600cc〜800ccバイク/ミドルクラスおすすめ20選|国内モデル価格比較

普通自動二輪免許(排気量~400ccまで運転可能)のステップアップとしても人気の高い600cc~800ccのバイク。いわゆるミドルクラス、ミドルバイクと呼ばれることカテゴリーの運転に必要な免許は、大型自動二輪免許。普通自動二輪枠のモデル(排気量~400ccまで)では味わえない、大型自動二輪車ならではのパワーや加速力を発揮。「リッターバイク(1000cc超)ほどのパワーは不要」「高速道路走行時の追い越しなど、余裕の走りを獲得したい」というライダーにも人気のクラスです。この記事では、バイカーに人気の600cc~800ccおすすめ20車種(新車で入手できる一般公道向けの国内モデル)を紹介します。

REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
※車両価格は2021年9月現在のもの。すべて消費税10%込です
※車両の各数値はメーカーカタログより

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクとは?

600cc,800cc,バイク

600cc~800ccバイクとは、ミドルバイクとも呼ばれる、オートバイの中では中間的な排気量のモデル。「大きさ的には真ん中よりもやや上」、「大型二輪免許の区分の中では小さいほう」に位置します。

カウルを省いた軽快なネイキッドスポーツモデル、積載性や走破性に優れたアドベンチャー、サーキット走行に優れたカウル付きのスーパースポーツモデル、街乗りに便利なスクーター等々、様々なジャンルから選べるのが嬉しいところです。

ヨーロッパでは排気量1000ccオーバーのリッターバイクに比べて価格が安く、しかもパワフルな650ccというカテゴリーが昔から確立されており、今も人気。また、バイクの巨大市場であるアジア圏では、600ccプロダクションレースの人気が急上昇。それらも影響し、国内での600cc~800ccバイクのラインナップは充実しています。

ポイント

  • 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの魅力・メリット
  • 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクで必要な運転免許証
  • 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの税金や維持費の知識

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの魅力・メリット

600cc,800cc,バイク
ワインディングロードを走る、ロングツーリングも得意なアドベンチャーモデルのスズキ Vストローム650XT ABS。

400ccバイクを遥かに凌ぐ、余裕のパワーと存在感。そして所有感の高さが600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの魅力。大柄でヘビーなリッターバイク(排気量1000cc超のバイク)に比べ、スリムで軽量な車体により、狭い道などでの機動性や扱いやすさが高いのも利点です。

普通自動二輪からステップアップした大型自動二輪ビギナーや、リッターバイクほどの巨大なパワーは不要という人にも、このミドルクラスはピッタリ。

ミドルクラスには車両重量180kg台という、400ccクラス級の軽量モデルもラインナップされており、「重いバイクを扱う自信はないけれど、ビッグバイクの楽しさを味わいたい」というユーザーにも最適と言えるでしょう。

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクで必要な運転免許証

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの運転に必要な免許は「大型自動二輪」。大型二輪免許は1996年(平成8年)より、認定自動車教習所にて手軽に取得できるようになりました(それまでは運転免許試験場での一発試験のみ)。なお、「バイクに慣れる」という意味で、まずは普通自動二輪免許の取得を推奨している教習所もあります。

大型二輪免許取得の難易度は、車体が大きくて重いとあって、普通自動二輪免許よりもやや高め。取得可能な年齢は、四輪の普通自動車免許と同じ18歳からです(原付免許や普通自動二輪免許は16歳から)。

大型自動二輪免許とは、排気量400cc超のバイク、もしくは定格出力が20kWを超えるバイクに乗車できるライセンス。排気量や定格出力を問わず、すべてのバイクに乗車できる、バイク免許の最高峰です。

大型自動二輪免許には、普通自動二輪免許と同様に、「AT限定」とすべてのバイク(排気量の制限なし)を運転できる「限定なし」があります。AT限定は、スクーターに加え、ビッグバイクに採用の最新システム「DCT(Dual Clutch Transmission/デュアル・クラッチ・トランスミッション)」など、左手による手動式クラッチ操作なしの車両(排気量の制限なし)のみ運転可能です。

公認教習所で取得する場合、四輪の普通自動車免許を所有している方は、運転免許試験場での技能試験に加え、筆記試験も免除されます。大型自動二輪免許取得可能年齢は、普通自動車免許と同じく18歳から。そのため、まずは普通自動車免許を取得し、次に大型自動二輪免許を取得するという方が多数です。

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの税金や維持費の知識

排気量250cc超のバイクの大きな特徴は、新車購入時は3年後。それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があること。車検費用は交換部品代+整備費用+法定費用。法定費用だけでも4万円程度かかるので、車検の総額費用は、それ以上となります。

また、排気量125cc超のバイクに課せられる重量税は、初年度登録から経過年数に応じ、

  • 登録後12年まで…年1,900円
  • 登録後13~17年…年2,200円
  • 登録後18年以上…年2,500円

このように金額は増していきます。なお、重量税は車検時に年数分の重量税を支払うシステムです。

なお、排気量250cc超のバイクは「二輪小型自動車」に区分され、年6,000円の自動車税がかかります

燃料消費率は、市街地走行に近い「WMTCモード値」で、全般的に25.0km/L前後(サーキットを主眼としたスーパースポーツを除く)。車種により異なりますが、1000cc超のリッターバイクよりも排気量が小さく、しかも軽量なため、全般的にリッターバイクよりも燃費性能は優れています。

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの選び方・比較ポイント

カウルレスのネイキッドスポーツ、積載性や長距離ツーリング性能に優れたアドベンチャー、サーキット走行を主眼に置いたフルカウル付きのスーパースポーツ、シティユースに適したスクーターなど、600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは様々なジャンルからセレクト可能です。

ポイント

  • 好み、目的、予算、パワーによって選択可能
  • 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクには、どんなタイプがあるの?
  • バイク選びには「足つき性」も重要
  • 最高出力(馬力)をキャラ選びの目安に活用
  • エンジンタイプの主流は水冷DOHC
  • 新車の主流は水冷エンジン。空冷を求めるなら中古車も!

好み、目的、予算、パワーによって選択可能

600ccクラスのプロダクションレース参戦を踏まえて新開発されたスーパースポーツモデル「ホンダCBR600RR(1,606,000円)」は、怒涛の121馬力を発揮。軽量コンパクトで街中での扱いやすさ抜群のストリートモデル「ヤマハMT-07 ABS(814,000円)」は、余裕の73馬力エンジン、軽量な184kgの車体、80万円強のリーズナブルな価格が特徴。600cc~800ccバイクは、各自の好みや目的、使い方によって選べるのが嬉しいところです。

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクには、どんなタイプがあるの?

