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ディテール解説
オーソドックスなフロントマスクが、今や逆に新鮮に見える。H4ハロゲンバルブのヘッドランプは12V-60/55Wに5Wのポジションランプも装備。ウインカーは12V-10Wの電球式。
ゴムブーツでカバーされたフロントフォークはφ41mmサイズの正立式で130mmのストロークを持っている。5点支持されたφ300mmのディスクローターにはBYBRE製2ピストンのピンスライド式キャリパーを装備。
基本的にClassicやMeteorと共通する349cc空冷の単気筒エンジンを搭載。2バルブOHCのロングストロークが特徴的。振動を抑制する1軸バランサーも採用されている。
スポーティーなフィニッシュを魅せるブラックのショートマフラーを装備。マフラーはテーパー状デザインで、素直にレイアウトされた太いエキゾーストパイプも印象的。
オーソドックスなツインショックのスイングアーム式リアサスペンション。フルに露出した黒のコイルスプリングは等ピッチタイプ。プリロード調節は6段式。ストロークは90mmで102mmのホイールトラベルを稼ぎ出す。
スチール製のスイングアームはオーバル断面形状を採用。ブレーキディスクはφ270mmサイズ。BYBRE製シングルピストンのピンスライド式キャリパーを装備。前後それぞれにABSが装備されている。
ブラックのパイプバーハンドルを採用。至ってオーソドックスな雰囲気を漂わせている。写真では見えないが、バーの下部左側にはスマホ充電等に使えるUSB電源ポート(5V-2A)が標準装備されている。
左側にオフセットされた丸型シングルメーター。アナログ方式の速度計にはマイル表示も併記されている。インド本国では右側にナビゲーションディスプレイ(トリッパー)が装着できるようである。
意外と短めなフェンダーでフィニッシュするリアビュー。一文字にレイアウトされたテールランプと左右ウインカーの3灯は、中央の赤ランプ(テール&ストップ)のみがLED式。ウインカーは10W電球式だ。
主要諸元
車名:HUNTER 350
全長(mm):2,100
全幅(mm):800
全高(mm):1,055
軸距(mm):1,370
最低地上高(mm):150
シート高(mm):790
車両重量(kg):181
乗車定員(人):2
エンジン型式: -
エンジン種類:空冷4ストローク単気筒
バルブ駆動形式:OHC 2バルブ
総排気量(㎤):349
内径×行程(mm):72.0×85.8
圧縮比:9.5:1
最高出力(kW[PS]/rpm):14.9[20]/6,100
最大トルク(N・m/rpm):27/4,000
燃料消費率(km/L):36.2
燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式
始動方式:セルフ式
点火装置形式:ECU制御式電子点火
バッテリー:VRLA (12V-8Ah)
潤滑方式: ウェットサンプ
潤滑油量(L):2.2
燃料タンク容量(L):13(含む予備4)
クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:常時噛合式5段リターン
変速比:
1速…2.615
2速…1.706
3速…1.300
4速…1.040
5速…0.875
減速比(1次 / 2次):2.313 / 2.800
操舵角(度):43
キャスター(度):25
トレール(mm):94
タイヤ(前/後):110/70-17 M/C(54P) / 140/70-17 M/C(66P)
ブレーキ形式(前/後):油圧式シングルディスク / 油圧式ディスク (@前φ300mm2ピストンピンスラ・後φ270mm)@
懸架方式(前/後):テレスコピック式 / スイングアーム式ツインショック
ホイールトラベル(mm 前/後):130 / 102(ショックダンパー:90)
フレーム形式:ツインダウンチューブ式
製造国:インド