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ホンダ・グロムのレース仕様車｜年齢・経験不問のワンメイクレースも全国展開中【東京オートサロン2024】

2024.01.21 21:30 2025.08.01 05:07 更新

by 北秀昭

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2024年1月12日（金）～1月14日（日）、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2024。写真はホンダブースに展示された、ホンダのレース部門「HRC」がリリースするグロムのレースベース車。同車はHRCからHRCサービスショップへ提供。レースマシンに仕立てるため、HRCサービスショップが独自に開発したレース用パーツが組み込まれている。グロムのレースベース車は完成車として販売。問い合わせ・注文は下記サイトに掲載のHRCサービスショップまで。
PHOTO/REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)
HRC　https://www.honda.co.jp/HRC/products/machine/grom/

HRC　ホンダ・グロム　レースベース車……価格は「HRCサービスショップ」に要問い合わせ

リアフェンダーはレス化され、レース専用のリア・サイド一体型カウルを採用。マフラーはサイレンサー部を豪快にカチ上げ、バンク角を稼いだレース用を選択。

ハンドルはセミアップ型でローポジション化。グリップエンド部には転倒時にクラッチレバーとフロントブレーキレバーを守るレバーガードを装備。

前後12インチホイールや空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ123ccの横型エンジンを搭載した、ホンダの原付二種スポーツ＆レジャーモデル「グロム」。

写真のレースベース車は、ミッションの5速化に加え、最高出力がアップされた新型のグロムがベース。専用ECU、レース用マフラー、ライダーの細かい要求に応えるフューエルインジェクション設定ツールを採用。保安部品は省略され、ゼッケンプレート付きのフロントマスク＆サイド・リアカウル、アンダーカウルを導入。

左ハンドルには好評のハンドシフターとモード切替スイッチ、ピットレーン速度制御スイッチを装備。セミアップ型のバーハンドル、専用シート、バックステップを組み合わせ、サーキット走行でも違和感のないライディングポジションを実現している。

グロムのレースベース車は、全国のサーキットで開催されるワンメイクレース「HRC GROM Cup（グロムカップ）」などで活躍中だ。

ベース車両のホンダ・グロム（ゲイエティーレッド）。価格は39万500円（税込）。

レース未経験者に超オススメ！　全国のサーキットで開催中の「HRC GROM Cup」

「HRC GROM Cup」は、2016年度以降のグロムを使用して行われるワンメイクレース（サーキットによって他クラスと混走の場合あり）。グロムを使用した耐久レースが実施されているサーキットも多いため、仲間と車両をシェアし、気軽に耐久レースを楽しむこともできる。「HRC GROM Cup」は年齢制限がなく、条件さえ満たせば誰でも参加可能。

2024年は経験者向けの「アドバンスクラス」と、初心者向けの「ルーキークラス」の2クラスを開催。なお、グランドチャンピオンシップについては、「HRC GROM Cup ダンロップカップGC」と「HRC GROM Cup ダンロップカップRC」を、2024年11月9日（日）、モビリティリゾートもてぎで開催予定。

「HRC GROM Cup」の詳細は下記ページを参照！

●HRC GROM Cup（グロムカップ）　https://www.honda.co.jp/HRC/event/hrcgromcup/