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ドゥカティもアウディの傘下でコラボモデルを発表済み
本田技研工業(ホンダ)・日産自動車(日産)・三菱自動車(三菱)の3社が経営統合に向けて歩み出した。
2024年12月23日、ホンダと日産は、経営統合に開始することに合意し、同日付けで共同持ち株会社設立による経営統合に向けた検討に関する基本合意書を締結したと発表した。
また、三菱も今回の経営統合に関して参画・関与し、シナジーを享受する可能性について検討することに合意し、3社で覚書を締結したという。
ホンダと日産は、2024年3月15日に、自動車の知能化と電動化に向けた戦略的パートナーシップに関する覚書を締結している。今回の発表は、その段階を飛び越えたもので、同会社となることを意味している。
合弁が実現した場合、全体での売上高30兆円・営業利益3兆円を超えるモビリティカンパニーが誕生することになる。
気になるのはバイクへの影響だが、今回の発表ではその点には触れられていない。
海外の例をみると、イタリアのドゥカティは、実はアウディの子会社だ。アウディはフォルクスワーゲングループの一員のため、ドゥカティはVWの一員という立場となっている。ちなみに両車がコラボレーションしたバイクを発表したこともある。
ホンダ・日産の合弁で二輪は中に浮いたような印象も受けるが、海外のこの例を見れば、自動車の企業グループがバイクメーカーを持つことは珍しくはない。
ホンダ・日産の合弁が二輪部門を独立させるかどうかは未知数だが、少なくともバイクの生産をやめてしまう可能性はゼロに近いだろう。むしろホンダと日産がコラボしたバイクを見てみたくもある。
日産には、「GT-R」というスーパーカーがある。「CBR1000GT-R」のようなコラボモデルができるようなシナジー関係の構築を、バイクの視点からは期待したい。
充電式のポータブル空気入れ
カスタムジャパンは、小型電動空気入れ「スマートエアーマルチポンプ SAP2000」を発売した。価格は5980円。バッテリーを内蔵したポータブルタイプで、本体サイズは縦146×横77×幅45mm・重量470kgと小型軽量。バイクでの使用を前提に開発され、ツーリングバックの片隅に忍ばせておくことができる。空気圧を任意に設定すれば、その値で自動ストップがかかる仕組み。本体にホースやアタッチメントが付属し、他に持ち運ぶものは不必要だ。充電はUSB Type-Cに対応している。最大圧力は150psiなので、自動車にも空気を充填できる。
カワサキとSHOEIがコラボ
カワサキモータースジャパンは、SHOEIとのコラボレーションモデル「カワサキ X-Fifteen エスカレート」を発表した。2025年1月8日よりカワサキプラザで予約を受け付ける。価格は9万5700円。「X-Fifteen」は、SHOEIの最高峰のスポーツモデル。ライダーの保護はもちろん空力性能を追求したことにより、高速度での頭部が安定し、よりライディングに集中することができる。今回のコラボモデルは、カワサキらしいグリーンとカーボン調を組み合わせたグラフィックとなっている。
オートバックスで電動キックボードの取り扱いを開始
ブレイズは、オートバックスの一部店舗において、電動キックボードの取り扱いを開始した。販売するモデルは「KICKBOARD EV Liteモデル」。特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードとなる。価格は税込11万8800円。ハンドルを根本から折りたたんで持ち運ぶことも可能だ。店舗によっては試乗可能だが、事前に電話などで確認してほしい。
月々4900円から電動キックボードなどが買える
ブレイズは、「ゼロ金利キャンペーン」を実施する。期間は2025年1月7日〜2月18日までで、ブレイズが取り扱う二輪・四輪の全製品が対象となる。ゼロ金利は最大24回まで利用可能。「キックボードEV」であれば月々4900円台〜、跨るタイプの特定原付モデル「スマートEV」であれば月々9900円台〜購入することができる。ちなみにローンは三井住友カードバイクローンを利用する。