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モト・グッツィ・V100 Mandello Aviazione Navale……2,420,000円(消費税込み)
この特別限定モデルは、モト・グッツィとイタリア海軍航空隊との歴史的な絆を記念した、1913台だけのシリアルナンバー付き特別バージョンで、この数字は、モト・グッツィの創始者カルロ・グッツィ、ジョルジョ・パロディ、ジョバンニ・ラヴェッリが所属していたイタリア海軍の航空隊が設立された年へのオマージュであり、イタリア海軍の戦闘機にインスピレーションを得た専用のカラーリング、そして V100マンデッロが誇る最新のイノベーションを備えている。
V100 Mandello Aviazione Navale 商品概要
- メーカー希望小売価格 : 2,420,000円(消費税10%込)
- カラーラインアップ : アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ
- 受注開始日 : 2023年6月20日(火)
- 出荷時期 : 2023年7月より順次
- 日本入荷台数 : 28台限定
- 主な装備:
DRL付きフルLEDヘッドライト, ベンディングライト, LEDウィンカー, コーナリング ABS トラクションコントロール, クルーズコントロール, ライディングモード, フルカラーTFT メーター, アダプティブ・エアロダイナミクス, 電動ウィンドスクリーン, ヒーテッドグリップ, 専用バイクカバー,記念プレート
モト・グッツィ V100 マンデッロ・アヴィアツィオーネ・ナヴァーレは、イタリア海軍航空隊が創設された年にちなみ、1913台のシリアルナンバー付き特別限定モデルとして生産される。この個性的なモデルの最大の特徴は、イタリア海軍のF-35Bジェット戦闘機にインスパイアされたグラフィックだ。F-35Bの塗装を忠実に再現し、カウルの両脇には勲章や「ジェットインテーク」によく見られるストライプ模様が施されている。さらに燃料タンクの両側面には、同系色のトリコロールの花紋、海軍航空隊の紋章、空母艦載機部隊のロゴが配されている。
ハンドルグリップヒーターを標準装備とし、ハンドルバーライザーにシリアルナンバーがレーザー刻印されています。さらに、専用バイクカバーと記念プレートが付属。
空母カヴールにて、モト・グッツィとイタリア海軍の固い絆を記念した式典を開催
モト・グッツィを象徴する翼を広げたイーグルのエンブレムが生まれたのは1921年のことだ。第一次大戦時、モト・グッツィ創設者のカルロ・グッツィとジョルジョ・パロディはイタリア王立海軍の航空部隊で出会う。この2人の友人とパイロットのジョバンニ・ラヴェッリは親しくなり、戦争が終わったらモーターサイクル製造の路に進むと誓い合う。ラヴェッリは1919年の事故で死去し、その夢を実現することはできなかった。グッツィとパロディは友人をしのび、そのシンボルとしてイーグルを選んだ。
この感動的なエピソードに由来し、2022年9月にはモト・グッツィ V100マンデッロ・アヴィアツィオーネ・ナヴァーレの世界初公開が、空母カヴールの飛行甲板に設けられた豪華なステージで行われ、モト・グッツィとイタリア海軍との100年以上にわたる両者の固い絆を記念した式典を開催した。
このプロジェクトは、Difesa Servizi S.p.A.の協力を得て実現した。同社はイタリア国防省の内部企業であり、過去10年にわたり国防省資産の有効活用を担ってきた。同社の協力により、V100 マンデッロ・アヴィアツィオーネ・ナヴァーレの生産にあたり、モト・グッツィが「ヴィアツィオーネ・ナヴァーレ(海軍航空隊)」のマークを使用する許諾を得ることができた。
モト・グッツィ・V100 マンデッロ
モト・グッツィ V100 マンデッロは、モト・グッツィの歴史に新たな一章を切り開く。従来のカテゴリーにとらわれず、モト・グッツィのあらゆるモーターサイクルの核心にある、優れた性能と旅への情熱を併せ持っている。搭載された最先端のテクノロジーや空力ソリューションは、モト・グッツィの未来への扉を開いた。V100マンデッロは、個性的で他に類を見ない伝統の2気筒エンジンを活かして開発された革新的なバイクだ。ノスタルジーを排したシルエットには、モト・グッツィのスタイルのエッセンスがモダンに表現されている。ブランドの歴史の分岐点となるこのバイクには、重要な革新的技術が多数導入されている。二輪車として世界初となるアダプティブ エアロダイナミクス機能を搭載したほか、モト・グッツィとして初めて 6軸慣性プラットフォーム、コーナリング ABS、セミアクティブサスペンション(S バージョン専用装備)、クイックシフト(オプション設定)などの先進機能が導入されている。
