スズキ Vストローム250SX……56万9800円(税込) 2023年8月23日発売開始
スズキから本格派アドベンチャーが登場!しかも待望の250cc! 「Vストローム250SX」が発売スズキは2023年8月8日、国内の新型モデル「Vストローム 250SX」の詳細を発表。国内で併売する空冷4スト並列2気筒エンジン+前後17インチホイールのVストローム250に対し、新型のVストローム250SXは油冷4スト単気筒エンジン+前19・後17インチの異径ホイールを採用。SXのSはスポーツ、Xはクロスオーバーを意味し、スリムで軽量なボディに仕上げている。2023年8月23日発売。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/84331/
スズキ Vストローム250……64万6800円(税込) 2017年7月6日発売開始
【魅惑のタンク容量17L】スズキVストローム250とは、アドベンチャーの姿を借りたロングツアラーである。フルカウルスポーツのGSX250Rと同時に開発され、日本では2017年7月に発売されたのがVストローム250だ。スポーツアドベンチャーツアラーのエントリーモデルに位置付けられ、エンジンや車体など多くの主要パーツをGSX250Rと共有している。2018年10月にはABSがタイプ設定され、現在のラインナップはこれに一本化。4シーズン目を迎えた今、あらためて魅力に迫ってみたい。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2021年4月12日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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外観の違い
Vストローム250SX
Vストローム250
車体重量はSXが27kg軽量!燃料タンク容量も5L縮小
【Vストローム250SX】
全長×全幅×全高:2,180mm×880mm×1,355mm
ホイールベース:1,440mm
最低地上高:205mm
シート高:835mm
燃料タンク容量:12L
最小回転半径:2.9m
キャスター / トレール:27°00′ / 97mm
車体重量:164kg
【Vストローム250】
全長×全幅×全高:2,150mm×880mm×1,295mm
ホイールベース:1,425mm
最低地上高:160mm
シート高:800mm
燃料タンク容量:17L
最小回転半径:2.7m
キャスター / トレール:25°10′ / 100mm
車体重量:191kg
外観は両車とも、ひと目で分かるVストロームシリーズ共通の「クチバシ」デザイン要素を継承。全長・ホイールベース・シート高はSXがやや大きく、最小回転半径も0.2m広いのが特徴。
一方、燃料タンク容量はSXが5L小さく、車体重量もSXが27kg軽量。Vストローム250SXはVストローム250よりもやや大柄だが、軽量でスリムなフォルムに仕上がっている。
写真はVストローム250SX。軽量コンパクトな単気筒エンジンの特性を活かし、12Lのガソリンタンク周りも絞り込まれているのが特徴。
エンジンの違い
Vストローム250SXの油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ249ccエンジン。
Vストローム250SXの油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ249ccエンジン。
Vストローム250の水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ248ccエンジン。
SXは単気筒だが2馬力高!スポーティーな4バルブ&ショートストローク型エンジンも魅力
【Vストローム250SX】
エンジン形式:油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ
排気量:249cc
ボア径×ストローク長:Φ76.0mm×54.9mm
圧縮比:10.7
最高出力:19kW(26PS)/9,300rpm
最大トルク:2.2kgf・m/7,300rpm
燃料消費率(WMTCモード値):34.5km/L
ミッション:6速
【Vストローム250】
エンジン形式:水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ
排気量:248cc
ボア径×ストローク長:Φ53.5mm×55.2mm
圧縮比:10.7
最高出力:18kW(24PS)/8,000rpm
最大トルク:2.2kgf・m/6,500rpm
燃料消費率(WMTCモード値):32.1km/L
ミッション:6速
Vストローム250はGSX250Rにも搭載の、水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ248ccエンジンを搭載。一方、新型のVストローム250SXは、「ジクサー250」や「ジクサーSF250」に搭載の、油冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒249ccエンジンを採用。Vストローム250SXの最高出力は単気筒ながら、2気筒のVストローム250よりも2馬力高い26PSを出力。
新型のVストローム250SXのエンジンは、吸排気効率に優れた4バルブ(Vストローム250は2バルブ)であること。また、ストローク長よりもボア径を大幅に広げた、回転数を上げてパワーを稼ぐ、Φ76.0mm×54.9mmというスポーティなショートストローク型(Vストローム250はストローク長よりもボア径を狭めた、トルク重視のロングストローク型エンジン)という点も大きな魅力だ。
スズキ独自の冷却システム「SOCS(Suzuki Oil Cooling System)」を採用したVストローム250SXの油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ249ccエンジン。
