セミAT感覚で走行できる! ホンダのNEWクラッチシステム「E-クラッチ」

“シフトフィール”も3モード調整可能。E-クラッチ、6つのポイント!

ホンダはCB650RとCBR650Rに、新しい電子制御クラッチシステム「Honda E-Clutch(以下E-クラッチ)」を、20224年モデルよりオプション設定。E-クラッチは左手でクラッチレバーを使用する必要がなく、セミオートマチック感覚で走行可能(左足でのシフトペダル操作は必要)。滑らかなシフトアップとダウン、また非常にスムーズな始動と停止を実現する便利な機構だ。

E-クラッチのポイントは、

1:クイックシフター、手動クラッチ、デュアルクラッチ・トランスミッションの技術を導入し、これらの長所を独自にブレンド。超コンパクトなE-クラッチの重さは、わずか2kg。クラッチ本体とトランスミッション本体のしくみは、従来モデルと変わらない。

2:E-クラッチの操作はシンプルそのもので、シフトペダルを上下に動作するための、左手でのクラッチレバー操作の必要なし。ライダーは左足でのシフトペダルを操作するだけで、超高速かつ安定したギアチェンジが可能。発進時や停止時んい、クラッチレバーを操作する必要もなし。走行中のエンストの可能性を排除し、発進・停止の多い街乗りにさらなる利便性と安心感をもたらしてくれる。   

3:E-クラッチはエンジンをONにすると、すぐに作動するしくみ。左手でクラッチ操作したい場合は、“マニュアル式”へとスムーズに変更OK。クラッチレバーを使用すると、特定のエンジン回転数を超えると、1秒以内にE-クラッチシステムが再作動(低速度時は5秒後)。走行中にE-クラッチシステムをオフにしたい場合は、左側のハンドルバーのスイッチギアを介して行うことも可能。マニュアル式に変更した場合、インパネに「M」の文字で表示される。

4:E-クラッチは、シフトペダルを操作する力の強さをハード、ミディアム、ソフトの3つから任意に設定可能。加えてE-クラッチシステムは、特定の速度でハイギアに入っていることを検出した場合、インストルメントパネル上のシンボルを介してライダーにシフトダウンするようアドバイスしてくれる。

5:E-クラッチは、車速、スロットル開度、エンジン回転数、シフトペダルの踏力、クラッチモーター減速ギア角度、エンジンカウンターシャフト速度、ギア位置など、パラメーターの読み取りに基づき、クラッチの接続と切断を管理。

6:E-クラッチは、右側のエンジンカバー内にある 2つのモーターを備えたアクチュエーター ユニットを通じて操作。クラッチの締結・切断に合わせてエンジンの点火時期や燃料噴射も制御され、どんな状況でも衝撃のないスムーズな変速を実現してくれる。  

E-クラッチ・プロジェクトリーダーの小野純也氏は、「E-クラッチはライディングをさらに楽しく、しかもエキサイティングできるように設計。街乗りや毎日の通勤にも、安心感と快適性をプラスします。多くのライダーに、スポーツ性と柔軟性のユニークな組み合わせを体感して欲しい」と語った。

ホンダ CBR650R(2024年モデル)

CBR650Rは現行モデルをベースに、アッパー&アンダーのフェアリング、デュアルLEDヘッドライト、テールユニットを変更。筋肉質でスリムなボディライン、魅力的なアールを組み合わせてスポーティーさを向上。CBR650Rは国内でもリリース予定。発売時期等は未定。

2022 HONDA CBR650R(グランプリレッド)
2022 HONDA CBR650R(マットガンパウダーブラックメタリック)
全長×全幅×全高2120×750×1145mm
ホイールベース1450mm
最低地上高130mm
シート高810mm
車両重量209(E-クラッチは211)kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量649cc
ボア×ストローク67×46mm
圧縮比11.6
最高出力70kW(95.2PS)/12000rpm
最大トルク63N・m(6.42kg-m)/9500rpm
燃料タンク容量15.4L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.5°
トレール量100mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
「バイクでサーキット遊び」の年間コストは意外に安い!? ホンダ「CBR650R」で筑波を走るオーナーの実例|費用は?装備は?

最近、サーキットで「遊んでいる」。愛車のホンダ「CBR650R」で、主に茨城県にある「筑波サーキット」のコース2000(本コース)を、月に1~2回のペースで走っている(冬は除く)。 サーキット走行というと、レースに参加しているライダーが本気モードで走っているとか、お金もかかりそうでハードルが高いイメージがあり、長年憬れながらも、なかなか足を踏み入れられなかった。 だが、実は筑波には、初心者や趣味として楽しみたいユーザー向けに「2輪ファミリー走行」という枠があることを知り、思い切って参加してみや。すると、かなり楽しく走れることや、思ったほどコストもかからないことを実感。今では、すっかりハマっている。 ここでは、そんな筆者が実際に、1年間サーキット通いをして遊んだ経験を基に、どれくらいのコストで、どういった走行ができるのかを紹介。サーキットに憬れながらも、かつての筆者のような、「食わず嫌い」ライダーの参考になれば幸いだ。 REPORT●平塚直樹 PHOTO●平塚直樹、山田俊輔

https://motor-fan.jp/bikes/article/61100/
ホンダCBR650Rの2023年モデルが欧州で発表! 細部デザインを変更して攻撃的なイメージに

ホンダはヨーロッパでフルカウル付きスポーツモデル「CBR650R」の2023年モデルを発表。エンジン・足周り・外装類は前モデルを継承しているが、外装類のカラーやデザインに加え、エンジンのカバー類をブラックに、またフロントフォークのアウターをブラックに変更するなど、イメージを一新している。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

https://motor-fan.jp/bikes/article/56310/

ホンダ CB650R(2024年モデル)

CB650Rは現行モデルをベースに、よりダイナミックな外観に進化。NEWデザインの傾斜したLEDヘッドライト、ラジエーターシュラウド、テールライトにより、さらにシャープなイメージを強調。CB650Rは国内でもリリース予定。発売時期等は未定。

24YMHONDACB650R(キャンディクロモスフィアレッド)
24YMHONDACB650R(キャンディクロモスフィアレッド)
24YMHONDACB650R(マットローレルグリーンメタリック)
全長×全幅×全高2130×780×1075mm
ホイールベース1450mm
最低地上高130mm
シート高810mm
車両重量209(E-クラッチは211)kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量649cc
ボア×ストローク67×46mm
圧縮比11.6
最高出力70kW(95.2PS)/12000rpm
最大トルク63N・m(6.42kg-m)/9500rpm
燃料タンク容量15.4L
変速機形式6速リターン
キャスター角25.5°
トレール量100mm
ブレーキ形式(前・後)Φ310mmダブルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
ホンダ・CB650R試乗レポ|100馬力、200kg、100万円、だいたいそれぐらいがちょうどいい。

昨年3月のデビューから早1年以上が経った「CB650R」。ホンダ伝統の直4エンジンを搭載した新世代のミドルネイキッドの魅力をあらためて探ってみた。 REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro) PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kousaku)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2020年5月21日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/21689/
ホンダ、「CBR650R」「CB650R」のカラーリングを変更し発売

Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・648㎤エンジンを搭載した、ロードスポーツモデル「CBR650R」「CB650R」のカラーリング設定を変更し、Honda Dreamより2月16日(木)に発売する。

https://motor-fan.jp/bikes/article/64306/