モトチャンプTVの傑作選。2回目はスーパーカブを中古で買う場合のチェックポイントを紹介している。アドバイスをいただいたのは群馬県太田市にあるカブのカスタムショップであるGAREGE521の若尾祐基さん。20年もカブのカスタム車を生み出してきたプロ中のプロだから、的確な答えが聞けそうだ。
中古車の参考例として若尾さんが挙げてくれたのが、写真のスーパーカブ90。原付免許という限定がなければオススメの車両ということだが、良いものを探すのは大変だとか。一体なぜなのかは「プロ直伝! 中古カブの見極め方」で語られているぞ。
カブ90が人気な理由を少しだけ紹介すると、ブレーキドラムが大きなものがあること。ドラムのサイズが大きければ制動性能が通常のモデルより上がっているためだ。またエンジンの耐久性が高いという点も挙げられる。50をボアアップするより長く乗れるのだろう。
中古車としてカブを買う時に見るべきポイントも少しだけ紹介しよう。まず走行距離はスピードメーター内の積算計で見ることができるか、本当の距離かどうかは微妙。そこで確認したいのがブレーキの残量だという。ブレーキワイヤーの調整部分で走行距離を推測することが可能なんだとか。
もう一つだけ紹介すると、これはどんな車種でも同じことだがエンジンからのオイル漏れを確認すること。でもカブの場合だと見るべき個所が独特のようだから、しっかり動画で確認しておきたい。
最後にカブの中古車が今いくらくらいなのか、相場も紹介している。相場を聞くとGAREGE521のコンプリート車が格安に思えてくるはず。その理由を知りたいなら、ぜひ「プロ直伝! 中古カブの見極め方」をご覧いただきたい。