各自の好みや目的、使い方によって自由に選べる600cc~800ccバイクは、スーパースポーツ、ネイキッドスポーツ、アドベンチャー、スクーターなどに加え、ツーリングスポーツ、クロスオーバー、オールラウンダー、クルーザー、クラシカルなどジャンルも多岐に渡ります。ここではどのようなタイプがあるのかを、代表的なカテゴリーに従って解説します。

積載能力や長距離移動力に優れたアドベンチャー

アドベンチャーモデルの特徴は、縦長の大型フロントスクリーンと大径ホイール。車種によってはハンドガードを採用していたり、前後の足周りを伸ばして伸縮ストロークに余裕を持たせて最低地上高を高めに設定しているものもあります。

ロングツーリングも余裕でこなし、積載性に優れているのもアドベンチャーモデルの特徴。オンロードはもちろん、車種によっては林道などの悪路にも使える高い走破性を発揮。冒険心を駆り立てる、大型のスクリーンを設けたアグレッシブな外観。余裕あるストロークを持たせた足長のサスペンションなど、ロードモデルやオフロードモデルとは一線を画す、独自の路線を貫いているのがポイントです。

一部のアドベンチャーモデルは、アスファルトの舗装路に加え、林道や山道など未舗装路の走行も想定。オフロードモデルと同等、もしくはそれに近い足周りに設定されたマシンもあり、走行シーンを選ばないのが特徴。

なお「クロスオーバー」と銘打ったモデルも近年人気。ホンダのVFR800XやNC750XやスズキのVストローム650XT ABSやVストローム650 ABSは、アドベンチャーの外観ながら、基本的に足周りやタイヤはロード用を履いており、“ハードな”林道や山道など、凹凸の激しい未舗装路の走行は想定していません。そのため、頻繁に悪路を走行する場合は、ヤマハ Ténéré(テネレ)700のような本格的なアドベンチャーモデルがおすすめです。

カウルを省いて軽量化したネイキッドモデル

ネイキッドとはカウルを装備していないバイクのこと。裸、剥き出し等の意味を持つ、英単語「naked」に由来。バイクの多様性に伴い、昨今ではビキニカウルを装着したモデルもネイキッドに含むケースもあります。

フルカウル付きのスーパースポーツモデルがサーキット走行を想定しているのに対し、ネイキッドモデルの多くは、ストリートでの走行を想定しています。カウルを省いた軽量な車体、高めに設定されたハンドルなどで、街中での取り扱いやすさも良好です。

またエンジンは、全般的に超高回転型のハイパワーエンジンではなく、ストリートで多用する低中回転域を重視したトルクフルな乗り味を実現。乗りやすさや扱いやすさを重視し、最大出力もやや抑えられている傾向にあります。

ネイキッドのカテゴリーには、スーパースポーツに肉薄する性能を有するスポーツモデル、街乗りやツーリングを重視したストリートモデル、レトロな外観や乗り味を重視したクラシカルなモデルなどいくつかのタイプがあります。

フルカウルを装着したスーパースポーツ

スーパースポーツとは、高回転域でパワーを稼ぐ、超高回転型のショートストローク型(ストローク長=工程よりも、ボア径=内径の寸法が大きなエンジンのこと)エンジンを搭載したモデル。超高速域で本領を発揮する、空力特性に優れたフルカウルを装着しているのもポイントです。

フルカウルを装着したスーパースポーツには、サーキットでのレース参戦を踏まえて開発された本格派スポーツの「ホンダCBR600RR」や「カワサキNinja ZX-6R」などに加え、ツーリングや街乗りも視野に入れた「ホンダCBR650R」や「カワサキ Ninja 650」などがあります。

また、ホンダ・スポーツモデル伝統のV型4気筒エンジン搭載の「ホンダVFR800F」は、フルカウル装着車ながらツーリングに特化しています。

おおらかに走れるクルーザー

全長やホイールベース(軸距)をロング化し、シート高を低めに設定したロー&ロングスタイルが特徴的なクルーザー。ハーレーダビッドソンやインディアンのようなスタイルの「アメリカン」と呼ばれるモデルも、このカテゴリーに属します。

エンジンはスーパースポーツとは対照的な、乗りやすさを吟味した、低中回転域を重視したトルクフルな乗り味。カワサキVULCAN S(649cc)のほか、500ccクラスではホンダRebel 500(471cc)などが人気です。

バイク選びには「足つき性」も重要

600cc,800cc,バイク
カワサキが誇る超高性能ミドルスーパースポーツ・Ninja ZX-6R。シート高は830mm。ライダーの身長は170cm。重量は軽量な194kgながら、最高出力は126馬力(ラムエア加圧時は132馬力)を発揮。

運転免許に「大型」自動二輪とつくだけあって、コンパクトな50ccや125ccに比べると、やはり車格は大関・横綱級。小柄な人にとって気になるのが、600cc~800ccバイクの足つき性で、信号待ちの際や段差を乗り越える際の安心感は、この「足の着きやすさ」が大きく左右します。これの目安となるのは、まず主要諸元(主要スペック)の「シート高」です。現在自分が乗っている愛車のシート高と、欲しいモデルのシート高を比べてみれば、おおよそではあるものの足つき性の程度を判別できます。

バイクのシートには、幅の広いタイプ、幅の狭いタイプ、シート本体を内側に絞り込んで足つき性を重視したタイプなど様々。バイク専門誌などでのライダーのまたがり写真も参考になりますが、自分と同じ身長でも足の長さが違っていたり、体重によってサスペンションの沈み込みが異なることは頭に入れておきましょう。販売店などに展示されている実車にまたがってみて、実際に足つき性をチェックしてみるのがベストです。

もしも足つき性が良くない場合は、アフターパーツのローシートへ交換したり、シートのスポンジ(アンコ)を削って、シートを低くするカスタムする手もあり。シートのアンコ抜きは、バイク用シートのカスタムショップで実施してくれます。

最高出力(馬力)をキャラ選びの目安に活用

一般的にバイクは、最高出力(馬力)が高いほど車両価格が高額となる傾向があります。600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは、80万円からの価格帯で250ccや400ccでは味わえない、余裕のパワーやトルクを発揮するのがポイントです。

最高出力(馬力)こそ、高価な1000cc超の高性能リッターバイクには敵わないものの、高速道路を含めた公道を走るには十分過ぎるパワーを発揮。余裕のパワーとリーズナブルな価格の600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは、極めてコスパに優れたカテゴリーといえるでしょう。

エンジンタイプの主流は水冷DOHC

600cc,800cc,バイク
1973年に登場した、「ゼッツー」の愛称で知られるカワサキ Z750RS。空冷4スト並列4気筒DOHC2バルブ746ccエンジンを搭載。2021年現在、中古車価格は数百万円が当たり前。

このカテゴリーで採用されているエンジンは、水冷式4ストロークが主流。また、多くのモデルは、シリンダーヘッドにカムシャフトを2本設けたDOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)、吸気バルブ2本+排気バルブ2本を設けた4バルブとしています。

クラシカルな雰囲気のカワサキW800シリーズは、昔ながらの機構を重視し、空冷式4ストローの並列2気筒SOHC(4バルブ)エンジンを採用した貴重なモデル。厳しい排ガス規制をクリアするのが難しい空冷エンジンですが、クラシカルなイメージを保つために、なんとか空冷式に留めている努力の賜物なのでです。

エンジンのレイアウトは、各シリンダーを横方向に配置した直列型(並列型)が主流。一部のモデルには、各シリンダーを縦(前後)に配置したV型(ホンダVFR800XやVFR800Fなど)が採用されています。気筒数(ピストンの数)は2気筒と4気筒のほぼ二択です。

新車の主流は水冷エンジン。空冷を求めるなら中古車も!

