MotoGPの登竜門「FIM MiniGP(ミニGP)」とは?

第1戦  筑波サーキット | 2025 FIM MiniGP Japan Series (Short)

「FIM MiniGP(ミニGP)」はロードレースの最高峰・MotoGPを始め、世界の有名ロードレースでの活躍を目指すキッズたち(10歳~14歳)を対象にした、テクニックが大いに勝負の決め手となる、バイクレースのエリート養成機関ともいえるワンメイクレース。

マシンはイタリアの「OHVALE(オーバーレイ)」が製造販売する、空冷4ストローク単気筒SOHC 160ccエンジン搭載の「GP-0 160 4-SPEED」。前後タイヤは専用のピレリ製10インチ径スリック、エンジンオイルはモチュールを使用。世界各地で開催中のFIM MiniGPは、マシン・競技規則・技術規則などを統一することで、世界中のキッズライダーたちに平等なプラットフォームを提供。

同レースは2021年にアルペ・アドリア、北米、フランス、アイルランド、イタリア、マレーシア、オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリスで開催。 2022年は新たにオーストラリア、オーストリア、インドネシア、カタール、そして日本が加入。2024年現在、参加国は世界53ヵ国に拡大し、登録ライダーは800人を超えた。

国内においてFIM MiniGPは、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の承認競技となり、日本では“ジャパンシリーズ”として2022年よりシリーズ戦を開催。ジャパンシリーズを主催するのは「株式会社P-UP World」、運営は「株式会社Moto-UP」。

2024年シリーズでは日本人初の世界チャンピオンが誕生!

FIM MiniGPは参加者の経済的負担を大幅に軽減。バイクレース=お金がかかるという既存の常識を取り払い、全国から才能のあるキッズたちを募るため、レーサーの裾野を広げているのがポイントだ。

レース車両や整備はすべて主催者がスタンバイ。これはポケバイからのステップアップ、またミニバイクに出場中のキッズライダーにも大きな魅力だろう。

5大会10レースの年間エントリー費は、マシン貸出&整備費・タイヤ1セット・保険料込みで33万円(ただし転倒時の修理費や補修パーツ費用は別途発生)。これが高いか安いかは、レース経験者なら即理解できるはず。

またラウンド毎の取得ポイントの合計により、年間ランキングを決定(MotoGPのチャンピオンシップと同じような形式)。シリーズチャンピオンには100万円、ランキング2位には50万円、ランキング3位には30万円の賞金が贈られる。

ジャパンシリーズ終了後、国内トップ3のライダーたちは、日本代表としてスペイン・バレンシアで開催される世界大会「FIM MiniGPワールドファイナル」の出場権を獲得。今度は世界各国のシリーズチャンピオンや上位入賞者たちと競い合う。

もしも世界大会で優勝すると、MotoGPを統括する「DORNA(ドルナ)スポーツ」の育成枠に入ることができ、「アジア・タレント・カップ」、「ヨーロッパ・タレント・カップ」、「レッドブル・ルーキーズ・カップ」などへの参戦も可能。仮にMoto3、Moto2、MotoGPへと昇格できなかった場合でも、国内の全日本ロードレース選手権等に参戦できるチャンスも与えられる予定だ。

2024年の「FIM MiniGPワールドファイナル」では、国立 和玖(くにたて わく)選手が日本人初となる世界チャンピオン。知識 隼和(ちしき はやと)選手が世界ランキング第6位を獲得した。彼らの今後の活躍にも注目したい。

「FIM MiniGP ジャパンシリーズ」のエントリー方法(2025年シーズンはスポット参戦のみ受付)や詳細は、下記「FIM MiniGP(ミニGP)公式サイト」を参照。