Vストローム250SXの油冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ249ccエンジン。
Vストローム250の水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ248ccエンジン。低中速トルクを重点的に向上させ、パワフルさと扱いやすさを両立させるため徹底的な分析と最適化が施されている。
Vストローム250の水冷4ストローク2気筒SOHC 2バルブ248ccエンジン。フリクションロスを最小化するためにローラータイプのロッカーアームを採用。
フレーム/足周りの違い
Vストローム250SX
Vストローム250
SXは前19インチ・後17インチの異径サイズに設定。セミブロックパターンでオフロードテイストを向上
【Vストローム250SX】
フレーム形式:ダイヤモンド
前サスペンション:正立フロントフォーク
後サスペンション:モノショック
前後ホイール:アルミキャスト
前タイヤ:100/90-19M/C 57S(セミブロックパターン)
後タイヤ:140/70-17M/C 66S(セミブロックパターン)
前ブレーキ:油圧式シングルディスク[ABS]
後ブレーキ:油圧式シングルディスク[ABS]
【Vストローム250】
フレーム形式:セミダブルクレードル
前サスペンション:正立フロントフォーク
後サスペンション:モノショック
前後ホイール:アルミキャスト
前タイヤ:110/80-17M/C 57H(ロードパターン)
後タイヤ:140/70-17M/C 66H(ロードパターン)
前ブレーキ:油圧式シングルディスク[ABS]
後ブレーキ:油圧式シングルディスク[ABS]
ホイールは両車ともアルミキャスト型を採用。Vストローム250は前後17インチの同径サイズだが、Vストローム250SXは前19インチ・後17インチの異径サイズに設定。また前後タイヤはセミブロックパターンを採用し、オフロードテイストを向上しているのがポイントだ。
ブレーキは両車とも油圧式シングルディスク式とし、ABSを導入。ディスクローターはVストローム250が波型のペータル、Vストローム250SXはスタンダードな円型を採用。フロントディスクブレーキの取り付け位置はVストローム250が左側、Vストローム250SXが右側としている。リヤタイヤサイズは同寸。
外装類をすべて取り外したストリップ状態のVストローム250SX。
スズキから本格派アドベンチャーが登場!しかも待望の250cc! 「Vストローム250SX」が発売スズキは2023年8月8日、国内の新型モデル「Vストローム 250SX」の詳細を発表。国内で併売する空冷4スト並列2気筒エンジン+前後17インチホイールのVストローム250に対し、新型のVストローム250SXは油冷4スト単気筒エンジン+前19・後17インチの異径ホイールを採用。SXのSはスポーツ、Xはクロスオーバーを意味し、スリムで軽量なボディに仕上げている。2023年8月23日発売。 REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
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インドから来た刺客!? スズキVストロームSX試乗記|セロー250現オーナーが買い換えを検討するほど!2022年4月にインドで発表され、同年11月、スズキ本社(静岡県浜松市)で開催されたVストロームミーティングでは日本発売を前提とした車両が展示されるなど、軽二輪アドベンチャーの話題を総ナメにしているのが、スズキのVストロームSXだ。ベースとなっているのは、249ccの油冷シングルを搭載するジクサー250で、フロントには19インチホイールを採用。日本正式発売を前に、インド本国仕様をバイク館のメディア向け試乗会で乗ることができたので、まずはファーストインプレッションをお届けしよう。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●バイク館イエローハット、三共自動車教習所
https://motor-fan.jp/bikes/article/63567/
【魅惑のタンク容量17L】スズキVストローム250とは、アドベンチャーの姿を借りたロングツアラーである。フルカウルスポーツのGSX250Rと同時に開発され、日本では2017年7月に発売されたのがVストローム250だ。スポーツアドベンチャーツアラーのエントリーモデルに位置付けられ、エンジンや車体など多くの主要パーツをGSX250Rと共有している。2018年10月にはABSがタイプ設定され、現在のラインナップはこれに一本化。4シーズン目を迎えた今、あらためて魅力に迫ってみたい。 REPORT●大屋雄一(OYA Yuichi) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2021年4月12日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
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町でよく見かけるスズキ・Vストローム250 ABS。ヴェルシスXの存在を気にしつつ、乗ってみた!1050と650を兄貴に持つVストローム3兄弟の末弟がこの250。実は「アーバンアスリート」としてリリースされているGSX250Rと実質的な兄弟車なのだが、ご覧の通りまるで異なるモデルに仕上げられている。ネーミングに相応しい堂々のフォルムとツアラーとしての機能性には改めて興味津々である。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●株式会社 スズキ 2021年5月9日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。
https://motor-fan.jp/bikes/article/6189/