2021年現在、排気量を問わず、ほとんどのバイクが水冷式エンジンを採用。エンジン内に水路を設け、ラジエターにより水を冷やす=エンジンを冷却する水冷エンジンは、シンプルな空冷エンジンよりも冷却効率に優れているのが特徴。

一方、空冷エンジンは、シリンダーやシリンダーヘッドに冷却フィンを設けた、走行風でエンジンを冷却する昔ながらのタイプ。水路やラジエターのない空冷エンジンは、水冷エンジンよりも構造が簡単で部品数も少なく、重量が抑えられるのが特徴。しかし水冷に比べ、昨今の厳しい排ガス規制をクリアしにくく、徐々に姿を消しています。

メカニカルなイメージの冷却フィンを設けた空冷エンジンは、600cc~800ccバイク(2021年現在の現行モデル)では、カワサキW800シリーズやカワサキ メグロK3に採用。なお、空冷式エンジンを搭載した600cc〜800ccバイク/ミドルバイクの中古車は人気急上昇。特に空冷式のホンダCB系、カワサキZ系、スズキGS系、ヤマハXJ系などの絶版モデルは、昨今、「1台=100万円、200万円超えも当たり前」の驚異的な値上がりを見せています。

現行モデルを新車で買うメリットは、最新の技術をしっかりと堪能し、バイクが持つポテンシャルを100%楽しむことができる点。また、3年後の車検でも消耗パーツの交換が少ないため、車検費用が安く済みます。

一方中古車の特徴は、大事に扱われてきた車両、手荒く乗られた車両、長期間放置された車両等々、「当たり外れ」があること。仮に「外れ」だった場合、購入後に不具合が起こり、新車購入以上にお金がかかってしまう、というケースもあります。また、特に年式古い中古車は、エンジンパーツや配線類、ゴム類など経年劣化している部分が多く、定期的なメンテナンスが必要となるなど、新車に比べて費用がかかってしまうのは致し方ないところです。加えて突然の不調に見舞われることもあり、エンジンの構造やバイクのしくみなど、メカの知識が必要となる場合もあります。

購入時、確かに新車は中古車に比べて高額(一部を除く)ですが、特にメカに詳しくないビギナーはトータルで見た場合、結果的に新車を購入した方が安心・お得と言えるでしょう。

600cc〜800ccバイクおすすめ人気20選

以下では、バイカーに人気の600cc〜800ccバイク/ミドルバイクおすすめ車種20選を紹介します。各600cc〜800ccバイクの特徴やスペック、価格を比較しながら、購入する車種選びの参考にしてください。

おすすめ1. ホンダ VFR800X

ホンダ VFR800X

街乗りやツーリングに特化したロードスポーツモデル「VFR800F(1,445,400円)」をベースに開発。外装に加え、足周りが大幅に変更され、オフロードでの走破性を向上。

エンジンはホンダ・ロードスポーツの最高峰としても名を馳せた、伝統の水冷4ストロークDOHC4バルブV型4気筒。エンジン回転数に応じてバルブ数を切り換える、ホンダ独自のバルブ制御機構「HYPER VTEC」を採用。低中回転域では2バルブとすることで、高速巡航時の燃費性能に貢献しながら、トルクとレスポンスをアップ。

VFR800Fに比べ、フロントサスペンションのストロークは25mm、VFR伝統の片持ち式プロアームを採用したリヤのアクスルトラベルは28mm延長。最低地上高は135mmから165mmへと30mm拡大し、十分なロードクリアランスを確保。ライダーの好みや体格に合わせ、シート高は2通り(835mm、815mm)の選択が可能。

ホンダ VFR800X
ホンダ VFR800F。価格は1,445,400円。最高出力は107馬力。青×赤×白のストライプカラーに「INTERCEPTOR」のロゴも入ったカラーリングは、1980年代に北米で発売されていたVFR750Fインターセプターを彷彿。
メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ VFR800X
全長×全幅×全高 2,190mm×870mm×1,385mm
軸間距離 1,475mm
最低地上高 165mm
シート高 835/815mm
キャスター/トレール 26° 30′/103mm
最小回転半径 2.8m
車両重量 246kg
エンジン 水冷4ストロークV型4気筒DOHC4バルブ
排気量 781cc
最高出力 79kW(107ps)/10,250rpm
最大トルク 77N・m(7.9kgf・m)/8,500rpm
内径×行程 72.0mm×48.0mm
圧縮比 11.8 : 1
燃料タンク容量 20L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 27.4km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 19.2km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド(アルミツインチューブ)
価格 1,500,400円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ2. ヤマハ TMAX560

ヤマハ TMAX560

パワフルで上質な走りを求めたビッグスクーターモデル。エンジンはスポーティで軽快な動力性能を実現した、水冷4スト直列2気筒DOHC4バルブ561cc。軽量感をキープしつつ、パワフルかつ低振動で質感の高い走りを獲得。

路面状況や好みに応じてON/OFF選択ができ、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクションコントロールシステムを装備。また、走行環境や好みにより「Tモード(市街地での扱い易さを重視)」「Sモード(パワー感・スポーティな走行フィーリングを重視)」を選択できる、D-MODE(走行モード切替システム)も搭載。加えてO2フィードバック制御とツインタイプの触媒装着などにより、高い浄化性能を獲得し、排ガス規制にも適合。

左ハンドルスイッチの操作により、135mm幅の間で任意の高さにスライド可能な電動調整式ウインドスクリーンを採用した「TMAX560 TECH MAX ABS(1,419,000円)」もラインナップ。

メーカー ヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名 ヤマハ TMAX560
全長×全幅×全高 2,200mm×765mm×1,420mm
軸間距離 1,575mm
最低地上高 125mm
シート高 800mm
キャスター/トレール 26°00′/98mm
最小回転半径
車両重量 218kg
エンジン 水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
排気量 561cc
最高出力 35kW(48PS)/7,500rpm
最大トルク 56N・m(5.7kgf・m)/5,250rpm
内径×行程 70.0mm×73.0mm
圧縮比 10.9:1
燃料タンク容量 15L(無鉛プレミアムガソリン指定)
ミッション 無段変速
燃料消費率・定地燃費値 31.7km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 22.1km/L
タイヤ(前後) 前 120/70R15M/C 56H(チューブレス)
後 160/60R15M/C 67H(チューブレス)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 1,276,000円
公式サイト ヤマハ発動機(YAMAHA)

おすすめ3. スズキ Vストローム650 XT ABS

スズキ Vストローム650 XT ABS

街中や高速道路、峠、林道や山岳路などのフラットダート(凹凸の少ない未舗装路)まで、長距離ツーリングを快適に楽しむことができる、スズキのスポーツアドベンチャーツアラー。Vストロームシリーズ共通イメージのスタイリングと、縦型2灯ヘッドライトが大きな特徴。

エンジンは69馬力を発揮する、排気量645ccの水冷4ストローク・90°VツインDOHC4バルブ。正立型フロントフォークは、大型荷物を積んだ長距離走行、タイトなコーナーが続くワインディングにも対応。剛性感とスムーズな作動フィーリングを両立したリヤサスペンションは、路面追従性の高いリンク式モノショックを採用。

ホイールはフロント19インチ、リヤ17インチに設定。軽快なワイヤースポークホイールを採用した「Vストローム650 XT ABS」と、10本スポークの軽量キャストホイールを採用した「Vストローム650 ABS(924,000円)」の2種類あり。

メーカー スズキ(SUZUKI)
モデル名 スズキ Vストローム650XT ABS
全長×全幅×全高 2,275mm×910mm×1,405mm
軸間距離 1,560mm
最低地上高 170mm
シート高 835mm
キャスター/トレール 26゜ / 110mm
最小回転半径 2.7m
車両重量 215kg
エンジン 水冷4ストローク90°V型2気筒DOHC4バルブ
排気量 645cc
最高出力 53kW(69ps)/8,800rpm
最大トルク 61N・m(6.2kgf・m)/6,500rpm
内径×行程 81.0mm × 62.6mm
圧縮比 11.2 : 1
燃料タンク容量 20L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 35.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 24.2km/L
タイヤ(前後) 前 110/80R19 M/C 59V
後 150/70R17 M/C 69V
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 968,000円
公式サイト スズキ(SUZUKI)

