目次
TOPIC 01 ボアアップから3か月、燃費はどうなった?
ここからは少し脱線し、JOGアプリオと燃費と、加速性能のお話です。
以前の記事では、ボアアップ前後、それぞれ300km程度走った結果(※満タン法で計測)が、28.5km/L→19.42km/Lにダウンとなっていたが、そこからさらに400kmほど走行。ボアアップ後700kmほど走っての平均燃費は21.05km/Lにやや改善。
ガソリン満タン(6L)で120kmくらい走る感じ。フューエルメーターのひと目盛りが20kmに相当し、1/2を指すと航続距離はあと60km、Eを指すとあと20kmという感じで、かなり把握しやすくなりました。
JOGアプリオ加速タイムをGPSロガーで計測してみた。
0→400mのタイムを比較
ボアアップしたJOGアプリオの加速があまりにも気持ちが良い! 過去に記事化したシャシーダイナモによる計測結果では、後輪出力が3割増し。これならワンチャンあるかも!と、排気量的には格上の4ストスクーターDio110(4スト110cc)との加速タイムを比べてみることに。
GPSロガー「デジスパイスIII」を使い、まずはDio110で停止状態からアクセル全開で400mを疾走。次にJOGアプリオで同様に計測しました。
●基礎知識 最高出力(諸元表値) JOGアプリオ(50cc):6.3PS/7000rpm Dio110:8.7PS/7500rpm 最高出力(後輪出力) JOGアプリオ(68cc):4.9 HP/7933rpm Dio110:6.0HP/8008rpm
実走の印象では、Dio110の立ち上がりがスローなので、JOGアプリオに分があるかと思ったのですが……。
結果は表の通り。
50m、100m、200m、300m、400mのすべてのセクションにおいて、Dio110の到達タイムの勝ち。
実走の印象では、Dio110の立ち上がりがスローなので、JOGアプリオに分あるかと思っていたのは気のせいのようでした。
ログデータをPCで読み解くと、85mあたりまではJOGアプリオがなんとか食らいついているような感じ。85m(59km/h)あたりから150m地点までJOGアプリオの速度はほぼ横ばいとなり、そこから負荷が消えたかのように、再び速度を伸ばし始める。Dio110が先に400m地点に到達し、JOGアプリオとは29mの差がついた。
JOGアプリオの良いところは、エンジンの美味しい回転数できっちりと変速させたセッティングの妙。7500rpmから9300rpmまで、速度の上昇に合わせてなだらかに上昇していく様はとにかく気持ち良く、Dio110に優っているとすら感じるほど。
最高速は73.95km/h。巡航速度の高い幹線道路でも問題なくクルマの流れに乗ることができるということに確証を持てました。
デジスパイスIII
44,000円
URL:https://dig-spice.com/jp/
サーキットでの走行ライン、ステアリングの切り方、ブレーキングのタイミングや、加速性能、最高速の測定ができるGPSロガー。自動車やバイクでのスポーツ走行やレースなどで活用されている。デジスパイスIIIは2021年に販売終了。2022年春に新型となるデジスパイスⅣが発売予定。