インディアン・モーターサイクル、SPORT CHIEF RTカスタムコンテスト【First6】の開催を発表

アメリカを代表するパワースポーツブランド、米国ポラリス社はイタリアのヴェローナで開催されたMoto Bike Expoで、新たに発表された2025年型インディアン・スポーツ・チーフRTをベースにした『First 6』カスタムコンテストを発表した。
インディアン・モーターサイクル/SPORT CHIEF RTカスタムコンテスト【First6】の開催を発表

『First 6』カスタムコンテストとは?

アメリカを代表するパワースポーツブランド、米国ポラリス社(ミネソタ州)はイタリアのヴェローナで開催されたMoto Bike Expoで、新たに発表された2025年型インディアン・スポーツ・チーフRTをベースにした『First 6』カスタムコンテストを発表した。
一般投票によってベストを決める、クラブ・スタイル・カスタムの『First 6』コレクションは、ヨーロッパの中で厳選されたインディアン・モーターサイクル・ディーラーによって製作され、インディアンディーラーの持つアーティスティックなクラフツマンシップを大いに発揮するものだ。
新型スポーツ・チーフRTのアグレッシブなスタイル、ダイナミックなライディング・キャラクターをベースに、6つのディーラーがRTのパフォーマンス・クルーザーにユニークで斬新なデザイン、美しいカスタムのフィニッシュ、クリエイティブな創造性で作り上げた。
カスタムビルダーであり、インディアン・モーターサイクルのデザイン・ディレクターでもあるオラ・ステネガルトにとって『First 6』は、ファクトリーデザインチームの重要な原則である「カスタムすることが鍵なんだ」というテーマにつながる、とても情熱的なプロジェクトだ。

ステネガルド氏のコメント:
インディアン・モーターサイクルのデザイン・ディレクター

「デザインをする際には、常にカスタムのことを念頭に置いて、製作するバイクができる限り扱いやすいものになるようにしています。『First 6』はまさにそのプロセスの成果であり、いつものように、その結果には本当に驚いています。特に、ディーラーが選定プロセス中に提示したスケッチからこれらのバイクを作成するのにかかった時間が非常に短かったことを考えると、なおさらです。」
「塗装のレベルは別次元で、クローズアップしたディテールは驚異的です。見るたびに、それぞれのカスタムビルドに新しい発見があります。」とステネガルドは述べます。

各ディーラーは、ベースの スポーツ・チーフRTを手に入れてから、完成したClub Styleのカスタムをヴェローナ ショーに運び込むまでわずか6週間しかなく、そのようなプレッシャーの中で立派に仕事をやり遂げる実力があることを証明した。
『First6』スポーツ チーフRTカスタムコンテストはそのレベルの高さゆえに、優勝者を選ぶ一般投票は接戦になりそうだ。
投票は2月11日(火)まで行われ、優勝バイクは2月13日から16日までフランスのリヨンで開催されるSalon Du2 Rouesショー(リヨンモーターショー)で発表される。

コンテストの投票リンク: https://bit.ly/indianmotorcyclertcontest

“First 6” SPORT CHIEF RT Customs

【AMERICAN GRAFFITI】 Indian Motorcycle Praha, Czech Republic

【AMERICAN GRAFFITI】 Indian Motorcycle Praha, Czech Republic

2013年からブランドを代表するIndian Motorcycle Prahaは、現代におけるヨーロッパ初のIndian Motorcycleディーラーの1つであり、1920年代に最初のディーラーであるFrantisek Marikが 6,500台以上のオートバイを販売したプラハの偉大な伝統を引き継いでいる。
チーム全員がレーサーであり、アドレナリンスポーツを愛する彼らのカスタムのインスピレーションはアメリカのレースシーンにしっかりと根ざしており、アメリカのレース文化の世界について彼らが愛するすべてのものを讃えるためにバイク全体とフレームをペイントすることを決めたそのとき、チームは「アメリカングラフィティ」という名前をすぐに思い浮んだのだ。

