インドの次はタイ|ロイヤルエンフィールドが、タイで生産を開始。

1901年に英国で誕生した現存する世界最古のモーターサイクルブランド、Royal Enfield(以下、ロイヤルエンフィールド)は、世界有数の自動車生産拠点であるタイに専用の組立工場を設立し、部品を輸入して現地で組み立てる完全ノックダウン(CKD)生産をタイで開始したことを発表した。これにより、ロイヤルエンフィールドはインドのチェンナイにある3つの最先端製造拠点に加え、アルゼンチン、コロンビア、そしてタイに3つのCKD工場を保有することになる。
Royal Enfield
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 タイ中部のチャチューンサオ県に設立された新たな組立工場では、今月からHimalayan、INT 650、Continental GT 650の現地組立を開始するとともに、インドネシアやベトナムなど、東南アジア各国への配送拠点として稼働する。ロイヤルエンフィールドの歴史の中で、インド以外のアジア太平洋地域でモーターサイクルの組み立てと生産を行うのはこれが初めての事例となる。

ビマル・サムブリー氏コメント(アジア太平洋地域責任者)

 タイにおける新たなCKD工場の操業開始について、ロイヤルエンフィールドのアジア太平洋地域責任者のビマル・サムブリーは次のように述べている。
 「ロイヤルエンフィールドは、中型モーターサイクルセグメントの世界的な成⻑と拡大を目指して幅広く活動しています。ビジネスを成⻑させ、増加するモーターサイクル需要に対応するための戦略的な観点から、2020年にアルゼンチン、2021年初頭コロンビアに現地組立工場を設立してきました。そしてこの度、アジア太平洋地域では初めてとなるCKD組立工場がタイで操業を開始しました。これは、私たちのアジア太平洋地域に対するコミットメントと市場の可能性を示すものであります。タイの新たな工場設立によって、アジア太平洋地域の高まる需要に効率的に対応するとともに、東南アジア市場へのハブになることを期待しています。」

 アジア太平洋地域で大きな成⻑を遂げたロイヤルエンフィールドは、現在、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国などの市場で、プレミアムなミッドサイズモーターサイクルセグメントのトップ5ブランドにランクイン。アジア太平洋地域ではモーターサイクルの消費者が急増しており、小売店のネットワークも充実していることから、新しい現地組立工場の稼働により、アジア太平洋地域でのビジネス成⻑をさらに加速することを目指している。

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