第2回Japan Benelli Dayがバイカーズパラダイス南箱根で開催

ベネリユーザーが集うツーリングイベントです! 秋の箱根に大集合

二輪車、四輪車用パーツや用品の企画、開発、製造、輸入、卸販売をはじめ、外国ブランド二輪車の輸入販売などの事業を展開している株式会社プロトが、9月29日(日)、バイカーズパラダイス南箱根を会場に、輸入販売するイタリアンメーカー“Benelli”のユーザーミーティング『Japan Benelli Day 2024』を開催しました。

写真:栗栖国安 株式会社プロト

Benelli Motorcycle:https://www.plotonline.com/benellimotorcycle/

プチツーリングや大抽選会を楽しんだベネリストたち

酷暑の夏がようやく終わり、秋のツーリングシーズンを迎えて最初の休日となる9月29日(日)に、バイカーズパラダイス南箱根特設会場で、Japan Benelli Day 2024が開催されました。昨年に引き続き第2回目となるミーティングイベントには、時折雨もパラツク空模様にもかかわらず、朝9時ころから続々とベネリユーザーが駆けつけていました。
大半の参加者が事前エントリーしていたため受付もスムーズに進行し、イベントがスタートした10時30分には所どころ青空も覗く天候になり、笑顔あふれる交流があちらこちらで見られました。
十国峠を往復するプチツーリングも行われました。いくつかのグループに分かれて愛車でワインディング走行を楽しむのですが、これには大半のユーザーが参加していました。新生ベネリの各モデルに混ざって68年式の旧車で完走したユーザーもいました。
最後は豪華景品がゲットできる大抽選会が行われました。参加者には受付時に番号が記された抽選券が渡されているのですが、次々に登場する豪華景品の番号抽選が行われ、当たりが出るたびに会場は大きな歓声に包まれました。
新生ベネリバイクの取り扱いを始めてから4年目ということでユーザーの数はまだ多くはありません。そして今回の参加台数もおよそ70台と小規模です。しかし、だからこそアットホームな雰囲気のイベントとなっていて、それがまた参加者たちには居心地の良いものになっているように感じました。閉会のあいさつでは、来年もまた開催したいとの案内と、景品をさらに増やす予定だとスタッフから告げられ、盛大な拍手が送られました。
事前エントリーしていたユーザーがほとんどなので受け付けはスムーズ
参加者にはBENELLIのロゴがあしらわれたシェラカップがプレゼント
参加車両でもっとも多かったのはインペリアーレ400
アドベンチャー人気を反映してTRKシリーズも多く参加していた
小径タイヤを履いたTNT125は下道を走って参加
ネイキッドスポーツのTNT249Sはカスタムしている車両が多かった
クラシックスタイルで人気のインペリアーレ400は、カフェレーサーに仕立てている車両やツーリング仕様にしている車両が多い
主催者であるプロトが持ち込んだTNT125 。数多くのカスタムパーツが組み込まれていてレーシーな仕上がりをしていた
自走での参加ではないが、希少な旧車も参加し、ベネリストたちの目を引いていた
1968年型のベネリ125スポーツスペシャル
タマゴ型と呼ばれるユニークなエンジンは、京浜28mmキャブに換装
ベネリの兄弟ブランドであるモトビ。モデルは1972年型モトビ48スポーツ
エンジンは2サイクル48㏄で、4速ミッションを採用している
モトビの53年型モトB98。リアサスはなんと板バネだ
エンジンは造形がなんともかわいらしい2サイクル98㏄
愛車でワインディングを走るプチツーリング。会場のバイパラと十国峠を往復するルートを10台ほどのグループに分かれて走行した
まだまだ台数は少ないが、着実にベネリストは増加している。日本車とは異なる乗り味のベネリバイクに魅了された面々は、アットホームなJapan Benelli Day 2024イベントでさらに結びつきを強めた。そして来年の開催での再会を楽しみに会場を後にした

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著者プロフィール

栗栖国安 近影

栗栖国安

TV局や新聞社のプレスライダー、メーカー広告のモデルライダー経験を持つバイクジャーナリスト。およそ40…