【2022年】バイク用フェイスマスクおすすめ15選｜人気メーカー製品

バイク用フェイスマスクとは

バイク用フェイスマスクは、文字通りバイク乗車中に使用するマスクです。ヘルメットの脱着によるズレにも強く、花粉や排気ガスの吸入による喉の痛みや不快感を大幅に低減。さらに冬用の製品なら保温効果も高く、厳しい冬の寒さからライダーを強力に守ってくれます。

フルフェイスをはじめ、ネックウォーマー、半面タイプなどその形状や素材も様々。使用する季節や用途、ヘルメットの形状や好みなどに合った製品選びが重要となります。

バイク用フェイスマスクの効果

ここでは、バイク用フェイスマスクを使用することによって得られる効果について紹介します。季節や天候などに左右されやすいバイクですが、バイク用フェイスマスクを活用すれば、それらに伴う悩みもすっきり解決できるでしょう。

人体に悪影響を及ぼす排気ガスの吸入を防げる

自動車やバイク、トラックなどの大型車の近くを走行するバイクは、それらの乗物から排出される排気ガスを浴びながら走行することになります。

この排気ガスには、人体に悪影響を及ぼす窒素化合物（NOx）や粒子状物質（PM2.5）、炭化水素（HC）が含まれており、吸入し続けることによって呼吸障害や癌の発生を誘発する恐れがあります。

バイク用フェイスマスクを装着することで、これらの排気ガスの吸入リスクを低減させることができるほか、製品によっては高いフィルター効果でこれらの有害物質を除去し、よりクリーンな状態で呼吸を行うことができます。

花粉をキャッチし、花粉症の症状緩和に繋がる

主に春先など、花粉が多く舞う季節の通勤・通学やツーリングは、花粉症のライダーにとって目のかゆみや鼻水など運転に集中できない事態を引き起こす恐れもあります。

バイク用フェイスマスクを利用すれば、花粉の吸入リスクを大きく減らすことができ、辛い症状の緩和も期待できます。花粉に対するフィルター効果を持つ製品を選ぶことでより高い効果が期待できます。

砂埃などから喉を守る防塵効果も期待できる

黄砂の季節や海岸沿いのツーリング、乾燥が続く冬の通勤通学・ツーリングなど、砂埃が舞いやすい環境下では、フルフェイスヘルメットを装着していたとしても砂や微細な塵を吸い込むリスクが高まります。

これらは、花粉やPM2.5など比べて粒子が大きいため、バイク用フェイスマスクを装着するだけでかなりの防塵効果が期待できます。

防風や防寒効果で寒い冬のライディングも快適

真冬など、厳しい寒さの中でのライディングを行うライダーにとって防寒対策は最大の課題となります。ジャケットやパンツは重ね着などで対応できますが、目元や鼻元、首などは露出しやすい部位なので対策が必要になります。

バイク用フェイスマスクは、防寒対策として活用されるケースがもっとも多いと言っても過言ではないギア。首周りの防寒対策を強化したいならネックフォーマータイプ、顔全体を防寒したいならフルフェイスタイプを選びましょう。

バイク用フェイスマスクの選び方｜素材や形状など

ここでは、バイク用フェイスマスクを選ぶうえで着目したい“素材”や“形状”について紹介するとともに、選び方のポイントについても解説します。季節や環境、ライディングスタイルなどに合った製品選びに役立ててみてください。

バイク用フェイスマスクの素材種類

ここでは、バイク用フェイスマスクに使用されている素材や機能について紹介します。天候や気候などの環境によって必要とされる機能が大きく変わるバイクですが、適切なものを選ぶことで快適さが大幅に向上します。

暑い夏は接触冷感を持ち吸水速乾のものがおすすめ

ヘルメットの中が特に蒸れやすく熱も持ちやすい夏のライディング時におすすめしたいのが、絶え間なくかき続ける汗を素早く吸収してくれる吸水速乾性の高いバイク用フェイスマスクです。

また、接触冷感機能を兼ね備えたものを選べば、気になる汗を吸収してくれるだけでなく暑い夏でもヒンヤリとした感触が続くため快適そのもの。冬の防寒対策としてとらえられがちなフェイスマスクですが、夏にこそ使いたいギアへと進化しています。