おすすめ4. カワサキ MEGURO(メグロ) K3

カワサキ MEGURO(メグロ) K3

1924年に誕生し、当時の日本のライダーたちから憧憬の念を集めたブランド「メグロ」を蘇らせたクラシカルな外観が特徴。ベースとなるのはW800で、搭載エンジンは空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ773cc。

低中回転域を重視したトルクフルなパワー特性により、クラシカルな車体デザインにふさわしい、ゆったりとした乗り味とトルクフルなパワーを生み出すバランスの良い走行を獲得。また、ベベルギヤ駆動式カムシャフトはシリンダーヘッドを美しく見せ、さらに赤く縁取ったベベルギヤカバーのリングが、メグロ K3の個性を強調しています。

滑らかな曲線と長く伸びる直線が組み合わさった、シンプルで美しい形状のエキゾーストシステムは、トラディショナルな2本出しスタイル。バーチカルツインと360°クランクがもたらす力強いエンジンサウンドは、排気系のサウンドチューニングによってリズミカルな鼓動感を獲得。

メーカー カワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名 カワサキ MEGURO(メグロ) K3
全長×全幅×全高 2,190mm×925mm×1,130mm
軸間距離 1,465mm
最低地上高 125mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 27.0°/ 108mm
最小回転半径 2.7m
車両重量 227kg
エンジン 空冷4ストローク並列2気筒SOHC 4バルブ
排気量 773cc
最高出力 38kW(52PS)/6,500rpm
最大トルク 62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm
内径×行程 77.0mm×83.0mm
圧縮比 8.4:1
燃料タンク容量 15L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション 5速
燃料消費率・定地燃費値 30.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 21.1㎞/L
タイヤ(前後) 前 100/90-19M/C 57H
後 130/80-18M/C 66H
ブレーキ(前後) 前 シングルディスク 320mm (外径)
後 シングルディスク 270mm (外径)
フレーム ダブルクレードル
価格 1,276,000円
公式サイト カワサキモータースジャパン(Kawasaki)

おすすめ5. ホンダ CBR600RR

ホンダ CBR600RR

アジア圏で人気となっている600ccプロダクションレースは、若手ライダーの登竜門として欠かせない存在。このレースでも活躍するCBR600RRは、高性能な水冷4ストロークDOHC直列4気筒599ccエンジンを搭載した、サーキットを速く走るために生まれた究極のレーシングモデル。最新の電子制御技術や空力性能技術を採用するなど、総合性能を高めた1台に仕上がっています。ホンダのレース部門「HRC」からはレース専用モデル(レースベース車)も発売されています。

市販車によるプロダクションレースのベースモデルとしての高いポテンシャルを日常でも楽しめるよう、ジャストサイズのスーパースポーツモデルとして開発。フロントサスペンションは、剛性バランスを追求したインナーチューブ径φ41mmの倒立式テレスコピックとし、ショーワ製BPFを採用。

ブレーキシステムは、フロントにラジアルマウント式の対向ピストン4ポットキャリパーとΦ310mmのダブルディスク、リヤには軽量なシングルポットキャリパーとΦ220mmのディスクを組み合わせ。フロントブレーキには、ラジアルピストンマスターシリンダーを採用し、高いブレーキング効率とコントロール性を追求しています。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ CBR600RR
全長×全幅×全高 2,030mm×685mm×1,140mm
軸間距離 1,375mm
最低地上高 125mm
シート高 820mm
キャスター/トレール 24°06′/100mm
最小回転半径 3.2m
車両重量 194kg
エンジン 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
排気量 599cc
最高出力 89kW(121ps)/14,000rpm
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m)/11,500rpm
内径×行程 67.0mm×42.5mm
圧縮比 12.2 : 1
燃料タンク容量 18L(無鉛プレミアムガソリン)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 23.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 17.3km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 1,606,000円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ6. ヤマハ Ténéré(テネレ)700

ヤマハ Ténéré(テネレ)700

乗車姿勢自由度に優れた車体、高い耐久性や整備性、荷物積載時の高い適応力など、オフロードの走破性とツーリングでのユーティリティ性を高次元でバランスさせた、生粋のアドベンチャーモデル。

エンジンは水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ270度クランクの688cc。72馬力のエンジン特性に合わせ、2次減速比を最適化し、本格的なオフロードライディングと日常的な市街地走行での扱いやすさを両立しています。

Φ43mm径&ストローク210mmの倒立型フロントサスペンションは、優れたフロント接地感とショック吸収性を引き出すセッティング。新設計のリンク式モノクロスサスペンション、オン・オフ切替え可能なABS標準装備の前後ディスクブレーキ、軽量スポークホイール、ピレリ製の前後タイヤなど、充実した足周りが大きな魅力です。

メーカー ヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名 ヤマハ Ténéré700
全長×全幅×全高 2,370mm×905mm×1,455mm
軸間距離 1,595mm
最低地上高 240mm
シート高 875mm
キャスター/トレール 27°00′/105mm
最小回転半径
車両重量 205kg
エンジン 水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
排気量 688cc
最高出力 53kW(72ps)/9,000rpm
最大トルク 67N・m(6.8kgf・m)/6,500rpm
内径×行程 80.0mm×68.5mm
圧縮比 11.5 : 1
燃料タンク容量 16L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 35.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 24.0km/L
タイヤ(前後) 前 90/90-21M/C 54V(チューブタイプ)
後 150/70 R18M/C 70V(チューブタイプ)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダブルクレードル
価格 1,265,000円
公式サイト ヤマハ発動機(YAMAHA)

おすすめ7. スズキ GSX-S750 ABS

スズキ GSX-S750 ABS

スズキが誇る主力スーパースポーツのGSX-“R”に対し、“S”の名を冠したスーパーネイキッドモデル。イメージリーダーたる頂点の1000に次ぐのが、ミドルミドルサイズの750です。

エンジンはGSX-R750の水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ749ccエンジンをストリート向けにチューニング。高出力の112馬力ながら、一般公道での扱いやすさを追求しつつ、GSX‐R750ゆずりの高揚感ある、スムーズなスロットルレスポンスと爽快な走りを実現。

発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度等の情報を用いてエンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用し、発進・停車を繰り返す市街地走行などでの操作性も向上しています。

メーカー スズキ(SUZUKI)
モデル名 スズキ GSX-S750 ABS
全長×全幅×全高 2,125mm×785mm×1,055mm
軸間距離 1,455mm
最低地上高 135mm
シート高 820mm
キャスター/トレール 25°/ 100mm
最小回転半径 3.0m
車両重量 212kg
エンジン 水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ
排気量 749cc
最高出力 83kW(112PS) / 10,500rpm
最大トルク 80N・m(8.2kgf・m) / 9,000rpm
内径×行程 72.0mm × 46.0mm
圧縮比 12.3
燃料タンク容量 16L
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 29.3km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 20.1km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブル
後 油圧式シングル
フレーム ダイヤモンド
価格 987,800円
公式サイト スズキ(SUZUKI)

おすすめ8. カワサキNinja ZX-6R

カワサキNinja ZX-6R

サーキットを速く走るために誕生した、生粋のロードスポーツモデル。低めのセパレートハンドルやバックステップなどで、レーシーかつ戦闘的なライディングポジションに設定。写真はライムグリーン×エボニーのKRT EDITION。

