業界人コラム 海上自衛隊:護衛艦「はつゆき」型、『八八艦隊構想』により建造された基幹・主力汎用護衛艦【写真・1枚目】 護衛艦「はつゆき」型(1番艦、DD-122)。昭和30〜40年代の旧世代護衛艦から発展、新しい時代の仕様で具体化を進め、海自護衛艦を刷新した艦といわれた。計画段階では全20隻の予定だったが、計12隻の建造だった。 11番艦「あさゆき」(DD-132)。2012年観艦式での姿。艦後部には飛行甲板、その一段下の甲板に短SAMシースパロー発射機を設置、その下層に最後部甲板という3段構成の後部甲板も特徴だった。 「あさゆき」の飛行甲板で発艦準備を進める艦載哨戒機SH-60K。哨戒ヘリの運用能力を持つことは汎用護衛艦として大きな戦力になる。 2012年観艦式で洋上補給の展示を行う補給艦「ましゅう(AOE-425)」(写真奥)と「はつゆき」型7番艦「はるゆき」(DD-122、写真手前右)。全長221mの「ましゅう」と並ぶと華奢に映る。 自衛隊新戦力図鑑2022 この画像の記事を読む