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D.I.D 専用スポークホイール(参考出品)装着車 ※ホイールの発売時期/価格等は未定
リムは純正と同サイズ。しかもアルミ削り出しで完全チューブレス化
「D.I.D(大同工業)」ブースでは、ノーマルのキャストホイールからスポークホイールにカスタマイズされたZ900RSを展示。Z1やZ2をイメージさせる、レトロなイメージの足元に仕上がっているのがポイントだ。
D.I.Dでは2023年、Z650RS専用のチューブレス型スポークホイールを発売して人気を獲得。「Z900RS専用もリリースして欲しい!」というユーザーの声を受け、市販化に向けた開発が進められている。
Z900RSに装着されたこのホイールは、Z650RS専用と同じチューブレス型で、クロススポーク方式のステンレス製スポークを採用。ニップルは防錆が施されたスチール製とし、スポークホイールに必要なメンテナンスの手間を削減。ホイール径とリム幅は、Z900RSのスタンダードと同寸のF3.50-17・R5.50-17に設定。
このホイールのポイントは、純正サイズのチューブレスタイヤが履ける=高性能なハイグリップタイヤも選択できること。またZ650RS専用と同様、大掛かりな加工なしで、純正のブレーキ周りやリアスプロケット周りなどの純正パーツが装着できること(リリース時は異なる場合あり)。
東京モーターサイクルショー2024では、カワサキZ650RS専用スポークホイール「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」を装着したデモ車も登場。現在発売中のゴールドに加え、試作のシルバーとブラックも展示された。
ウッドストック モノショックからツインショックに“回帰”したストリートカスタム
自社パーツでセパハン化! シート・カバー類・マフラーはワンオフを駆使
オリジナルのバイクパーツの製造・販売に加え、ロードレース活動も積極的に行うカスタムショップ「ウッドストック」がプロデュースした、往年のZ2カスタムを彷彿させるZ900RSのストリートカスタム。
旧型Zのイメージを引き出すため、スイングアームをワンオフ製作してツインショック型に変更。2本のリアショックを固定するため、フレーム補強も実施済みだ。
後方アップ型の集合マフラーは、Kファクトリー製エキパイにワンオフのテールパイプとサイレンサーを組み合わせ。テールカウル下にレイアウトしたサイレンサーは、箱型ながら2個所の丸型エンドを設けたユニークかつ個性的なフォルムにデザインされている。
ガソリンタンクは真空機械圧縮によるカーボンコーティングを実施。シングルシートとシートカウルはワンオフ製作。アルミ削り出しのサイドフレーム&アンダーフレームはワンオフのプロトタイプだが、製品ラインナップ予定。
ハンドルとステムはウッドストック製の「セパレートハンドル + ステム上下セット ノーマルフォーク用」を装着。ステムはジュラルミンA2017の塊を、時間をかけて削り出し製作。ステムの裏側(下側)は剛性を保持しつつも軽量化のため、肉抜き加工を実施。
主要スペック
製品名 | 価格(円/税込) |
セパレートハンドル + ステム上下セット ノーマルフォーク用 | 286,000 |
セパハンキット用 スウェッジライン 基本セット(マスター~左右キャリパーまでのセット) | 34,100 |
サンスター OMEGA フロントディスクローター | – |
フロント クロモリアクスルシャフト | 52,800 |
ピボット/リア クロモリアクスルシャフト | 66,000 |
サイドフレーム&アンダーフレーム アルミ削り出し | 発売予定 |
SANTA BIKE×サンスター 220mm リアディスクローター | – |
リアディスク ブレーキキャリパーサポート | ワンオフ |
ツインショック型スイングアーム ※フレーム補強 | ワンオフ |
ガソリンタンク 真空機械圧縮カーボンコーティング | ワンオフ |
特注シングルシート | ワンオフ |
バッテリーケース アルミ削り出し | ワンオフ |
エンジンハンガーキット タイプ2(シルバー) 左右4点 | 66,000 |
ライディングステップ | 100,324 |
リアマスターシリンダーステー | ワンオフ |
ライセンスプレートホルダー フェンダーレスキット ブラック | 41,800 |
フロントスプロケットカバー シルバー | 41,800 |
マフラー | ワンオフ |