FIM MiniGP(ミニGP)公式サイト https://www.minigp.jp/

10~14歳が対象! MotoGPの登竜門「FIM MiniGP(ミニGP)」、年間エントリー費はマシン貸出&整備費・タイヤ1セット・保険料込で33万円

「FIM MiniGP(ミニGP)」とはロードレースの最高峰・MotoGPを主催する「FIM(国際モーターサイクリズム連盟)」とMotoGPを統括する「DORNA(ドルナ)スポーツ」が2021年、“Road to MotoGP(MotoGPへの道)”をスローガンに新設したキッズ向けの国際レース。参加対象年齢は10歳から14歳。2021年はアルペ・アドリア、北米、フランス、アイルランド、イタリア、マレーシア、オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリスで開催。 2022年は新たにオーストラリア、オーストリア、インドネシア、カタール、そして日本が加入。2024年現在、世界53ヵ国で開催され、登録ライダーは800人超。東京モーターサイクルショー2024ではFIM MiniGP公式採用のイタリア車「OHVALE GP-0 160 4-SPEED」などが展示された。 PHOTO&REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) FIM MiniGP(ミニGP) https://www.minigp.jp/ OHVALE JAPAN JAPAN(オーバーレイ・ジャパン) https://ohvale.co.jp/ ※注:記事中の内容・レース規定・数値等はすべて2024年シリーズに準じる

https://motor-fan.jp/bikes/article/107600

OHVALE GP-0 160 4-SPEED……83万9300円(税込)

イタリアのOHVALEが製造発売するFIM MiniGP公式の専用車両「GP-0 160 4-SPEED」。エンジンは空冷4ストローク単気筒SOHC 160cc。前後ホイール&タイヤは10インチに設定。ミッションはN→1速→2速→3速→4速の4速リターン(ボトムニュートラル)式を採用。

主要スペック

エンジンZS 160cc 4 speed, 4 Stroke
キャブレターDell’Orto PHBH 28 BD (dedicated setting)
ファイナルratio 35/16, Regina Chain Gold Series
マフラーsteel pipe, titanium Arrow silencer, ready for db killer
リアショックpiggy/back, Ohvale setting fully adjustable
フロントフォークΦ33mm upside down, CNC foot fork
スイングアームaluminium
ステップadjustable
ブレーキ-front J.Juan, radial caliper, 190mm disc
-rear J.Juan, floating caliper
ホイールOhvale design, front 2.50×10” / rear 3.00×10”
タイヤPirelli slick, developed for Ohvale GP-0 – 10”
F100/80-10 R120/80-10
外装fiberglass

OHVALE GP-0 110cc AUTOMATIC……69万6300円(税込)

ポケバイからのステップアップに最適な、ミッション操作不要のオートマチックトランスミッションを採用したモデル。エンジンは空冷4ストローク単気筒SOHC 110cc。

主要スペック

エンジンZS 110cc Automatic, 4 Stroke
キャブレターKF-PZ 19
ファイナルratio 32/17
マフラーsteel pipe, titanium Arrow silencer, ready for db killer
リアショックpiggy/back, Ohvale setting fully adjustable
フロントフォークΦ33mm upside down
スイングアームaluminium
ステップadjustable
ブレーキ-front Formula, monoblock radial caliper
-rear Formula, radial caliper
ホイールOhvale design, front 2.50×10” / rear 3.00×10”
タイヤPirelli slick, developed for Ohvale GP-0 – 10”
F100/80-10 R120/80-10
外装fiberglass

OHVALE GP-2 190cc EVO……108万200円(税込)

GP-0シリーズよりも大柄なため、大人も乗りやすくて楽しい、GP-0 160 4-SPEEDを進化させた本格的なレーシングマシン。前後ホイールは、前後10インチのGP-0シリーズよりも1サイズ大径の12インチに設定。エンジンはパワフルな空冷4ストローク単気筒SOHC 190cc。専用のロングフレームに加え、制動力に優れた4ポットΦ25ラジアル型キャリパー採用のフロントディスクブレーキを採用。Φ33mmのCNCフロントフォークは、Φ38フルアジャスタブルへのアップグレードも可能。

主要スペック

エンジンDaytona 190cc 4 marce, 4T
キャブレターDell’Orto PHBH 28 BD (dedicated setting)
ファイナルratio 36/17, Regina Chain Gold Series
マフラーsteel pipe, titanium Arrow silencer, ready for db killer
リアショックpiggy/back, Ohvale setting fully adjustable
フロントフォークΦ33mm upside down, CNC foot fork
Upgrade Φ38mm fully adjustable
スイングアームaluminium
ステップadjustable
ブレーキ-front J.JUAN, monoblock radial caliper 4xø25
-rear J.JUAN, radial caliper 1xΦ25
ホイールfront 2.50×12”/rear 3.00×12”
タイヤPirelli slick 12”
外装fiberglass