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「神奈川バイク自主練習場」って?
神奈川県厚木市に誕生した「神奈川バイク自主練習場」
管理人は去年の秋にバイクの免許を取ったといういぬちゃんさん。
普段は会社員として働いていて、休日に地道に練習をする場として練習場を作ったそう。
自身も初心者でこういった場の運営は初めてで完全に趣味。
手探り、試行錯誤で、モトジムカーナ競技者や練習会主催者などに意見を聞き知恵を借りつつ運営をしているそうです。
東名高速道路、厚木インターチェンジを降りて5分程度の距離に練習場はあります。
ホームセンターの向かい側にあり、コンクリートの壁に囲まれた土地。
広さは約900㎡で長方形。
ここを借りてパイロンを設置。練習内容の予定によってレイアウトを変えています。
このたび、そんな練習場で「モトジムカーナレディースディ」を主催しているハナ選手とA級辻家選手がレッスンを開催する!
との情報をゲット。
場所も気になっていたし、ハナ選手の追っかけ(w)としては取材するしかない、とはせ参じてきました。
モトジムカーナプチレディースディ ・ モトジムカーナベーシック開催
午前にレディース、午後にベーシック(男性)を開催。
場所的に一度に何台も走れないため、1人ずつ走っての8の字をとことんやる会となりました。
ベーシックは辻家選手の8の字を見られるとあって、定員6名はあっという間に埋まったそう。
そう、辻家選手はGP8WORLD 記録保持者なのだ!(8の字GP世界リモートランキング)
午前中のレディースは普段のレディースデイに参加経験がある方が半数。
管理人さんからおやつ!
道路を挟んだ向かい側にあるビバホームのフードコートに、あの「オギノパン」が入っているのです。
参加者、スタッフ全員分以上の数をおやつとしてご用意くださいました。
定番の揚げパンほか、各種あんぱんも。
走り疲れたところに美味しいもので、笑顔になる参加者さんたちです。
午後からのベーシックは開始前から雨。
管理人さんが用意してくれたテントの前にバイクを持ってきて、まずは乗車姿勢の確認です。
イスやテーブルもご用意いただきました。
バイクの挙動がギクシャクしてしまう、という悩みに応えて「アクセル開度の練習」
まずはエンジン回転数を2000rpmに固定し、そこから2500rpmに上げる。いったんそこで固定、2000rpmまで下げて固定。
これ難しいんです。ちょっとのつもりでもぶうーんって上がってしまうし、落ちてしまう。でもできるようになるとアクセルでバイクをコントロールできるようになる!
信号待ちや周囲に迷惑にならない場所でこまめに練習したい内容です。
それでは!
このベーシックでの見どころ?辻家選手の8の字と回転のデモランをどうぞ!(音に注意)
小さいですがハナ選手の解説も入っていますので、音が出せる方は合わせてお聞きください。
雨で水たまりができるなか、迫真のデモランでした。
半日ずつでの開催でしたが、みなさんそれぞれ得るものを得て解散となりました。
こういった場所で練習できるのはありがたい!
ご自宅から近いかたも多く、また練習しにきまーす、と管理人いぬちゃんさんに言い残して帰られました。
利用方法は?
利用予約はウェブサイトから申し込み。
みんなが安全に快適に利用できるように規則が設けられているので、しっかり読んで理解してから申し込みをしたい。
神奈川バイク自主練習場ウェブサイト https://www.kmvfield.com/
神奈川バイク自主練習場ツイッター https://twitter.com/mvfkanagawa
スケジュールカレンダーには週末のみ予定が書かれているが、平日も利用可能。
週末など混みそうな日だけ練習メニューの優先順位を設けているそう。
レギュレーションは再編中とのことですが、22年5月現時点として
・トランポ不可
・陸運局の基準を満たす車両(=騒音マフラー不可)
・高回転を維持する本格的なジムカーナ等は不可
今後、特定の時間のみトランポ可能、音量は数値で判断する予定だそうです。
騒音の問題はこういった練習場だけではなく、サーキットやカフェなどでも問題提起される案件です。
バイクが世間から白い目で見られることがないように、気を付けたい事項でもありますね!
神奈川バイク自主練習場は、残念ながら期限あり
こんな練習会が開ける練習をしたいライダーにとって嬉しい場所ですが、22年夏ころまでの期間限定なのです。
この場所の工事がそのころから始まる予定となっているようで、それまでとのこと。
しかしいぬちゃんさんはあきらめません。今後も場所を探して自身はもちろん、みなさんが練習できる場所を探す!そうです。
あなたの近くにも練習ができる場があるかも?
サーキットも音量制限やエンジン始動時間が決められていたり、周辺地域に対する配慮は欠かせない状況です。
20世紀までなら許されていた河川敷の利用や空き地での〇〇遊びなど、最近は規制されたりしにくくなったりが現状。
それでも練習はしたいわけで、「でもどこで練習したらいいんだー!練習会は参加するけど、自主練がしたいんだー!」
というライダーは少なくないんじゃないでしょうか。
ちょっとしたスペースやサーキットの端っこを練習スペースとして提供しているところがあるんです。
私NANA-KOが把握している関東エリアではこちらの2か所があります。(22年5月現在)
●トミンモーターランド 茨城県かすみがうら市 http://www.tomin-motorland.com/
Bコースの通路側が使用できます。1時間600円
パイロン貸し出しあり。
貸し切り、土日を省く
予約方法等はお問い合わせを
●ぱいろん練習場(JZ-Project) 神奈川県中郡二宮町(ロピア跡地) https://twitter.com/JZP_sokokai
パイロン・マーカー貸し出しあり。プロテクターの有料レンタルあり
定期的にレッスンつき練習会を開催中!
詳細はツイッターリンクから
安全にバイクを楽しむためには練習も大事です。
こういった場所を活用して、スキルアップしちゃいましょう!