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絶版後もカスタムベースとして超人気! ヤマハSR400/500
空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブエンジンを搭載し、鼓動感やオートバイ然としたスタンダードなスタイリングで人気を博したヤマハのロングセラーモデル、「SR400」と「SR500」。“ビッグシングル”と呼ばれたSRの魅力はたくさんあるが、人気を得た最大のポイントは、やはりカスタムの自由度。絶版となった現在でも、カスタムベースとして支持されている。ここではロー&ロングスタイルに仕上げた、アメリカンカスタムをご紹介しよう。
ベース車両:ヤマハ SR400(1985年) 製作:BRAT STYLE TOKYO
会場内では数あるSRカスタムの中でも、一際注目を浴びていたオフロードスタイルの一台。SR400/500の母体となるオフロードモデル・XT500をイメージさせるフォルムが特徴だ。小径ベーツライト、オフ車用フォークブーツ付きフロントフォーク、アップ型フロントフェンダー、ブロックパターンタイヤ、アップマフラーという定番の構成だが、個性的なカラーリングや優れたトータルバランスで注目度抜群のフォルムを獲得。
ベース車両:ヤマハ SR400 製作:MOTOER ROCK
バイクカスタムはもちろん、オリジナルパーツの製作&販売も行う「MOTOER ROCK」が手掛けた、レトロなストリートカフェスタイルのSR400改。コンパクトなティアドロップ型ガソリンタンク、ベーツライト、ローポジションのセパレートハンドル、カスタムシート、シーシーバー、ダウンアップ型マフラーなどでカスタマイズ。オリジナルのSR400/500専用バックステップ「MID-HIGH STEP KIT」にも注目。
ベース車両:ヤマハ SR400 製作:296 JAPAN
SR400をベースにしたダートトラック仕様のカスタム。アップ型バーハンドル、オフ車用フォークブーツ付きフロントフォーク、アップ型フロントフェンダー、ブロックパターンタイヤなどでワイルドなフォルムにカスタマイズ。随所にメッキパーツを盛り込むなど、豪華さも盛り込んでいる。
ベース車両:ヤマハ SR500 製作:HAVEFUN!!
ガソリンタンク・シート・サイドカウル・テールカウルが一体となった流れるような「トレイシー・ボディ」にカスタマイズしたダートトラッカー仕様。外装類やフレームはシックなイメージにペイント。ビッグシングルエンジンはボディカラーに合わせてブラックアウト化。ダートトラッカー仕様の同車はフロントブレーキをレス化し、リアブレーキのみディスクブレーキでカスタマイズ。