【福島県喜多方市】バイクで行きたいツーリングスポット|スキー場に咲く圧巻のひまわり

スノーホワイト一色で覆われるスキー場。モノトーンの景色が記憶に残るゲレンデも、夏に訪れてみるとその印象は大きく異なる。冬に見た銀世界が、見事なまでも色鮮やかな景色に一変。今回はそんな夏のシーンをとらえた徳永茂カメラマンの写真をお届けします。

PHOTO●徳永 茂(TOKUNAGA Shigeru)
編 集●近田 茂(CHIKATA Shigeru)

「夏」が感じられる景色もまた素敵

今回は“夏”を感じに行くスキー場の景色をお届けします。ラーメンで有名な「喜多方」から米沢へ通じる国道121号線を北上すると、11kmほど進んだ「熱塩加納町」から西側(左手)に折れ、県道で熱塩浄水場を経て、約5km進むと「三ノ倉スキー場」が現れる。磐越西線の喜多方駅からは約25分で行ける距離なので、猪苗代湖へ行った時はちょっと足を伸ばしてみるのも無理のない距離にあるからお薦めしたい。
白銀の世界しかイメージが無かったスキー場のゲレンデ一面が、鮮やかな黄色に輝く“ひまわり”で埋め尽くされる。現場に立つと、そのひまわり尽くしの光景は圧巻。ちなみに8月27日(日)までは「三ノ倉高原ひまわりフェスタ2023」が開催されているそう。もちろん会津盆地の景観も素晴らしい。もともとゲレンデなので駐車場やトイレも完備。ひとしきり美しい景色に癒されたなら、近くにある熱塩温泉に立ち寄るのも良い。また道中の121号線には道の駅「喜多の郷」があり、近くには喜多方市「蔵の湯」も楽しめる。もちろん定番は喜多方ラーメンで舌鼓というパターンが良いかも。ツーリングコースにお薦めな福島は施設充実で楽しみ方も豊富。春先からは菜の花、紫陽花。そしてひまわりが終わると秋桜へと移ろうので何度でも足を運んで見たくなる。

ゲレンデがひまわり色に埋め尽くされる景色は壮観

福島県喜多方市熱塩加納町相田北権現森甲857(JR磐越西線「喜多方」駅から車で約25分/約16km)

なだらかな傾斜面と眺望のきく高原の景色が清々しい。

会津盆地の眺め。近隣には温泉施設もある。もちろん喜多方ラーメンも。

季節や場所によって、菜の花や紫陽花を楽しむこともできる。
太陽を浴びる姿は逞しい。

一面の黄色い「ひまわり」からは元気がもらえる気がする。

どこかエネルギッシュな空気感が心地よい。

三ノ倉スキー場のホームページ
URL:https://www.sites.google.com/view/sannokura-area/
喜多方市のホームページ
URL:https://www.city.kitakata.fukushima.jp/

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著者プロフィール

近田 茂 近影

近田 茂

1953年東京生まれ。1976年日本大学法学部卒業、株式会社三栄書房(現・三栄)に入社しモト・ライダー誌の…