636ccの水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載。197kgの重量&636ccながら、最高出力は126ps(93kW)/13,500rpm、ラムエア加圧時は132ps(97kW)/13,500rpmという、ミドルクラスとしては驚異的なポテンシャルを発揮します。

ワインディングに合わせて最適化された強靭なエンジン・フレーム・足周りにより、サーキットや高速道路、街乗り走行など、様々なシーンで爽快なライディングを提供。クラッチ操作不要でシフトアップが可能なKQS(カワサキ・クイック・シフター)、パワーモード選択、KIBS(カワサキ・インテリジェント・アンチロック・ブレーキシステム)などの最新電子制御システムも導入されています。

メーカー カワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名 カワサキ Ninja ZX-6R
全長×全幅×全高 2,025mm×710mm×1,100mm
軸間距離 1,400mm
最低地上高 130mm
シート高 830mm
キャスター/トレール 23.5°/101mm
最小回転半径 3.4m
車両重量 197kg
エンジン 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 636cc
最高出力 93kW(126PS)/13,500rpm
ラムエア加圧時:97kW(132PS)/13,500rpm
最大トルク 70N・m(7.1kgf・m)/11,000rpm
内径×行程 67.0mm×45.1mm
圧縮比 12.9:1
燃料タンク容量 17L(無鉛プレミアムガソリン)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 26.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 18.3km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C (58W)
後 180/55ZR17M/C (73W)
ブレーキ(前後) 前 デュアルディスク310mm(外径)
後 シングルディスク220mm(外径)
フレーム ダイヤモンド
価格 1,353,000円
公式サイト カワサキ Ninja ZX-6R

おすすめ9. ホンダ NC750X

ホンダ NC750X

ロングツーリングが得意なアドベンチャースタイルのクロスオーバーモデル。控え目な58馬力のエンジンは、「X-ADV」にも採用の軽量コンパクトな水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ745cc。

軽量化を実現した新設計ダイヤモンドフレーム、7段階のプリロード調整機構付きリヤサスペンション、タイヤのロックを回避するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備したディスクブレーキなど、舗装路を走るための足周りも充実。リヤ左右に設置するパニアケース、トップケースなど、ロングツーリングに重宝するアクセサリーも充実。

スタンダードなMT仕様に加え、クラッチレバー操作を省いたDCT仕様もラインナップ(990,000円)。DCT仕様は状況に応じ、適切なシフトアップ&ダウンを自動的に行う「ATモード」に加え、シフトスイッチにより任意に変速できる「MTモード」を設定。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ NC750X
全長×全幅×全高 2,210mm×845mm×1,330mm
軸間距離 1,525mm
最低地上高 140mm
シート高 800mm
キャスター/トレール 27゜00′/110mm
最小回転半径 3.0m
車両重量 214kg
エンジン 水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ
排気量 745cc
最高出力 43kW(58ps)/6,750rpm
最大トルク 69N・m(7.0kgf・m)/4,750rpm
内径×行程 77.0mm×80.0mm
圧縮比 10.7 : 1
燃料タンク容量 14L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 43.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 28.6km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 924,000円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ10. ヤマハ XSR700 ABS

ヤマハ XSR700 ABS

水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ688ccエンジンを搭載した、ネオレトロスタイルのロードスポーツモデル。実用域で使用頻度が高い回転域(3,000~6,500rpm)での粘り強いトルクを重視。特に4~6速使用時での特性はギアレシオとの相乗効果により粘り強く、扱いやすさ・楽しさ・コントロール性能をバランスさせているのが特徴です。

タンクサイドカバー、ヘッドランプステー、ラジエターサイドカバー、フロントフェンダーステー、ハンドルなどをアルミ製とし、ヘリテージモデルとしての佇まい、流行に左右されない価値観を強調。

アルミ製テーパーハンドルはワイドな740mm幅とし、フィット感のあるダブルシートとヒップポイント・ハンドル高とのバランスにより、リラックスしたライディングポジションと優れたハンドリングに貢献しています。

写真のラジカルホワイトは80年代のヤマハレースシーンを象徴。スポーティかつパワフルなイメージを表現したモデルです。

メーカー ヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名 ヤマハ XSR700 ABS
全長×全幅×全高 2,075mm×820mm×1,130mm
軸間距離 1,405mm
最低地上高 140mm
シート高 835mm
キャスター/トレール 25°00′/90mm
最小回転半径
車両重量 186kg
エンジン 水冷 4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
排気量 688cc
最高出力 54kW(73ps)/9,000rpm
最大トルク 68N・m(6.9kgf・m)/6,500rpm
内径×行程 80.0mm×68.5mm
圧縮比 11.5:1
燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 38.4km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 23.9km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 916,300円
公式サイト ヤマハ発動機(YAMAHA)

おすすめ11. スズキ SV650X ABS

スズキ SV650X ABS

SV650をベースにネオレトロな外観に進化させたミドルカフェレーサーミドルモデル。

エンジンは中速トルクの厚みを効かせた、645ccの水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブを搭載。低回転域では独特の鼓動感を味わえるとともに、トルクフルで扱い易く、中回転域は力強く立ち上がり、高回転域では伸びのあるパワーを発揮。不等間隔爆発がもたらす独特のVツインサウンドも魅力的です。

低めにセットされたセパレートハンドルと高級感溢れるタックロールシートを採用。またヘッドライトカウルとフレームカバーはつながりのあるデザインとし、ロケットカウルをイメージ。低くなり過ぎない余裕のポジションとし、ツーリングや街乗りでも疲れにくいようアレンジされています。

スズキ SV650X ABS

メーカー スズキ(SUZUKI)
モデル名 スズキ SV650X ABS
全長×全幅×全高 2,140mm×730mm×1,090mm
軸間距離 1,450mm
最低地上高 135mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 25° / 106mm
最小回転半径 3.3m
車両重量 197kg
エンジン 水冷4ストローク90°V型DOHC4バルブ
排気量 645cc
最高出力 56kW(76.1ps)/8,500rpm
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m)/8,100rpm
内径×行程 81.0mm×62.6mm
圧縮比 11.2 : 1
燃料タンク容量 14L
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 37.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 26.6km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C (58W)
後 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 829,400円
公式サイト スズキ(SUZUKI)

おすすめ12. カワサキ VULCAN S

カワサキ VULCAN S

街乗りからツーリングまでゆったりと走行可能な、ロー&ロングスタイルのビッグクルーザー。大径ホイール、ファットなタイヤ、ゆとりあるポジションを実現するアップハンドル、ティアドロップ型ガソリンタンクなどによる、アメリカンテイストが特徴です。

コンパクト設計の水冷4ストDOHC4バルブ649ccパラレルツインエンジンは、低中回転域を重視したスムーズなレスポンスを実現。高速道路での合流や追い越しでも、心地良いパワーを獲得しつつ、誰もが扱い易いエンジン特性に仕上げています。シリンダーヘッドにはフィンを設けることで空冷風の外観としています。

フレーム、リヤサスペンション、スイングアームまで、車体前方からリヤハブに向かって流れるラインはバルカンラインと呼ばれ、車体全体が美しく見えるようにデザインされています。

メーカー カワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名 カワサキ VULCAN S
全長×全幅×全高 2,310mm×855mm×1,090mm
軸間距離 1,575mm
最低地上高 130mm
シート高 705mm
キャスター/トレール 31.0°/120mm
最小回転半径 3.2m
車両重量 229kg
エンジン 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量 649cc
最高出力 45kW(61PS)/7,500rpm
最大トルク 63N・m(6.4kgf・m)/6,600rpm
内径×行程 83.0mm×60.0mm
圧縮比 10.8:1
燃料タンク容量 14L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 32.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 22.8km/L
タイヤ(前後) 前 120/70R18M/C 59H
後 160/60R17M/C 69H
ブレーキ(前後) 前 シングルディスク 300mm(外径)
後 シングルディスク 250mm(外径)
フレーム ダイヤモンド
価格 858,000円
公式サイト カワサキモータースジャパン(Kawasaki)

