リアの両サイドにバッグをレイアウトし、利便性の高さと重量感を獲得。

 ホンダ レブル1100は今時の流行であるボバーテイストのスタイルを取り入れたビッグクルーザー。レブル1100のポイントは、クルーザーの中にスポーツライディングも楽しめるアクティブさ秘めているところ。基本的なキャラクターは弟分のレブル250やレブル500と似ているものの、アフリカツイン譲りのパワフルなパラレルツインエンジンを搭載するレブル1100は、250や500とは一線を画す、力強さと上質さを獲得しているのがポイントだ。

ノーマルのホンダ レブル1100。価格は110万円(税込)。DCTモデルは121万円(税込)。
ホンダ レブル1100は水冷4ストローク直列2気筒SOHC4バルブ1082ccエンジンを搭載。最高出力は87馬力。
ステンレス製のラジエターコアガードでエンジン前の存在感をアピール。

 ロードレースでも活躍するバイクパーツメーカー「モリワキ」がプロデュースした写真のレブル1100は、ワンポイントアクセントの効いたパーツ群をコーディネイトし、存在感を大幅にアップ。ヘッドライト上にはセミスモークタイプ(ブラック、ウエットカーボンもあり)のメーターバイザーをチョイスして、個性溢れるフロントマスクにアレンジ。

右2本出しマフラーは、パイプ:ステンレス・サイレンサー:ステンレス・ヒードガード:アルミのブラックカラータイプ。

 リアビューを引き立てるマフラーは、右2本出しタイプに変更。このマフラーは、スラッシュカットエンドのBLACK小径サイレンサーを採用し、リア&サイドビューを引き締め、圧巻の力強さと迫力を演出。サイレンサーにはモリワキロゴを1本1本レーザー印字し、高級感漂う雰囲気に仕上げている。

 同マフラーはエキパイを純正のΦ35mmからΦ38mmへとサイズアップし、管長を長くして、軽快な吹け上がりと高回転域の伸びを両立。中回転域のトルクピークを重点的に強化し、スムーズなライディングを可能にしている。

 また、大容量キャタライザーの搭載で、令和2年排ガス規制(EURO5相当)をクリア。サイレンサーは小径ながらも、モリワキ独自の消音システムにより、厳しい騒音規制に対応しながら鼓動を感じるクリアなサウンドを実現。

高剛性アルミ合金製を採用したブラケット・ステップバー。

 ブラケット・ステップバーは高剛性なアルミ合金製とし、純正のステップガードとボルトオンで交換可能。車体を足でホールドできるよう大型化し、操作性を高めているのが特徴だ。

 また、細部まで削り込み、剛性と軽量化を両立。表面の彫り込み加工は適度なグリップ感を得られつつ、ライディングシューズへダメージを与えないシンプルなパターンを採用。ブラックアウトされたエンジン周りとよく馴染む、ブラックアルマイト仕上げとしているのも見逃せないところ。

 低さを強調するバーエンドミラー、転倒時に車体を守るエンジンガード、ツーリングなどで重宝するリアサイドバッグなどを組み合わせ、ノーマルを凌ぐ実用性の高さと存在感を獲得している。

モリワキ ホンダ レブル1100 主要諸元

アイテム品番商品名材質価格
マフラー01810-401T5-00FullExhaust CROSS TWIN BLACKパイプ/ステンレス・サイレンサー/ステンレス・ヒードガード/アルミ22万円
ラジエターコアガード01911-201T5-00Radiator Core Guard SILVERステンレス1万8150円
メーターバイザー06130-2A1T5-S0METER VISOR KIT セミスモーク樹脂/スチール1万9800円
マスターシリンダーキャップ45513-201G1-G0MASTER CYLINDER CAP LARGE Ti Goldアルミ4950円
オイルフィラーキャップ01561-211K2-G0OIL FILLER CAP M20xP2.5 クラウンタイプ Ti Goldアルミ3850円
シートカバー77100-201T5-BGSeat Cover Main GRAY/BLACKPVC1万4300円
フレームホールプラグ09085-201T5-G0FRAME HOLE PLUG Ti-Goldアルミ6050円
ブラケット・ステップバー05066-2B1S5-00BRKT,STEP BAR D8 SET BLACKアルミ5940円
ステップホールドプレート05067-201T5-00STEP HOLD PLATEアルミ1万6500円
レブル1100が人気の理由|装備や質感を考えると、1100cc/121万円は激安、爆安!

ルックスは現代の流行を取り入れた、ボバーテイストのクルーザー。ただしレブル1100は、スポーツライディングが楽しめるバイクなのだ。基本的なキャラクターは、すでに市場で好評を得ている弟分と似ているものの、アフリカツイン譲りのパラレルツインを搭載する長兄は、弟分とは一線を画する上質さを獲得していた。 REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko) PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

https://motor-fan.jp/bikes/article/10507/
シフトチェンジが不要だし、燃費もカタログ値より良かったし。Rebel 1100 DCTに500km試乗で見えてきたこと|ホンダ

3月11日に先行発売されたRebel 1100 DCTに早速試乗した。5月13日にはマニュアルミッション車も加えられる。コスパに優れた モデルである事は既報の通りだが、11万円差のDCTもお得感に溢れる仕上がりを実感した。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO ●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社ホンダモーターサイクルジャパン ※2021年4月11日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります

https://motor-fan.jp/bikes/article/6739/