寒い冬は保温性に優れ、防風機能を持つものを選ぶ

真冬のライディングは、走行に伴う風圧によって外気温以上に体感温度は低く感じられます。そういった過酷な環境下で使用するバイク用フェイスマスク選びで重視したいのが保温性能と防風性能となります。

フリース素材のように肌触りがよく保温性が高いものをはじめ、ウェットスーツなどにも使用され高い保温性と防風効果が得られるネオプレーン生地を採用したものを選ぶのがおすすめです。

UVカット対応なら気になる紫外線もシャットアウト

夏の強い日差しの中での通勤通学やツーリング時、暑さ以外にも紫外線による日焼けやシミ対策も考慮したいバイカーにおすすめなのが、UVカット機能を持つバイク用フェイスマスクです。

とくにネックウォーマータイプなら、着用しているだけでも効果を期待できますが、UVカット機能を持つ製品ならさらに強力な日焼け対策が可能。お肌の手入れに余念のないレディースライダーにおすすめです。

バイク用フェイスマスクの形状種類

ここでは、バイク用フェイスマスクの形状について紹介します。手軽に装着できるものから厳しい寒さも凌げる本格的なものまで存在しているので、用途に合ったバイク用フェイスマスク選びの参考にしてみてください。

強力な防寒・暴風効果を持つフルフェイスタイプ

文字通りすっぽりと顔全体を覆ってくれるのがフルフェイスタイプのバイク用フェイスマスク。目と鼻、口のみが露出され、首までしっかりとカバーすることができます。

バイク用フェイスマスクの中でもっとも暴風や保温効果が見込める一方、頻繁に脱着するには不向き。また、その風貌からツーリング時などの休憩でコンビニや飲食店にそのまま入店すると不審者に間違われる恐れもあるので控えましょう。

半面マスクタイプなら一般的なマスク感覚で使える

半面マスクタイプは、一般的なマスクとほぼ同じ形状を持っており、脱着もしやすいのが特徴。いつも通りマスクを付け、その上からヘルメットを被るだけなので違和感なく使えるもの魅力です。

また、ヘルメットを脱いでそのままお店に入ってもまったく違和感もなく、見た目もスタイリッシュな製品が多いため、スタイル重視のバイカーにおすすめです。

首周りの防寒・暴風効果を持つネックウォーマータイプ

主に首周りをすっぽりと覆ってくれるネックウォーマータイプは、もっともポピュラーなバイク用フェイスマスク。冬の厳しい寒さに対する保温効果や防風効果はもちろん、夏の強い日差しによる日焼けから身を守ってくれるなど、その用途も多彩です。

防寒を目的とするならフリース素材のように保温効果の高いものや保温効果と防風効果を兼ね備えるネオプレーン生地を採用したもの。夏場は速乾吸収や接触冷感性のあるものを選ぶとより快適です。

ウイルス対策なら高機能フィルター付きがおすすめ

砂埃や花粉など、粒子の大きな物質なら通常のバイク用フェイスマスクである程度キャッチすることが可能です。しかし、PM2.5やさらに微細なウイルスを防ぐのは難しい一面もあります。

バイク用フェイスマスクの中には、PM2.5やウイルスの吸入リスクを低減する高機能フィルターを備えたものも存在していますので、より強力な対策をしたいなら購入を検討してみるとよいでしょう。

バイク用フェイスマスクおすすめ人気15選

以下では、ライダーにおすすめのバイク用フェイスマスク15製品を紹介します。各バイク用フェイスマスクの特徴やスペック、価格を比較しながら、購入するバイク用フェイスマスク選びの参考にしてください。

おすすめ1. ヨシムラ 3D フィットマスク

柔らかく伸縮性に優れるポリエステル素材とポリウレタン素材を採用した3D立体型のバイク用フェイスマスク。耳への負担も少なく、長時間の着用も快適です。

3層構造で花粉やホコリを強力にキャッチできるほか、洗濯にも対応。3枚セットで販売されているため、通勤・通学など使用頻度の多いライダーにおすすめです。

おすすめ2. フォックス フェイスマスク

調整可能なアジャスタブルエラスチックバンドを使用することで体格や骨格に関係なくジャストフィットする半面マスク。洗濯による繰り返し利用も可能で冷感効果と吸湿効果によってマスク内の蒸れも最小限に抑えることができます。