おすすめ13. ホンダ CB650R

ホンダ CB650R

フルカウル付きのCBR650Rと共通の、水冷4ストロークDOHC直列4気筒648ccエンジンを搭載したスーパーネイキッドスポーツモデル。マスの集中化や車体の軽量化を徹底し、車体重量は201kgまでシェイプされました 。

エンジンはピーク回転にかけてスムーズなトルク特性を確保。またスロットル全閉から3,000~8,000rpm付近のレスポンスを高め、市街地での扱いやすさとワインディングなどでのキビキビした走りの両立も魅力の一つです。

フレームのピボットプレートはモナカ形状と呼ばれるスチール閉断面構造を採用し、高剛性化。クロスパイプに一体化されたエンジンハンガーは、CAE解析を活用した新設計としています。

フロントサスペンションには、ショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークを採用。右側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、左側フォークにスプリングのみを装備したS.F.F.(Separate Function front Fork)は、摺動抵抗の低減と車体の軽量化に貢献。リヤサスペンションはスイングアームとの締結部にピロボールを採用し、作動性と路面追従性を追求しています。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ CB650R
全長×全幅×全高 2,120mm×780mm×1,075mm
軸間距離 1,450mm
最低地上高 150mm
シート高 810mm
キャスター/トレール 25° 30′/101mm
最小回転半径 2.8m
車両重量 201kg
エンジン 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
排気量 648cc
最高出力 70kW(95ps)/12,000rpm
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m)/8,500rpm
内径×行程 67.0mm×46.0mm
圧縮比 11.6:1
燃料タンク容量 15L
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 31.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 21.3km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 979,000円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ14. ヤマハ NIKEN(ナイケン) GT

ヤマハ NIKEN(ナイケン) GT

フロント二輪、リヤ一輪のスリーホイールモデル。ヤマハ独自のパラレログラムリンクを用いたサスペンション&ステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ」を導入。バンク角を45度に設定し、「外側片持ちサスペンション」「410mmトレッド」「2軸ステアリング機構」を装備することで、スポーツバイクに匹敵する旋回性を確保。

このレイアウトを基本に、中空構造パラレルアームや、タンデム・倒立式サスペンションを装備することで、優れた剛性バランスを実現し、変化に富んだ路面での高いパフォーマンスを獲得。

スポーツバイクに匹敵するハンドリングと、高速での優れた走行性を実現するため、剛性バランス・コンパウンドを最適設計したNIKEN専用・120/70R15のVレンジタイヤをフロントに装着。タイヤメーカーとの共同開発により、優れたグリップ性、耐摩耗性、ウエット性能を備えています。

メーカー ヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名 ヤマハ NIKEN(ナイケン) GT
全長×全幅×全高 2,150mm×885mm×1,425mm
軸間距離 1,510mm
最低地上高 150mm
シート高 835mm
キャスター/トレール 20°00′/74mm
最小回転半径
車両重量 267kg
エンジン 水冷4ストローク直列3気筒DOHC4バルブ
排気量 845cc
最高出力 85kW(116PS)/10,000rpm
最大トルク 87N・m(8.9kgf・m)/8,500rpm
内径×行程 78.0mm×59.0mm
圧縮比 11.5:1
燃料タンク容量 18L(無鉛プレミアムガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 26.2km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 18.1km/L
タイヤ(前後) 前 120/70R15M/C (56V)(チューブレス)
後 190/55R17M/C (75V)(チューブレス)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ディスク
後 油圧式ディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 1,980,000円
公式サイト ヤマハ発動機(YAMAHA)

おすすめ15. ホンダ CBR650R

ホンダ CBR650R

前モデルであるCBR650Fの進化版として開発。CBR600RRほど「ロードレース寄り」ではないが、サーキット走行も想定したフルカウル付きのスポーツモデル。ストリート色の濃いネイキッドモデルのCB650Rに比べ、より走りに特化したスタイリングやポジションがポイント。

ホンダの最高峰スーパースポーツモデル「CBR1000RR Fireblade」をイメージした、戦闘的なスタイリングが特徴。マットバリスティックブラックメタリックは105万6,000円。写真のグランプリレッドは108万9,000円。

水冷4ストロークDOHC直列4気筒648ccエンジンは、ネイキッドモデルのCB650Rと基本的に共通。「レスポンスと吹け上がりを向上させた官能的な直4フィール」を目指し、前モデルのCBR650Fに比べ、動弁系諸元、ピストン形状、吸排気系を見直して、中回転域から高回転域の出力特性を改善・向上させています。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ CBR650R
全長×全幅×全高 2,130mm×750mm×1,150mm
軸間距離 1,450mm
最低地上高 130mm
シート高 810mm
キャスター/トレール 25° 30′/101mm
最小回転半径 3.0m
車両重量 206kg
エンジン 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
排気量 648cc
最高出力 70kW(95ps)/12,000rpm
最大トルク 64N・m(6.5kgf・m)/8,500rpm
内径×行程 67.0mm×46.0mm
圧縮比 11.6:1
燃料タンク容量 15L
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 31.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 21.3km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 グランプリレッド 1,089,000円
マットバリスティックブラックメタリック 1,056,000円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ16. カワサキ W800

カワサキ W800
スタンダードモデルのW800。価格は1,100,000円。

カワサキが誇る、Wブランドの血脈を受け継ぐ、最新進化形の最高傑作とも呼ぶべきW800シリーズ。名車「W1」が背負った使命を、「Ninja」「Z」に引き継いだ今、「W1」が持っていた「ビッグバイクらしさ」「操る悦び」「所有する悦び」「愛でる悦び」を純粋に培養し、心を豊かにする“らしさ”にこだわっているのが大きな特徴です。

厳しい排出ガス規制に適合した、美しい外観を持つ伝統の空冷バーチカルツインエンジンに加え、360°クランクの特性を活かした、鼓動感のあるエキゾーストサウンドなど、「W」ならではの個性や雰囲気を損なわないように配慮しつつ、信頼性の高いパフォーマンスを実現。カワサキW800シリーズは、「W800」「W800 STREET」「W800 CAFÉ」の3モデルが展開されています。

カワサキ W800
エンジンやフロントフォーク等がブラックアウトされたW800 STREET。価格は1,012,000円。
カワサキ W800
カフェレーサー風にアレンジされたW800 CAFÉ。価格は1,133,000円。
メーカー カワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名 カワサキ W800
全長×全幅×全高 2,190mm×790mm×1,075mm
軸間距離 1,465mm
最低地上高 125mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 27.0°/ 108mm
最小回転半径 2.7m
車両重量 226kg
エンジン 空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ
排気量 773cc
最高出力 38kW(52PS)/6,500rpm
最大トルク 62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm
内径×行程 77.0mm×83.0mm
圧縮比 8.4:1
燃料タンク容量 15L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション 5速
燃料消費率・定地燃費値 30.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 21.1㎞/L
タイヤ(前後) 前 100/90-19M/C 57H
後 130/80-18M/C 66H
ブレーキ(前後) 前 シングルディスク 320mm (外径)
後 シングルディスク 270mm (外径)
フレーム ダブルクレードル
価格 1,100,000円
公式サイト カワサキモータースジャパン(Kawasaki)