また、V100 マンデッロは洗練された技術特性を持つ新しいコンパクトブロックエンジンを初めて搭載したモデルでもある。モト・グッツィならではのトルク感とサウンドを実現する90°Vツインエンジンという伝統はそのままに、設計は完全に一新されており、非常に優れたパフォーマンスを発揮する。115Hpの出力、105Nmを超えるトルクで、3,500rpmで最大トルクの82%に達する。
海軍航空隊
イタリア海軍航空隊(アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ)は、イタリア海軍の航空機部隊であり、海上で海軍船舶と密接に連携して行動することを目的に創設された。その起源は、王立海軍に航空隊が公式に創設された1913年に遡る。現在、海軍航空隊は COMFORAER(イタリア空軍司令部)の指揮下にある。
航空機のメンテナンス、兵站インフラの管理、搭乗員と地上作業員の訓練など、海軍のすべての航空機に関連する活動の組織化と調整を担っている。
海軍航空隊の固定翼機とヘリコプターは、格納庫と飛行甲板を備えた艦艇、水陸両用攻撃艦、航空母艦に搭載される。
1980年代以降、イタリア海軍航空隊は主な国際任務のすべてに関わっている。
空母カヴール
カヴール(CVH 550)は短距離離陸・垂直着陸用の空母で、フィンカンティエリ社により建造され、2009年にイタリア海軍に就役した。
全長244メートル、滑走路長220メートルを誇るカヴールはイタリア海軍の旗艦であり、イタリアの国防システムにおける最も重要な技術投資の1つだ。
カヴールはイタリア海軍で使用されている全種類の航空機を格納し、運用することができる。ヘリコプター(AB 212、EH 101、NH 90)、AV-8B 攻撃機に加え、F-35B戦闘機などの最新世代の航空機にも対応する。
飛行甲板は船首から船尾までを貫き、スキージャンプ式の滑走路は空母の長軸と平行になっているため、最大限の装備を積載した航空機も確実に発艦できる。格納庫は12機のヘリコプターまたは8機の固定翼機を格納できる設計だ。格納庫と飛行甲板の間で航空機を移送するのは、2台の30トン級エレベーターだ。カヴールは常勤の550人の水兵によって運用され、最大1,200人を収容可能だ。
モト・グッツィ・V100 マンデッロ アヴィアツィオーネ・ナヴァーレ主要諸元
エンジン形式:水冷 縦置き 90°V型 2気筒 DOHC 4バルブ 総排気量:1.042cc ボア×ストローク:96 x 72mm 最高出力:115 Hp @8.700rpm 最大トルク:105 Nm @6.750rpm 燃料供給方式:電子制御フューエルインジェクション ライド・バイ・ワイヤ 駆動方式:シャフトドライブ クラッチ:湿式多板油圧クラッチ トランスミッション:6速 フレーム:チューブラースチールフレーム スイングアーム:アルミ製, 片持ちスイングアーム フロントサスペンション:KYB製Ø41mm倒立フォーク、プリロード・リバウンドダンピング調整式、130mmホイールトラベル リアサスペンション:KYB製モノショック プリロード、リバウンドダンピング調整式、130mm ホイールトラベル フロントブレーキ:Ø320mmダブルディスク, Brembo製4-ピストンモノブロックラジアルキャリパー、ラジアルマスターシリンダー、コーナリング ABS リアブレーキ:Ø280mmディスク, 2-ピストンBrembo製キャリパー, コーナリング ABS フロントホイール:120/70 R17 アルミ製キャスト 17” x 3.5” リアホイール:190/55 R17 アルミ製キャスト 17” x 6” 全長/全幅:2,125mm/835mm シート高:815mm ホイールベース 1.475mm 燃料タンク容量:17L 車両重量:233Kg ※走行可能状態(燃料は90%搭載時) 装備品:DRL付きフルLED ヘッドライト, ベンディングライト, LEDウィンカー, コーナリング ABS トラクションコントロール, クルーズコントロール, ライディングモード, フルカラーTFT メーター, アダプティブ・エアロダイナミクス, 電動ウィンドスクリーン, ヒーテッドグリップ, 専用バイクカバー,記念プレート