ミナミモーターサイクル ホンダ CB750(RC42) カフェレーサーカスタム

低めにセットされたセパレートハンドル、レトロスタイルのシングルシート、オリジナルマフラー等を組み合わせ。
シート下に空間を設けたスカチューンを実施。シングルシートを装着するため、シートレールはショート加工。リザーブタンク付きのリアショックはナイトロン製。

バイクの販売・修理・車検等のほか、カフェレーサーのカスタムも積極的に手掛けている「ミナミモーターサイクル」。同社のカスタムは、街に馴染むデザイン、またバランスに重点を置いているのがポイント。

写真はホンダCB750(RC42型)をベースに、独自のカフェレーサースタイルへカスタマイズされた車両。オリジナルのシートはカフェレーサー定番のシングル型とし、シートレールをショート加工。シングルシートとのバランスを確保するため、ガソリンタンクは交換。トップブリッジも変更し、セパレートハンドルを低めにセット。

ブラックカラーのエンジンやフレームに合わせ、ガソリンタンクやシートカウルはブラックのピンストライプを配したシックなグレーにペイント。ツイン式のリザーブタンク付きリアショックはナイトロン製とし、エキゾーストシステムはオリジナルがチョイスされている。

ベース車両のホンダCB750(RC42型)。写真は2004年モデル。
シングルシートとのバランスを確保するため、ガソリンタンクは変更済み。
シリンダーヘッドカバーとシリンダーヘッドの空冷フィン側面は、ノーマルと同色のシルバー。キャブレターにはスカチューン定番のエアフィルターを導入。
フロントフェンダーは軽快なイメージのショートタイプに変更。ディスクブレーキキャリパーはキャリパーサポートを使い、ブレンボ製4POTを選択。

ミナミモーターサイクル BMW R100RS カフェレーサーカスタム

左右にシリンダーヘッド&シリンダー部が突出した、空冷4ストローク水平対向2気筒OHV980㏄エンジンの造形を上手に活かした車体がポイント。
「ボクサーエンジン」とも呼ばれる、美しいBMW伝統の空冷4ストローク水平対向2気筒OHVエンジン。写真のカスタムには往年のレーシングキャブレター「ケイヒンCR」を組み合わせ。

BMW R100RSをベースにカフェレーサーへとカスタムするのは、昔ながらの人気の手法。写真は既存のBMW R100RSカフェレーサーとは一味違った、ミナミモーターサイクルが掲げる「無駄なものを省いてシンプルに!」というコンセプトを貫いた一台に仕上がっている。

レトロな雰囲気のシートは、オリジナルのシングル風とし、ローポジションにセットしたセパレートハンドル、ブラックカラーのケースを採用したベーツライトを組み合わせ。フロントディスクのキャリパーは、ゴールド+レッドロゴのブレンボ製4POTをチョイス。シンプルな外観ながら、不思議なオーラを放つ存在感に満ち溢れた外観に仕上げている。

ベース車両のBMW R100RS。R100RSはBMWが誇る超ロングセラーモデル。写真は1986年モデル。
オリジナルのシングル風シート、小径のテールランプ、傾斜を付けて装着したツイン式リアショックを組み合わせ。
ブラックアウトされた前後ホイールはノーマルを流用。片持ち式のスイングアーム、シャフトドライブ、リアドラムブレーキはノーマルをブラックアウト化。
コンパクトなショートフェンダーを採用。ホイールやディスクローターはノーマル。キャリパーサポートはブレンボ製。

車検のあるバイクはカスタム後、構造変更車検を通しての販売も可能

ミナミモーターサイクルでは、「車両持ち込みのカスタム」「車両購入時にカスタム」のどちらも対応可能。車両購入とカスタムの両方を考えている場合、同社が程度の良いベース車両をリサーチ。車両販売からカスタムまで、トータルで対応してくれる。

なお、車検のあるバイクはカスタム後、構造変更車検を通して販売してくれる(※注:車種や仕様により異なる)。カフェレーサーカスタムに興味のある人は、ミナミモーターサイクルの公式HPを要チェックだ。

●ミナミモーターサイクル https://www.minami-mc.com/

カフェレーサーってそもそも何? 超絶にカッコイイけれど意味わからず 〈Z900RSカフェとかW800カフェとかSR400とか〉

Cafe Racer……バイク好きならずとも、どこか甘美で官能的な響きを感じる言葉である。現在、英国のトライアンフやノートン、そしてホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキといった日本のメーカーも軒並みカフェレーサー風モデルをラインナップしている。とはいえ「そもそもコーヒーのレーサーって何よ?」という疑問は拭えない。なんとなくこういう形のヤツをカフェレーサーって言うんでしょ、というイメージはあるのだが……。 TEXT●小泉建治(KOIZUMI Kenji)

https://motor-fan.jp/bikes/article/226/
フロントカウルが無くてもカフェレーサー。カフェレーサーってそもそもどんなバイク?| カウルの有無、ネイキッドとの違いは?

近年、人気が高いバイクのジャンルのひとつが「カフェレーサー」。ホンダの「ホーク11」や「CB1000R/650R/250R」シリーズ、カワサキの「Z900RSカフェ」やヤマハの「XSR900」など、近年、各メーカーが多様なエンジンタイプや排気量のモデルを揃え、豊富なラインアップを誇っている。 いずれも、レトロな雰囲気と現代的なテイストを融合した「ネオレトロ」というジャンルに属しながらも、特に、スポーティなフォルムを持つことが特徴。だが、例えば、フロントカウル付きもあれば、ないモデルもあるなど、スタイルや装備には違いもある。 また、クラシカルな雰囲気を持つ同様のモデルには、1990年代から根強い人気を誇る「ネイキッド」というスタイルもあるが、あえてカフェレーサーとは区別されている。 では、一体、このカフェレーサーとは、どんなバイクを意味するのか? あらためて、基本的な特徴やルーツなどについて検証してみる。 REPORT●平塚直樹 PHOTO●本田技研工業、ヤマハ発動機、スズキ、カワサキモータースジャパン、トライアンフモーターサイクルズジャパン、ロイヤルエンフィールド

https://motor-fan.jp/bikes/article/65537/
レトロなカフェレーサーにはTT100GPがよく似合う。ダンロップブースで見つけたヤマハSR400が素敵!【東京オートサロン2023】

2023年1月13日(金)~1月15日(日)、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2023。東京オートサロンは四輪車のショー。しかし数は極めて少ないが、二輪車もごく稀に出展されているのがポイント。ここではタイヤメーカー「ダンロップ」ブースに展示された、絶版ビッグシングルモデル「ヤマハSR400」のカフェレーサーカスタムをご紹介しよう。 PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ダンロップ https://tyre.dunlop.co.jp/ オレンジブルバード http://omc-2010.com/

https://motor-fan.jp/bikes/article/64616/