選べるカラーバリエーションは、ソリッド ヒーサーグレーとソリッド ブラックの2色となっています。

おすすめ3. RSタイチ RSX159 クールライド フェイス マスク

接触冷感機能をはじめ、速乾性能や優れた通気性を兼ね備えたバイク用フェイスマスク。発汗による不快な蒸れを防ぎ、さらりとした肌触りを実現しています。

凹凸が少ないフラットな縫製によって付け心地も良く、ヘルメットの脱着もスムーズ。UVカット機能も備えているため、真夏のライディングにおける日焼け防止効果も期待できます。

おすすめ4. コミネ AK-324 クールマックスRマルチマスク

優れた蒸散効果を備えるCOOLMAX素材を採用し、接触冷感や速乾といった夏のライディングに求められる基本性能を持つフルフェイス型のバイク用フェイスマスク。

フルフェイス以外にも、頭部のみ、ネックチューブ、マスクといった具合にひとつで数役こなせるのも大きな特徴です。

おすすめ5. コミネ AK-327 ウインターウォームマルチバラクラバ

軽くて薄い生地を採用しながら高い保温効果を誇る冬用のバイク用フェイスマスク。裏地には肌触りの良いフリース素材を採用することでより温かみを感じる仕様となっています。

伸縮性に優れた素材が採用されており、フルフェイスとして使用できるほか目元に大きく空いたスペースに頭を通せばネックチューブとして使用できるなど、乗車する季節やシーンに合わせて自由にスタイルを選ぶことができます。

おすすめ6. ホンダ ライディングギア Honda ロゴマスク

ホンダのロゴがプリントされた半面のバイク用フェイスマスク。肌触りの良い日本製のポリエステル生地を採用することで着用時のストレス軽減が図られています。

選べるカラーはブラックとホワイトの2色で、それぞれS,M,L の3サイズをラインナップ。日常生活の身近な存在となったマスクをバイク同じブランドで揃えたいライダーにおすすめです。

おすすめ7. ダートフリーク フェイスマスク ZETA／DIRTFREAK

何度でも洗って繰り返し使えるウレタンファイバー採用のバイク用フェイスマスク。伸縮性にも優れ、フェイスラインにぴったりとフィット。花粉やホコリの吸入リスクを大幅に低減してくれます。

また、静電気が発生しにくいのも特徴の一つで、精密機器を扱うことの多い通勤ライダーにもおすすめです。　

おすすめ8. RSタイチ RSX158 クールライド フルフェイス マスク

接触冷感に加え、速乾性と優れた通気性を兼ね備えるバイク用フェイスマスク。素早く汗を拡散させ、走行風を受けることで気化熱冷却を行ってくれるため、夏の通勤・通学やツーリングも快適。

フェイスマスクを装着することでヘルメット内に汗や皮脂の付着が防げるメリットに加え、抗菌防臭処理が行われているため、発汗による嫌なにおいを防ぐこともできます。

おすすめ9. コミネ AK-071 ネオプレーンフェイスウォーマー

優れた耐寒性やクッション性、耐摩耗性を持つことからウェットスーツにも採用されるネオプレーン素材を採用したネックウォーマータイプのバイク用フェイスマスク。

肌と触れる内側にはフリース素材を採用することで心地よい肌触りを実現。優れた保温性と防風性能で冬のライディングを快適なものとしてくれます。

おすすめ10. コミネ AK-046 ネオプレーンフェイスマスク

ウェットスーツに採用されるネオプレーン素材を採用しながら、税込みで1000円以下というリーズナブルな価格を実現した半面タイプのバイク用フェイスマスク。

縫い目も少なく顔にジャストフィットする形状となっているので装着感も良く、ヘルメットの脱着もラクラク。防寒効果もあるため、冬のライディングにおすすめです。

おすすめ11. デグナー モトマスク

洗って繰り返し使える生地を採用したバイク用フェイスマスク。マスクの内側と外側は耐久性に優れたポリエステル、内部はコットンを2重に使用した4層構造で花粉や砂埃をシャットアウトしてくれます。