おすすめ17. ホンダX-ADV

ホンダX-ADV

クラッチレバー操作を省いたホンダ自慢のDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を、スクーター型のボディに組み込んだ近未来型コミューター。エンジンは水冷4ストローク直列2気筒OHC 4バルブ745cc。最高出力は58馬力と、ミドルクラスにおいてはやや控えめ。

シート下のラゲッジスペース容量は、前モデルのフレーム形状を見直すことで22Lに拡大。ラゲッジスペース内には荷物の確認に便利なラゲッジライトとUSBソケットを標準装備し、日常での使い勝手を向上しました。

減衰力調整機能付きのΦ41mm倒立型フロントフォーク、プロリンク式スイングアーム、アドベンチャーテイスト溢れるアルミ製スポークホイール(ステンレススポーク採用のチューブレスタイヤ仕様)、ブロックパターンタイヤを採用し、舗装路はもちろん、荒れた舗装路やフラットダート(凹凸の少ない未舗装路)での軽快な走りも実現しています。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ X-ADV
全長×全幅×全高 2,200mm×940mm×1,340mm
軸間距離 1,580mm
最低地上高 135mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 27゜00′/104mm
最小回転半径 2.8m
車両重量 236kg
エンジン 水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ
排気量 745cc
最高出力 43kW(58ps)/6,750rpm
最大トルク 69N・m(7.0kgf・m)/4,750rpm
内径×行程 77.0mm×80.0mm
圧縮比 10.7 : 1
燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 42.5km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 27.7km/L
タイヤ(前後) 前 120/70R17M/C(58W)
後 160/60R15M/C(67H)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 1,320,000円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ18. ヤマハMT-07 ABS

ヤマハMT-07 ABS

ヤマハのネイキッドスポーツ「MTシリーズ」のミドルモデル。平成32年排出ガス規制に適合した「CP2エンジン」は、水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ688cc。力強さを追求したパワーやトルク値はもちろん、低速域でのリニアなレスポンス、粘り強いトルク特性を獲得することで卓越した扱いやすさとコントロール感を実現。頻繁なギアチェンジを繰り返すことなく、アクセルのオン・オフで爽快な走りを楽しめるのが特徴です。

フロントには新たにΦ298mm径のディスクブレーキ(対向ピストン・4ポットキャリパー/ラウンドディスク)を、リヤはΦ245mm径ディスクブレーキを採用。10本スポーク型の軽量アルミ製キャストホイールには、グリップ感・軽快感・ウェット性能に優れた、NEWラジアルタイヤを装着しています。

街中からワインディングまで、より軽快な走りを楽しめるように、前モデルに比べてライディングポジションを変更。アルミ製テーパーハンドルは、左右幅を前モデルより32mm広げ、高さを12mmアップ。デザインを一新するとともに、ホールド感を増したタンクカバーと合わせることで、ライダーが操る楽しみが高められました。

メーカー ヤマハ発動機(YAMAHA)
モデル名 ヤマハ MT-07 ABS
全長×全幅×全高 2,085mm×780mm×1,105mm
軸間距離 1,400mm
最低地上高 140mm
シート高 805mm
キャスター/トレール 24°50′/90mm
最小回転半径
車両重量 184kg
エンジン 水冷4ストローク直列,2気筒DOHC4バルブ
排気量 688cc
最高出力 54kW(73PS)/8,750rpm
最大トルク 67N・m(6.8kgf・m)/6,500rpm
内径×行程 80.0mm×68.5mm
圧縮比 11.5 : 1
燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 40.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 24.6km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 814,000円
公式サイト ヤマハ発動機(YAMAHA)

おすすめ19. ホンダ NC750S

ホンダ NC750S

大型自動二輪に該当するバイクとしては入手しやすい価格設定で、エントリーモデルとしても人気の高い。ミドルバイクに属する排気量ながら、原付二種クラスに匹敵する42.5km/L(60km/h定地燃費値)という優れた燃費性能も見逃せないポイント。街乗り、ロングツーリング、宅配などのビジネスまで、幅広く対応してくれるスタンダードな1台です。

水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ745ccエンジンは、最高出力は54馬力とかなり控え目。一般的なバイクの燃料タンクが収まる箇所が、オープンフェイスタイプなら楽々収納可能なトランクスペースとなっていることもこのモデルの大きな利点です。クラッチ操作を省いたDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション/826,100円)モデルもラインナップしています。

メーカー 本田技研工業(HONDA)
モデル名 ホンダ NC750S
全長×全幅×全高 2,215mm×845mm×1,320mm
軸間距離 1,520mm
最低地上高 140mm
シート高 800mm
キャスター/トレール 27°00´/110mm
最小回転半径
車両重量 218kg
エンジン 水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ
排気量 745cc
最高出力 40kW(54ps)/6,250rpm
最大トルク 68N・m(6.9kgf・m)/4,750rpm
内径×行程 77.0mm×80.0mm
圧縮比 10.7:1
燃料タンク容量 14L
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 42.0km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 28.3km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C(58W)
後 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ(前後) 前 油圧式ダブルディスク
後 油圧式シングルディスク
フレーム ダイヤモンド
価格 グラファイトブラック(ツートーン) 775,500円
キャンディークロモスフィアレッド 759,000 円
公式サイト 本田技研工業(HONDA)

おすすめ20. カワサキ Ninja 650

カワサキ Ninja 650

「ファン・スタイル・イージー」をコンセプトに、誰もが楽しく乗車できるスポーツモデルとして人気の1台です。写真はライムグリーン×エボニーのKRT EDITION。

ダイヤモンドタイプのスチールフレームに、180度クランクの水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ649ccエンジンを搭載。見た目はアグレッシブでスポーティなバイクのように見えますが、2気筒という性格上、4気筒のスーパースポーツモデルに比べ、極めて乗りやすい味付けに仕上げられています。

低回転域からトルクがあり、スムーズに加速。大排気量のツインエンジンは非常にトルクフルで、街を走っていてもスロットルを捻るだけで瞬時に交通の流れをリード。しかも歯切れのあるツインサウンドを心地良く奏でてくれます。Ninja ZX-6Rに比べ、乗車ポジションは非常に楽ちん。市街地走行はもちろん、ロングツーリングにもオススメの1台です。

カワサキ Ninja 650
Ninja 650と共通の水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ649ccエンジンを搭載したスポーツネイキッドモデル「Z650」。スーパーネイキッドZシリーズが持つ「Sugomi」パフォーマンスと「Sugomi」デザインを、優れたバランスで具現化。車両重量は189kg。価格は847,000円。
メーカー カワサキモータースジャパン(Kawasaki)
モデル名 カワサキ Ninja 650
全長×全幅×全高 2,055mm×740mm×1,145mm
軸間距離 1,410mm
最低地上高 130mm
シート高 790mm
キャスター/トレール 24.0°/100mm
最小回転半径 2.8m
車両重量 194kg
エンジン 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
排気量 649cc
最高出力 50kW(68PS)/8,000rpm
最大トルク 63N・m(6.4kgf・m)/6,700rpm
内径×行程 83.0mm×60.0mm
圧縮比 10.8:1
燃料タンク容量 15L(無鉛レギュラーガソリン)
ミッション 6速
燃料消費率・定地燃費値 32.1km/L(60km/h)
燃料消費率・WMTCモード値 23.6km/L
タイヤ(前後) 前 120/70ZR17M/C (58W)
後 160/60ZR17M/C (69W)
ブレーキ(前後) 前 デュアルディスク300mm(外径)
後 シングルディスク220mm(外径)
フレーム ダイヤモンド
価格 902,000円
公式サイト カワサキモータースジャパン(Kawasaki)

