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「側車付軽二輪」に登録変更。一般公道でも合法的にタンデム(2人乗り)OK
写真は神奈川県横浜市にあるカスタムショップ「HVファクトリー」が製作した、2人乗り仕様のジャイロキャノピー。ベース車両は空冷2ストエンジン搭載を搭載した、パワフルな旧モデル(現行モデルは水冷4ストエンジン搭載)。
エンジンはマロッシ製ボアアップキットで、68ccに排気量アップ。2輪のリヤタイヤは、HVファクトリー製ワイドホイール・ワイド型ホイールスペーサー・ワイド型リヤフェンダーなどで、トレッド幅を460mm超に拡大。
これらに加え、タンデムシート、タンデムグリップ、タンデムステップ、強化型ショックをチョイスして、2人乗りも可能なタンデム仕様にカスタマイズされ、合法的にタンデム走行も可能。なお、普通自動車免許で運転可能だ。
4ストのジャイロキャノピーをベースに、ボアアップして、側車付軽二輪に登録変更されたこの車両は、原付一種にある30km/h速度制限、二段階右折義務、ヘルメットの着用義務などから解除(ヘルメットは安全確保のために被るべし)。
水冷4ストモデルをベースにした、53ccの側車付軽二輪仕様も開発中
旧型の空冷2ストエンジン搭載モデルのポイントは、水冷4ストエンジン搭載の現行モデルよりもパワフルでパンチのある走りが特徴。68ccにボアアップされ、さらなるパワーアップを実現した上記カスタムは、タンデム走行も余裕でこなせる1台に仕上がっている。
なお、HVファクトリーでは、現行モデルの水冷4スト49ccエンジン搭載車をベースに、オリジナルの「4スト用53ccボアアップキット」を装着し、側車付軽二輪に登録変更されたカスタムも開発中。こちらもパワーを微増し、タンデム走行がこなせる動力性能を獲得している。
スリーターのジャイロ系で二人乗りで出かけたい! という人は、HVファクトリーに相談してみよう。
こちらもタンデム仕様2スト車ベースタンデム仕様、黒もシブい!【税込75万円】
ブラックカラーにペイントされた、タンデム仕様のジャイロキャノピー。ベース車両は4ストエンジンよりもパワフルな、2ストエンジン車。
上記のイエローカスタムと同じく、エンジンはマロッシ製ボアアップキットで、68ccに排気量アップ。2輪のリヤタイヤは、HVファクトリー製ワイドホイール・ワイド型ホイールスペーサー・ワイド型リヤフェンダーなどで、トレッド幅を側車付軽二輪枠となる460mm超に拡大。
タンデムシート、タンデムグリップ、タンデムステップ、強化型リヤショックをチョイスして、2人乗りも可能なタンデム仕様にカスタマイズ。上記イエローのジャイロキャノピー改と同じく、合法的にタンデム走行が可能だ。なお、4ストの中古車ベースで製作した場合は85万円〜(税込み)となる。