アクティブDOT5.1ブレーキフルード……2640円(容量500ml)/主成分:グリコール系
油圧式ディスクブレーキを動作させるブレーキフルード(ブレーキオイル)は、ブレーキキャリパー内のピストンを押し出し(ブレーキ作動)、緩める(ブレーキ解除)仕事をしているのが特徴。
特に急激なブレーキングを繰り返すサーキットやスポーツ走行では、ブレーキフルードは高温となり、過酷な状況に晒される。これに加え、ブレーキパッドとローターの熱が伝わってブレーキフルードが沸騰すると、オイル内に気泡が生じてしまい、ブレーキを作動させても気泡が潰れるだけでピストンが動かずにブレーキが効かなくなる、なんて危険な現象も生じる。
一般的にスポーツモデルに多用されているDOT4の純正ブレーキフルードは、ドライ沸点230℃以上・ウェット沸点155℃以上を確保されているが……。
今回、アクティブからリリースされたDOT5.1ブレーキフルードは、ドライ沸点260℃以上・ウェット沸点180℃以上という高水準の性能を発揮。高沸点かつ低温流動性に優れているため、ABS車両、またサーキット走行をするバイクにも超おすすめの仕様となっている。
規格 | ドライ沸点 | ウェット沸点 | 粘度(-40℃以下) |
DOT5.1 | 260℃以上 | 180℃以上 | 900cst以下 |
DOT4 | 230℃以上 | 155℃以上 | 1800cst以下 |
同ブレーキフルードは、DOT4指定の車両に使用可能。なお、GALE SPEEDキャリパー及びマスターシリンダーへの充填時の動作性を社内試験済み。交換頻度は2年に1度(車検ごと)でOKだ(※使用状況によって短期間での交換が推奨される場合があり)。
このブレーキフルードは、品質に妥協のない信頼あるメイド・イン・ジャパン。吸湿性が低いため、メーカーによれば、OT4よりもダイレクトなブレーキタッチに変貌しやすいのがポイント。レーサーはもちろん、ブレーキング性能にこだわるスポーツ志向のユーザーは要チェック!