【BASTARD】 MotoStrada Porto, Portugal

【BASTARD】 MotoStrada Porto, Portugal

MotoStrada Port は2015年からIndian Motorcycleの専売ディーラーであり、チームは顧客との関係をより親密にし、ライダーと同じ深い情熱であるカスタマイズを共有することに誇りを持っている。インディアン モーターサイクルのパフォーマンスとレーシングDNAにインスピレーションを得て、チームはキング オブ バガーズやスーパーフーリガン レーサーを彷彿とさせる造形を選択し、純正のアクセサリーやパーツをできるだけ多く使用しながら、スポーツ チーフ RT の持つストリート レーサーのスピリットを表現できるよう努めた。

【HODA KEY】 Styrian Motor Cycle, Austria

【HODA KEY】Styrian Motor Cycle, Austria

Styrian Motor Cycle(南オーストリア)のオーナー、マルクス・クラッサー氏は、2013年からインディアンブランドと関り、現在のヨーロッパにおける初期のディーラーの1つだ。バイクに情熱を注ぐマルクス氏は、カスタムのインスピレーションを毎日得ていると言う。
Styrian Motor Cycleのチームは、Indian Motorcycleの歴史と、長年にわたるブランドの進化に関する経験からインスピレーションを得ました。Club Styleを基盤とするHoka Keyは、Sport ChiefRTのすっきりとしたシンプルなラインと、力強いメカニカルなVツインデザインを強調した。

【NO COMPLY SOCIETY】 Krazy Horse, United Kingdom

【NO COMPLY SOCIETY】 Krazy Horse, United Kingdom

1995年から英国に拠点を置くKrazy Horseは、ビンテージVツインから世界最高級のカスタム インディアン モーターサイクルまで、30年以上にわたってバイク カスタム カルチャーで欠かせない存在となっている。
No Comply Societyは、バイクや車の世界からクラブ シーンまで、あらゆるカテゴリーのカスタム カルチャーにインスピレーションを受けているが、バイクとアートの世界のさまざまな要素に独自のひねりを加え、それらにリスペクトしたデザインとなっている。

【THE QWETCHER】Biker Syndicate, Switzerland

【THE QWETCHER】 Biker Syndicate, Switzerland

Biker Syndicate は1992年からスイスのローザンヌに拠点を置き、2014年にIndian Motorcycleディーラーに加わった。スイスのライダーのニーズを満たすことに継続的に成功し、2019年にクリシエに新しい拠点を開設した。
Qwetcherは、バイカー シンジケートの本拠地であるスイス、ヴォー州に敬意を表しています。ヴォー方言で「qwetcher」は「つぶやく」という意味で、真の愛国者であることへの誇りを反映する言葉だ。彼らにとって、Qwetcherは、バイクがバイカーに対し、その歴史と個性をつぶやくように、ささやきや小さな音で生き生きと響くその音を届ける。控えめながらも表現力豊かな存在感で、どこまでも続く道の自由な精神を、聞く人にその振動とともにささやく。

【TOP FUEL】Indian Motorcycle Metz, France

【TOP FUEL】Indian Motorcycle Metz, France

地元のバイクコミュニティの中心であるIndian Motorcycle Metzは、2017年以来、優れたカスタム作品を通じてIndian Motorcycleへの情熱的な取り組みを表現してきた。
Top Fuelは、その名前が示すように、NHRA、NASCAR、King Of The Baggersからインスピレーションを得ている。Indian Motorcycleが2024年のKing of the Baggersチャンピオンシップで優勝したことから、Indian Motorcycle Metzチームは、クラブ スタイルとレース バガーの感覚を融合させることにインスピレーションを得た。

Sport Chief RT に関する情報はこちら
https://109.gigafile.nu/0226-b673f115af659cce0023b80455a52a53d

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