購入したJOGアプリオ(2001年式)は4.5万円。なんで今さらアプリオ? の理由は、改造パーツがたっぷりで簡単に速くなるから。見ためおばさんのお買い物号なのに、加速力がメチャいい感じにチューンナップして楽しんじゃおう。というのが、今回の企画です。

※2020年12月29日に掲載した記事を再編集したものです。
価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
ヤマハ・JOGアプリオ
安くて楽しい、しかも実用的なバイクとしてお眼鏡にかなったのはヤマハJOGアプリオ。カマキリも撮影に飛び入り参加です。

中古の2スト50ccスクーターは予算10万円でお釣りがくる!

私が住んでいる地域は、東京都というのは名ばかりで(?)、豊かな自然に囲まれており、我が家の軒先には毎年ツバメが巣を作り、庭先ではオオカマキリやらアオダイショウ、ヒガシニホントカゲが気ままに過ごしている。
ご近所周辺のマイカー事情は、一家に一台ではなく、一人一台である。……が、我が家はクルマが一台のみ。ライフスタイル的にクルマを1台増やすほどではないが、ときどきは不便を感じていた。
必要なのは5〜10km圏内をカバーできる移動手段。そこで出番となるのが原付バイクである。

私が求めるバイクの条件は、

・排気量125cc以下
(任意保険は自動車に付帯するファミリーバイク特約で済ませたい)
・2ストエンジン
 (エンジンがパワフル&車体が軽い)
・スクーター
 (アクセル一つで楽して乗りたい)
・おとなしい車体デザイン
 (アラフォーなもので派手なのはちょっと)

「軽い」と「速い」で選んだJOGアプリオ

ヤマハ・JOGアプリオ
結局、4.5万円でヤマハJOGアプリオ(2001年式)を購入。ノーマル風だが、タイヤ外径が純正より一回りおおきかったり、本来シルバーのはずのホイールが黒かったり。
ヤマハ・JOGアプリオ
現行モデルのヤマハJOG。4ストエンジン搭載で170,500円〜。

バイクを買うと他人に伝えたくなるものだが、車種名を告げても相手の反応は以下のような感じでイマイチ。
「何? どんなバイク?」「今さらアプリオ?なんで」というのが大半だ。

私に言わせると、みんな分かっていない。
令和時代を迎えた今、選ぶべきは中古の2ストスクーターなのだということを。

特筆したいのは、車体の軽さとエンジンパワーのアドバンテージだ。現行モデルのJOGが最高出力4.5PSに対して車重は78kg。一方のアプリオは最高出力6.3PSに対して車重は70kg。パワーウエイトレシオ(単位馬力あたりの重量)で比較すると前者が17.33kg/PS、後者は11.11kg/PSと、アプリオのほうが加速性能に優れていて、8kgの車重の違いも圧倒的な取り回しの差となっている。
一方の燃費性能に関しては現行の現行JOGに分がある(JOG80km/L、アプリオ62km/L ※ともに定地燃費)。

上記に加えて、アプリオを含むJOGシリーズやライブDioといったかつて一世を風靡したスクーターたちは、現在でもチューニングパーツが手に入る。すなわち快速&激速に改造することも容易いということも、購入を決めた大きな理由でもある。

19年落ちの中古スクーターって実際どうなの?

ヤマハ・JOGアプリオ

実際に購入した車両がこちら。
「夏まで乗っていたので、調子はそんなに悪くない」という前オーナーの言葉通り、始動性も良好。
オドメーターは2888.6kmで、おそらく1周回っているとのことで1万3000kmくらい
バッテリーとタイヤも新品だったのもうれしいポイントでしたが、タイヤサイズは純正(前後80/90-10)よりも大きい90/90-10。
その他の状態は以下のような感じで、年式相応……なのかな。

ヤマハ・JOGアプリオ
長年走り、紫外線を浴びてたとあって、カウルの小傷、クリアが薄いのは仕方がないところ。それよりもカウルを止めているボルトがちぐはぐで気になる。
ヤマハ・JOGアプリオ
インナーカウルも白化している。
ヤマハ・JOGアプリオ
タイヤはワンサイズ大きなダンロップD307を履いている。小回りはスポイルされるが、安定感はアップする。

ヤマハ・JOGアプリオ
駆動系の消耗部品はたまに交換していた……らしい。それよりもリヤショックのへたりが致命的だった。

今後はチューニングにも着手予定

駆動系をセッティングしたり、ボアアップしたり、キャブレターも大口径化……
今後は、このJOGアプリオを教材に、令和時代に楽しむ2ストチューンナップの模様をお届けしていきます。

諸元

型式/エンジン型式:BB-SA11J/A113E
全長/全幅/全高 :1,615mm×630mm×1,000mm
シート高 :715mm
軸間距離 :1,135mm
最低地上高 :85mm
乾燥重量/装備重量:65kg/70kg
舗装平坦路燃費:62.0km/L(30km/h)
原動機種類 :空冷2サイクルクランク室リードバルブ
気筒数配列 :単気筒
総排気量:49cm3
内径×行程 :40.0×39.2 mm
圧縮比:7.2:1
最高出力:4.6kW(6.3PS)/7,000r/min)
最大トルク:6.6N・m (0.67kgf・m)/6,500r/min
始動方式 :セル・キック併用式
潤滑方式 :分離油滑式
オイルタンク容量:0.8リットル
燃料タンク容量:6.0リットル
キャブレター形式 :Y14P
点火方式 :C.D.I式
バッテリー容量/型式:12V、2.5AH(10H)/GT4B-5(MF)
1次減速比/2次減速比 :3.692/3.230
クラッチ形式 :乾式内拡重錘式、コイルスプリング
変速機形式 :Vベルト式無段変速
変速比 :2.493~0.789
フレーム形式 :バックボーン(パイプ)
キャスター/トレール :24°00′/69mm
タイヤサイズ (前/後):80/90-10 34J/80/90-10 34J(前後チューブレス)
ブレーキ形式 (前/後):ドラム/ドラム
懸架方式 (前/後):テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドライト:12V.35W/36.5W  (ハロゲン)

著者プロフィール

山田 俊輔 近影

山田 俊輔

Motor-Fan BIKES 編集長1981年生まれ。身長180cm(モジャモジャを足すと185cm)。初めて…