目次
ブレーキキャリパーを取り外す
まずはブレーキキャリパーの取り外しから。
ブレーキホースのクランプの広げ方やキャリパーを抜くときのコツなど、細かい説明が好評です!
キャリパーの洗浄
取り外したキャリパーは、まず洗浄から!!
ただパーツを交換するだけでなく、清掃・洗浄の大切さを説くのがモトメディコ流メンテナンス最大のポイントです。
熱湯につけて、歯ブラシでしっかり汚れを落とします。キャリパーピストンツールを使って、ピストンの全周を綺麗にしている点にも注目です!
キャリパーピストンの酷い汚れや腐食を落とす
ピストンの潤滑とダストシールの汚れ除去
ピストン周りのメンテナンスはまだまだ続きます!
次はダストシールの汚れを『もみ出し」という方法を使って除去。さらにブレーキオイル(フルード)を使ってピストンの潤滑性もアップさせます。
ブーツのメンテナンス
スライドするブラケットの受け皿的役割を果たす「ブーツ」には、中にグリスが充填されています。
パッド交換を機に、中のグリスを新品に交換しましょう。
ブーツにシリコングリスを充填
ブーツを再装着したあと、グリスを充填。モトメディコではスプレー式が便利ということで、WAKO’S『耐熱シリコーンブレーキグリース』を使用します。
充填の仕方にもこだわりがあり、動画では分かりやすく説明しています。
パッドピンを入れるネジ穴を清掃
キャリパー本体最後の作業は、ネジ穴の清掃です。
今回は真鍮ブラシ(ネジネジタイプ)を使用しましたが、「タップでもOK」と山根さん。使用歴の長いボルトやネジ穴はすべてメンテナンスするのがモトメディコ流です!
キャリパーブラケットなどのメンテナンス
キャリパー本体が終わっても、まだまだパッドは出てきません(笑)。
次はキャリパーブラケットやパッドピンなどのメンテナンス。しつこいようですが、汚くて腐食のあるパーツはすべて清掃・洗浄します!
キャリパーブラケットとピストンパーツの取付
すべての清掃・洗浄が完了し、いよいよパーツを組み付けていきます。
ブレーキパッドの下準備
ここでやっと新品ブレーキパッドが登場! しかし、もちろんすぐに装着はしません。
サンドペーパーを使った下準備(面取り)は必須。さらに、アドレスV125Gにはバックプレートが付属します。
ちなみに、ここで登場したブレーキパッドはモトメディコ・オリジナル商品なんですよ!
ブレーキパッドの装着
ブレーキパッドの装着時には、パッドピンのネジ山にパッドグリスを塗布。これは山根さんのこだわりで、ホコリなどの侵入防止、腐食予防のためなんだとか。
また、パッドピンの締めつけにはトルクが規定されているので、それらはすべて下の動画をしっかり確認してください!
キャリパーの装着
最後の工程「キャリパーの装着」。ロック剤やトルクレンチなど、重要なポイントが多い項目ですが、さらに山根さんのこだわりも紹介しているので、必見です!
ブレーキパッド交換直後の注意点
作業はすべて終了です!
新しいパッドと古いローターのアタリを出すためには慣らしが必要です。そんなことも最後にしっかりと説明してくれるのは、ありがたい限りだと言えるでしょう。