モンキー125の生産国でもあるタイ。ホンダの現地法人であるタイホンダは、モンキー125やスーパーカブC125、ダックス125やCT125ハンターカブなどのモデルを、カフェやカスタムパーツ&アイテムショップ併設の「Cub House(カブハウス)」という専売店のみで販売。日本とは異なる、新たな戦略を推進しているのが特徴だ。
Cub Houseでは毎年、カラフルでユニークな特別仕様車を発売。写真は1980年代中盤、輸出モデルのZ50Rや国内のオフロードモデル・XLX250Rなど、ホンダのオフロードモデルに採用されていた赤×青×黄のカラーリングを施した「MONKEY Z125R SPECIAL EDITION(モンキー Z125R スペシャルエディション)」。
ガソリンタンクにはウイングマーク入りのHONDAロゴ。ヘッドライト上には赤×黄のウインドシールドを採用。左サイドカバーにはゼッケンプレートをイメージしたイエローを配色。マフラー側の右サイドにはイエローの丸形ゼッケンプレートを配置。シートはブルーカラーに彩られ、サイド部には「Z」の文字をアレンジ。
タイでの発売価格は、標準モデルが9万9700バーツ(日本円換算で約42万円)。一方、モンキー Z125R スペシャルエディションは11万3000バーツ(約48万円)で、専用デザインのヘルメットも付属。