モトチャンプがユーチューブで無料配信しているチャンネル「モトチャンプTV」が始まったのは、もう1年以上前の2020年10月のこと。その記念すべき第一回目で取材したのは、スーパーカブのカスタムショップとして有名なGARAGE521さんだった。カスタムされたスーパーカブのコンプリート車を販売することでも知られるショップだが、その実態はどのようなものなのか、モトチャンプ編集長のチャボが潜入取材しているぞ。
群馬県太田市にあるGARAGE521は店主の若尾祐基さん自らがカスタムビルダーとして20年のキャリアを反映するスーパーカブのカスタムショップであり、パーツメーカーでもある。同時にモトチャンプ読者でもあるので、チャボの無理なお願いに笑顔で迎えてくれるのだ。
今でこそ一般的になった手法なのだけれど、若尾さんのセンスは20年前からハーネスをフレーム内に通したり、スムージングにより見せるフレームを作り出してきた。カスタム手法の一端を教えてもらえるので必見だ。
お話を聞いていると、製作だけでなくカスタムマシンのネーミングも若尾さんによるものだと判明。それならとチャボがネーミングセンスを若尾さんと競うことに! 果たして勝負の行方は?
ネーミング対決が続くなか、GARAGE521の最新作もご紹介。マットカラーではあるが、この色はホンダ純正にあるものだとか。果たしてどの車種用なのか、気になるところ。
スタイルを作り出す秘訣も聞き出している。単にフレームをむき出しにしてハーネスを見えなくするだけではない手の込んだ手法で、プロの技を感じさせてくれるエピソードが満載だ。
若尾さんが最も力を入れ、かつ一番売れてほしいのが写真のSTYLOというモデル。気になる値段やカスタム手法も紹介されているので、見逃している人だけでなく一度見て忘れてしまった人にも見ていただきたい内容になっている。モトチャンプTVの「スーパーカブ カスタム最前線 GAREGE521編」は必見だ!