これがホンダ・スーパーカブ110です!? K-SPEEDがプロデュースする大型フェンダー&ホイールカバーのレトロスタイル【HCS】

2022年12月4日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催された日本最大級のカスタムカー&カスタムバイクイベント「ヨコハマ・ホットロッド・カスタムショー(HCS)」。第30回を迎える同イベントには、ビルダーたちが手掛けたハイレベルな作品が集結。ここではタイのパーツメーカー「K-SPEED」が製作したスーパーカブ110カスタムをご紹介しよう。

REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
K-SPEED JAPAN https://k-speed.com/
イベント主催:ムーンアイズ https://www.mooneyes.co.jp/

K-SPEED JAPAN CUB……130万8000円(消費税10%+配送料込)

カラーリングはホワイトとブラックの2色あり。
ブラック版はエンジン、マフラー、スイングアームなど、すべてのパーツをブラックアウト。
ホワイト版はメッキマフラーを装備。エンジンのカバー類やスイングアームは未塗装。

K-SPEEDは独自のセンスでデザインしたカスタムバイク&カスタムパーツを製造販売する、バイク王国であるタイのメーカー。代表のTanadit(タナディット)氏は、ホンダ、BMW、ロイヤルエンフィールドなど、多くの有名ブランドからショーモデルのプロデュースを受託。その高いデザイン性により、これまで多くの話題作やヒット作を生み出してきた。国内ではK-SPEED JAPANが販売店として展開している。

写真の「K-SPEED CUB」は、ホンダ・スーパーカブ110をベースに、ホイールを覆い尽くすような大型の前後フェンダー、ボディと同色のフルホイールカバー、クラシカルなイメージのカスタムシート、メガホンマフラーを装備してクラシカルなフォルムを演出。

オリジナルのハンドルは左右の角度を若干変更し、同社のハンドルカバーを組み合わせ。ハンドルカバーにはミニバイザーもコーディネイトされている。

サイドカバーやフロントカバーもオリジナルに変更され、ヘッドライトはフロントカバーにレイアウト。ウインカーは前後とも、大型フェンダーにミニタイプを埋め込み済みだ。

ハンドルカバーの変更に伴い、スピードメーターは別途カバーを設け、レッグカバーの中央部にレイアウト。スイングアームはアルミ製に変更。またチェーンカバーもレス化され、軽快な足下に仕上げている。

ハンドルカバーにはミニバイザーをコーディネイト。ヘッドライトはフロントカバーにレイアウト。
大型フェンダーとフルホイールカバーで、レトロかつ個性的なフォルムを演出。

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