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アライブプラス APtrikes125(2022年モデル)……43万2300円(税込)
写真はアジア各国で活躍する3輪タクシーをイメージさせる、3人乗りのトライク「APtrikes125」。発売は兵庫県に本社を置くアライブプラスで、生産は中国の大手バイクメーカー。
APtrikes125は8.72馬力を発揮する、空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ123.6ccエンジンを搭載。発売元のアライブプラスによれば、最高速度は約70km/hを発揮(※注:メーカーは安全に走行できる規定速度を50km/h未満としている)。また、郊外走行での実燃費は約25km/Lを実現する。
ミッションは4速リターン式変速で、便利な後退走行機能も採用。クラッチは左レバーの操作を省いた自動遠心式クラッチを導入。運転席のハンドルは、老若男女問わずに馴染める自然なポジションにセット。運転席のシートは前後位置調整機能に加え、背もたれを寝かす事も可能だ。
このモデルの魅力の一つが、リアに2名乗車可能なシートを装備しているところ。また、車体を覆う大型のフロントスクリーン&ワイパー付きのルーフ(屋根)も採用されており、雨の日も快適に走行可能。子供の送迎や買い物など、ちょっとした移動では自動車並みの利便性を発揮してくれる。
APtrikes125は道路運送車両法上の車両区分では、側車付き軽二輪登録の「トライク」として扱われるため、二輪免許ではなく、普通自動車AT限定免許で運転OK。また、ヘルメットの着用義務がなく(安全のために被るべし)、法定速度は自動車と同じ。トライクのため、現行の法律上ではシートベルトの装着義務がないのも特徴だ。
トライクとなるAPtrikes125は、250cc以上のバイクに必要な車検もなし。自動車の購入時に必要な車庫証明も不要で、年間の自動車税は3600円。軽自動車と比べても維持費が安く、庶民でも手軽に導入しやすいのが大きなポイントだ。
近所への買い物、子供の送り迎え、キャンプやアウトドアなど、使い方は自由自在。バイクとも自動車とも異なる独特のライディングを、ぜひ体験をしてみませんか?
アライブプラス APtrikes125(2022年モデル) 主要スペック
全長:2200mm 全幅:1000mm 全高:1650mm 乾燥重量:232Kg 内径:54mm 行程:54mm 圧縮比:9.0:1 排気量:123.6cc イグニッション:CDI スターター:セル・キック 燃料タンク容量:約10L 参考燃費:郊外実測約25Km/1L フロントブレーキ:ディスク リアブレーキ:ディスク タイヤサイズ:前/後 4.00-12 エンジンモデル:ゾンシェン製125cc エンジンタイプ:空冷 SOHC 2バルブ 単気筒 最大出力:6.3【8.6】(Kw【HP】/7500rpm) 最大トルク:8.8【0.89】(N.m【kgf/m】/5500rpm) 変速機形式:リターン式・4段変速+後退(遠心クラッチ) エンジンオイル SAE規格:10w-40(800cc) API分類:SE、SまたはSC ※2022年モデル……機械式ABS、負圧ポンプ標準装備