アメリカではパニアケースやエンジンガードを装備した「アドベンチャー」が新登場

街中、高速道路、山岳路、長距離ツーリングなど、様々なシーンを走破するスズキ Vストローム650シリーズ。日本でも人気の同車は、水冷4ストローク90°VツインDOHC 4バルブ645ccエンジンを搭載したスポーツアドベンチャーツアラーだ。

国内では2022年現在、舗装路に強いキャストホイールを採用した「Vストローム650 ABS」、またオン・オフ両方の走行を想定したスポークホイール採用の「Vストローム650XT ABS」を発売中。

今回発表された米国仕様車の外観は、フロントフォーク部のリフレクター装着等を除き、現行の国内仕様車と同じ。エンジンも国内仕様車と同様の、水冷4ストローク90°VツインDOHC 4バルブ645ccエンジンを搭載。

なお、2023モデル年の米国仕様には、リアにパニアケースを装備し、エンジンガードを導入した「Vストローム650XT アドベンチャー」もラインナップ。

Vストローム650……9104ドル(約132万円)

前後ホイールは剛性に優れたキャストホイールを採用。サイズはフロント19インチ、リア17インチ。
写真は米国仕様の2023年モデル。なお現行の国内仕様車(2022年モデル)は95万7000円(税込)。

Vストローム650XT……9599ドル(約139万円)

前後ホイールは、オフロード走行時の衝撃吸収性にも優れたスポーク型を採用。サイズはフロント19インチ、リア17インチ。
写真は米国仕様の2023年モデル。現行の国内仕様車(2022年モデル)は100万1000円(税込)。

Vストローム650XT アドベンチャー……1万799ドル(約157万円)

写真はスズキ Vストローム650XT アドベンチャー
Vストローム650XT アドベンチャーは「Vストローム650XT」をベースに、パニアケースやエンジンガードを装備。

Vストローム650シリーズ 主要諸元(2023年米国仕様車)

①Vストローム650 ②Vストローム650XT ③Vストローム650XTアドベンチャー

全長:2,275mm
全幅:①835mm ②910mm ③940mm
全高:1,405mm
軸間距離:1,560mm
最低地上高:170mm
シート高:835mm
重量:①213kg ②216kg ③239kg
エンジン型式:水冷4サイクル2気筒90°VツインDOHC 4バルブ
総排気量:645cc
内径×行程:81.0mm×62.6mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:-  ※2022年国内仕様車は51kW〈69PS〉/8,800rpm
最大トルク:- ※2022年国内仕様車は61N・m〈6.2kgf・m〉/6,300rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
スパークプラグ:NGK MR8E-9
ヘッドライト:12V 65W (H9 high-beam) 12V 55W (H7 low-beam)
テールライト:LED
潤滑方式:ウェットサンプ式
燃料タンク容量:20L
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式6段リターン
フレーム形式:ダイヤモンド
キャスター/トレール:26゜ / 110mm
ブレーキ形式(前 / 後):油圧式ダブルディスク+トキコ製2POTキャリパー(ABS)・油圧式シングルディスク+ニッシン製1POTキャリパー(ABS)
タイヤサイズ(前 / 後):110/80R19 M/C 59V・150/70R17 M/C 69V
乗車定員:2名
【Vストローム650XT ABS試乗】ミドル排気量と侮れない、アドベンチャーに対する要望のすべてを満たしてくれる超実力派だった!

スズキのVストロームシリーズは世界中で高い評価を得ている。その中でミドルクラスに位置する650は、アドベンチャーらしいタフさと頼もしさ、扱いやすいパワーフィーリング、サイズ感を見事にバランス。日本の道路事情にベストマッチしたモデルとも言われている。 REPORT●横田和彦(YOKOTA Kazuhiko) PHOTO●山田 俊輔(YAMADA Shunsuke) 

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バーグマン400……8599ドル(約125万円)

スカイウェイブ250の兄貴分として1998年に登場したスカイウェイブ400は、2017年のモデルチェンジを機に、国際ブランドとして知られたネーミングの「バーグマン」に変更。2022年現在、国内では「バーグマン400 ABS」としてリリース中だ。

今回、米国で発表されたバーグマン400の外観は、フロントフォーク部のリフレクター装着等を除き、現行の国内仕様車と変わらず。エンジンも国内仕様車と同様の、水冷4サイクル単気筒DOHC 4バルブ399ccを搭載。

米国仕様の2023年モデルは、国内仕様車と同様、安定走行をキープしてくれる電子制御システムの「トラクションコントロール」や、セルスターターボタンをワンプッシュするだけの簡単操作で(始動まで押し続ける必要が無い)始動してくれる「イージースタートシステム」が採用されている。

写真は米国仕様の2023年モデル。なお現行の国内仕様車「バーグマン400 ABS(2022年モデル)」は84万7000円(税込)。
ホイールはフロント15インチ、リア13インチに設定。前後ブレーキはABSを採用。

バーグマン400 主要諸元(2023年米国仕様車)

全長×全幅×全高:2,235mm×765mm×1,350mm
軸間距離 / 最低地上高:1,580mm / 125mm
シート高:755mm
重量:218kg
エンジン型式:水冷4サイクル単気筒DOHC 4バルブ
総排気量:399cc
内径×行程:81.0mm×77.6mm
圧縮比:10.6:1
最高出力:- ※2022年国内仕様車:21kW〈29PS〉/6,300rpm
最大トルク:- ※2022年国内仕様車:35N・m〈3.6kgf・m〉/4,900rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
スパークプラグ:NGK CR7EIA-9 or DENSO IU22D x 2
ヘッドライト:Dual LED (high- and low-beam,plus position lights)
テールライト:LED
潤滑方式:ウエットサンプ式
燃料タンク容量:13.5L
クラッチ形式:自動遠心式
変速機形式:Vベルト無段変速
フレーム形式:パイプアンダーボーン
キャスター / トレール:25゜ / 101mm
ブレーキ形式(前 / 後):油圧式250mmダブルディスク(ABS)/ 油圧式210mmシングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前 / 後):120/70-15M/C 56S / 150/70-13M/C 64S
乗車定員:2名
スズキ・バーグマン400試乗|車体は大きい! でも足つきはなかなか良い。

スカイウェイブ250の兄貴分として1998年に登場した同400は、2017年のモデルチェンジを機に、国際ブランドとして知られたネーミングの「バーグマン」に引き継がれている。今やスズキのバリエーション中唯一の400ccモデルである。2021年6月にマイナーチェンジされた最新モデルに試乗した。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社 スズキ

https://motor-fan.jp/bikes/article/13707/
【動画・モトチャンプTV】ビッグスク、やっぱ優秀。 スズキ・バーグマン400最強説!

ブームはすでに終わったかに思えるビッグスクーター。ところがスズキは新型車としてバーグマン400をモデルチェンジさせてきた。果たして新型バーグマン400はブームなき後どのような立ち位置にあるのだろう。誌面から飛び出しユーチューブで無料配信しているチャンネル「モトチャンプTV」では、気になるバーグマン400の紹介からインプレッションまで取り上げている回がある。早速見てみよう!

https://motor-fan.jp/bikes/article/46955/