展示商品
1.機械稼働管理システム 「Komtrax」(パネル展示)
インターネットで機械の稼働を管理できるシステム「Komtrax」をパネルで紹介。快適な操作性を追求した新しいユーザーインターフェースに加え、アシスタントAIによるチャットボット機能も新たに搭載された。また、荷重解析ツール「荷重トレンド・推移」と、成形時の荷重波形を取得することで成形における課題と変化を把握できるツール「Load Waveform Capture」により、全ショットのデータを可視化することで、金型の長寿命化や成形品の品質安定化に貢献する。
さらに、従来の予知保全システムを拡張し、金型摩耗を予測する金型予知保全にも対応しました。 あらゆる角度から現場の保全を支えるコマツ産機のICTを見ることができる。

2.ACサーボプレス 「H1F200-2」(実機展示)
2025年8月に発売開始予定のサーボプレス「H1F200-2 アップグレードモデル」は、新型サーボモーターを搭載することで、消費電力を従来機と比べ6%削減するとともに、生産速度向上を実現させている。
また、サーボフィードバック制御技術の進歩により、±10kNの荷重制御を実現し、超高精度の生産が可能になります。
実演加工でその実力を直接見ることができる。さらに、現場のDXを支援すべく、加工状態を能力線図や偏心荷重線図上で確認ができる過負荷モニタが標準搭載された。

3.液圧サーボプレスブレーキ「PVS8525-3ロボットシステム」(実機展示)
プレスブレーキPVS8525にロングリーチロボットを組み合わせた自動曲げ加工システムが省人化の一例として展示される。無人連続運転と有人での加工の切り替えが容易に可能で、生産体制の変更に柔軟に対応できる。また、高機能プレスブレーキロボットCAMを活用することで、曲げ加工のシミュレーションからロボットプログラムの作成までをすべてオフラインで完結できるため、段取り時間の短縮や試し曲げの削減にもつながり、生産効率を大きく向上させる。さらに、曲げ加工を自動補正することができる非接触式曲げ角度センサ「ベンディングアイ」がロボットと連動することにより、高い安定性を実現している。

4.三次元ファイバーレーザー加工機「TLM610-1」(映像展示)
ファイバーレーザー発振器を搭載した「TLM610-1」を映像で紹介。電力削減とランニングコストの低減を実現しながら、生産性向上を可能にする。ファイバーレーザーに必要となるマシンルームは、作業性を図った設計となっており、現場への運用のしやすさも特長。既存のCO2レーザー発振器と加工プログラムの互換性を確保しており、容易に置換えることができる。高生産・省エネ・扱いやすさを兼ね備えた本機で、スマートな加工環境を実現する。

5.アフターサービス 「レトロフィットソリューション」(パネル展示)
メーカーならではの視点で、顧客の設備ライフサイクル全体をサポートする。安全装置をはじめ、現場の設備ニーズに応じたさまざまな制御関連機器のリニューアルの提案も実例と共に紹介される。また、既に使用されている機械への「Komtrax」導入提案も進められており、見える化・予知保全による運用改善を支援。導入から運用、そして更新までコマツ産機は現場の安心と進化を支える。