600cc〜800ccバイクおすすめ車種の価格比較一覧表

▼スクロールできます

車名 排気量 価格
ヤマハ NIKEN GT 845cc 1,980,000円
ホンダ CBR600RR 599cc 1,606,000円
ホンダ VFR800X 781cc 1,500,400円
カワサキ Ninja ZX-6R 636cc 1,353,000円
ホンダ・X-ADV 745cc 1,320,000円
ヤマハ TMAX560 561cc 1,276,000円
カワサキ MEGURO K3 773cc 1,276,000円
ヤマハ Ténéré(テネレ)700 688cc 1,265,000円
カワサキ W800 773cc 1,100,000円
ホンダ CBR650R 648cc 1,089,000円
スズキ Vストローム650 XT ABS 645cc 968,000円
スズキ GSX-S750 ABS 749cc 987,800円
ホンダ CB650R 648cc 979,000円
ホンダ NC750X 745cc 924,000円
ヤマハ XSR700 ABS 688cc 916,300円
カワサキ Ninja 650 649cc 902,000円
カワサキ VULCAN S 649cc 858,000円
スズキ SV650X ABS 645cc 829,400円
ヤマハ MT-07 ABS 688cc 814,000円
ホンダ NC750S 745cc 775,500円

【Q&A】600cc〜800ccバイクについて多い質問

以下では、600〜800ccバイクについて多い質問・疑問に回答します。

Q&A

  • 「クルマ用の駐車場は」はバイクも停められる?
  • 自動車のロードサービス「JAF」はバイクにも使える?
  • 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは半帽・半キャップヘルメットで乗っても良い?

Q. 「クルマ用の駐車場は」はバイクも停められる?

フラップ式、ゲート式、立体式といった自動車用のコインパーキングにバイクを停めることは、駐車場法で禁止されています。

ただし! 路上駐車スペースの「パーキングメーター」と「パーキングチケット」は2021年現在、クルマもバイクも60分=300円で駐車可能です! 両者は2006年末に駐車場法が一部改正され、原付1種の50ccのミニバイクからオーバー1000ccのビッグバイクまで、排気量を問わずに利用が可能となりました。

「パーキングメーター」と「パーキングチケット」の路上駐車スペースは、もともと4輸専用として設けられたもの。つまりバイクを駐車するために作られていません。

バイクで「パーキングメーター」「パーキングチケット」を使う時の注意点は、

  • 駐車枠の進行方向側の端に沿って平行に駐車し、ハンドルロックをかけること
  • 駐車は駐車枠1つに1台のみとすること
  • パーキングメーター式は赤外線で車体を感知するシステム。必ず車体が感知されているかを確認すること。特に車体の小さなミニバイクは要注意
  • 車両の感知が途切れた時に備え、領収書を必ず発行し保管すること
  • パーキングチケット式の場合は、メーター上など、チケットを見やすくて風で飛ばされにくい箇所に貼ること

車体の小さなミニバイクや、車高の低いバイクの場合、パーキングメーター式の赤外線がバイクを感知しない、もしくは車体の感知が途切れるという可能性あるので注意が必要です。

Q. 自動車のロードサービス「JAF」はバイクにも使える?

ツーリングで心配なのが、故障などのトラブル。長距離を押して歩くにはなかなかつらい600cc〜800ccバイク/ミドルバイクにとっては、大いに気になるところ。

クルマのロードサービスでおなじみの「JAF(日本自動車連盟)」は、50ccの原付から、オーバー1000ccのリッターモデルまで、すべてのバイクがサービスを受けることが可能。

JAFの大きな特徴は、「バイクの車両」にサービスが掛かっているのではなく、契約者本人にかかっていること。レンタルバイクや家族のバイクに乗車していてトラブルに遭ってしまった時にも利用OKです。

料金は1年で入会金1500円+年会費4000円=5500円(2021年現在)。なお、家族がJAF入会していれば、年会費2000円のみ(入会金は無料)で同等のサービスを受けることができます。

その他、カード会社の「ジャックス」と各都道府県の二輪組合が提携した「JACCS(ジャックス) 提携二輪組合ロードサービス」。また、人気のバイク盗難保険「ZuttoRide(ずっとライド)Club」も人気のバイクロードサービスです。

なお、バイクの任意保険の中には、バイクのロードサービスを付帯している場合もあり。バイクの故障や不具合=馴染みのバイクショップに引き取りに来てもらうしか手立てがなかった昔に比べ、現在のバイクロードサービス事情はとっても充実しています。

Q. 600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは半帽・半キャップヘルメットで乗っても良い?

市販のバイク用ヘルメットには、「125cc以下限定」と「排気量制限なし」の2種類が存在します。ハーフ形の半キャップヘルメットは、「125cc以下限定」のタイプ。

仮にハーフ形の半キャップヘルメットを被り、600cc~800ccバイクを運転したとしたら……。走行中に白バイに停められるなど道交法違反になることは、まずありません。その理由は?

「125cc以下限定」や「排気量制限なし」は、『JIS規格(日本工業規格)』や『(PSC)消費生活用製品安全法時術基準』が定めている、いわゆる「メーカーや販売店の決め事」であり、道路交通法で定められた法律ではないからです。

●道路交通法 第七十一条の四
1. 大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転し、又は乗車用ヘルメットをかぶらない者を乗車させて大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転してはならない。
2. 原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで原動機付自転車を運転してはならない。
(3〜5.省略)
6. 第1項及び第2項の乗車用ヘルメットの基準は、内閣府令で定める。

●内閣府令(道路交通法施行規則第九条の五)乗車用ヘルメットの基準
1. 左右、上下の視野が十分とれること。
2. 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
3. 著しく聴力を損ねない構造であること。
4. 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
5. 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
6. 重量が二キログラム以下であること。
7. 体を傷つけるおそれがある構造でないこと。

上記の「内閣府令(道路交通法施行規則第九条の五)乗車用ヘルメットの基準」を満たしているヘルメットであれば、基本的に125cc超のバイクに乗っても、道路交通法違反には問われません。ただし高速域で転倒した時のライダーの安全確保を考え、ほとんどのメーカーや販売店では、125cc超の使用を不可としています。

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクで走行する時は、フルフェイス型やジェット型などの頭部をしっかり守ってくれるヘルメットを被るべし!

600cc〜800ccバイクは口コミ・評判も参考に購入しよう

600cc〜800ccバイク/ミドルバイクは、サーキットを走るために生まれたスーパースポーツから、シティユースに便利なスクーターまで、幅広くラインナップ。価格も80万円前後から選べ、1000cc超のリッターバイクに比べてお財布に優しいのが特徴です。

普通自動二輪(~400ccまで乗車可能)からのステップアップにも人気の600cc~800ccバイクは、「250ccや400ccから、いきなりリッターバイクに乗る自信がない」「リッターバイクほどのパワーは必要ない」というユーザーに最適のカテゴリー。車種も豊富なので、様々な人の口コミ・評判を参考にしてみるのも良いかもしれません。

モーターファンBIKESでは、発売されたほぼ全モデルのインプレッションを掲載しています。乗り心地はもちろん、荷室や小物スペースの広さなど、走行性能だけでなく快適な移動をサポートする機能や装備も掲載されているので参考にして購入してみましょう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部