耳に接する部分には、ストレッチ性に富んだトリコット生地を使用することで装着による蒸れや不快感を軽減。美しい和柄のデザインは全10種類から選べます。

おすすめ12. RSタイチ RSX164 防風 3D フェイスマスク

首周りの防寒性能をもたせつつも半面タイプのように顔の輪郭にジャストフィットするよう3D加工されたフェイスマスク。装着感も自然でヘルメットの脱着も違和感なく行えます。

防風と透湿を両立した3層構造を採用しており、走行風の侵入を防止。厳しい冬の寒さを和らげてくれます。

おすすめ13. コミネ AKC-308 フリースフェイスマスク

肌触りがよく保温性にも優れるフリース素材を採用したバイク用フェイスマスク。滑らかな質感は普段の使用感はもちろん、ヘルメットの脱着もスムーズに行えます。

装着したまま口元を開けられるように加工されているため、息苦しさを感じたり息が上がったりした場合はもちろん、飲み物を飲むときなどの対応もラクラク。

おすすめ14. ゴールドウィン 光電子フルフェイスウォーマー（メンズ）

人体の皮膚が発する遠赤外線を活用して保温する同社の特許技術「光電子」を採用したフルフェイスタイプ。ライダーが最も快適と感じる体温域を保持して自然な暖かさを持続してくれます。

また、水分と共振・共鳴することで水分を細かく分散させる作用を持つ遠赤外線の作用を活かし、汗などの水分を素早く蒸発させてくれるため、いつでも、さらさらと心地よい肌触りを保ってくれます。

おすすめ15. ホンダ ライディングギア Honda エアバルブマスク

口元の左右に取り付けられたバルブを通して呼気を排出させることで優れた通気性を備える。メガネが曇りにくいのも大きな特徴です。

高機能フィルターは交換式なので衛生的。花粉や黄砂などの砂埃が舞う季節の通勤・通学、ツーリングにもおすすめです。

バイク用フェイスマスクおすすめ製品の価格比較表

【Q&A】バイク用フェイスマスクについて多い質問

以下では、バイク用フェイスマスクについて多い質問・疑問に回答します。

Q. 夏に装着すると暑くならない？

暑いシーズンのライディングはヘルメットの中が蒸れやすく、熱もこもりやすいためバイク用フェイスマスクの利用を躊躇するライダーも少なくありません。

しかし、接触冷感タイプなら装着していた方がむしろ涼しく感じられるほか、吸水速乾タイプなら汗を吸い続けてサラサラな状態を保ってくれるため、降車したときの不快感も解消。女性ライダーの化粧崩れも最小限に抑えてくれます。

Q. フィルター付きを選ぶ必要はある？

花粉や排気ガスなどをより強力に防ぐため、フィルターを装着した製品も存在していますが、フィルター効果が高くなればなるほど、通気性は悪くなり息苦しさを感じる可能性もあります。

砂埃や花粉といった粒子の大きなもの。排気ガスに含まれるPM2.5やウイルスなど微細なものの吸入を極力防ぐなど、何を防ぎたいのか目的を明確にして、できるだけ息苦しくならないものを選ぶのがおすすめです。

Q. 素材は何を選べばいい？

息のしやすさを大きく左右する通気性を重視するライダーは、コットン素材のマスクを選びがちですが、化学繊維を用いた製品の方が吸水性や速乾性、接触冷感などの効果が得られるので快適に過ごせます。

半キャップタイプなどのヘルメットやゴーグルとデザインが合わせやすい革製もありますが、こちらはスタイル重視でフィルター効果はあまり望めません。

バイク用フェイスマスクは口コミ・レビューも参考に購入しよう

防寒対策をはじめ、花粉や排気ガスなどの吸入リスクを低減するバイク用フェイスマスクですが、口元が触れるといった商品のため実際に試して購入するのが難しいギアとなります。

用途やデザインによって選ぶのはもちろんとして、実際に使用しているライダーの口コミやレビューを参考に使い勝手や耐久性などを判断し、購入の目安としてみましょう。

キーワードで検索する