カワサキZ650RSを旧車の雰囲気にする方法→スポークホイール化!リムは純正と同サイズ&アルミ削り出しで完全チューブレス化【D.I.D】|大阪・東京モーターサイクルショー2023

専用のスポークホイールでカスタマイズされたカワサキZ650RS。
水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブ649ccエンジンを搭載したカワサキのレトロスポーツモデル・Z650RS。ドライブチェーンのトップメーカーとしても知られる「D.I.D」から、レトロテイストを表現する先進のZ650RS専用スポークホイールが新登場。純正キャストホイールとほぼ同等に軽量化されたこのホイールは、味のある外観に加え、スポーク型ならではのしなやかな乗り心地に仕上がっている。
PHOTO&REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
D.I.D https://didmc.com/

D.I.D カワサキZ650RS専用スポークホイール「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」

フロント用:15万9500円(税込) 品番:702F/リア用:19万2500円(税込) 品番:704R ※2023年7月発売予定

ホイール径とリムサイズは純正ホイールと同寸に設計。フロントは17×350、リアは17×450。
リム部分は豪華なアルミ削り出し。リムのカラーはノーマルと同色のゴールド。スポークは錆に強いステンレス製。
「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」は純正のキャスト型に比べ、わずか300g増に抑制。
リムは最新のチューブレス機構断面構造を採用することで、完全チューブレスを実現。
ホイール径とリム幅はノーマルのZ650RSと同サイズとしているので、純正と同サイズのタイヤが選択可能。
ノーマルのカワサキZ650RS。スポークホイールを意識したキャストホイールを装備しているのが特徴。
1976年(昭和51年)に登場したカワサキZ650。空冷4ストローク直列4気筒DOHC 2バルブ652ccエンジンを搭載。最高出力は64ps/8,000rpm、最大トルクは5.8kg-m/6,500rpm。

スポークホイールで兄貴分の「ザッパーZ650」に近付ける

純正のキャスト型に比べ、わずか300g増に抑制

カワサキZ650RSは1976年(昭和51年)に発売された、空冷4ストローク直列4気筒652ccエンジンを搭載した「Z650」をイメージしてデザインされたモデル。Z650は風を切る擬音「ZAP(ザップ)」にちなみ、愛称「ザッパー」と呼ばれて人気を獲得。Z650は4気筒エンジンだが、弟分のZ650RSは細身でシンプルな2気筒を採用しているのが特徴だ。

「D.I.D」から発売予定の「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」は、キャストホイールを装備したカワサキZ650RSをスポークホイールにカスタマイズできる、Z650RS専用のアイテム。

一般的にスポーク型は構造上、キャスト型よりも重量がヘビーになりがち。一方「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」は純正のキャスト型に比べ、わずか300g増に抑制。純正キャストホイールとほぼ同等に軽量化されたこのホイールは、昔ながらのレトロな外観に加え、スポーク型ならではのしなやかな乗り心地を実現している。

リム部分は豪華なアルミ削り出し。最新のチューブレス機構断面リムの採用で、完全チューブレスを実現した。なおリム幅はノーマルのZ650RSと同じサイズとしているので、純正タイヤと同サイズが選択可能だ。

スポークは錆に強いステンレス製を採用。性能面を犠牲にせず、レトロな外観が獲得できるZ650RS専用の「SPOKE WHEELS TypeC(クラシックチューブレス)」は2023年7月発売予定。D.I.DではZ650RS用に加え、Z900RS用の発売も予定している。

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