全国各地からカブユーザーが集結し本社ビル正面を新旧カブが埋め尽くした
ミーティング初日の14日、まずまずの天候だったこともあり10時の段階でウエルカムプラザ前には200台近いカブが並べられていました。C100など初期のスーパーカブから最新のC125、さらにクロスカブ、ハンターカブなど、カブシリーズが勢ぞろいといったところです。しかも思い思いにカスタムされているので、実に華やかな印象です。参加者はそれらを観察しながら人気投票するのですが、同時に会場のあちらこちらでカブ談議の花が咲いていました。そんな光景を青山通りを行き交う一般の通行人も興味津々といった面持ちで眺めていました。 午後にはウエルカムプラザ内でバイクフォーラムが開催。今回はノンフィクション作家の中部博さんと三樹書房の小林謙一さんによるトークショーが行われ、スーパーカブにまつわるさまざまなエピソードが披露されました。その後は協賛各社の表彰や、参加者による人気投票結果などが発表され、最後は恒例の豪華景品争奪大じゃんけん大会が繰り広げられ、初日のカフェカブミーティングを終了しました。
翌15日の2日目は、朝から雨模様となってしまいました。それでも続々と参加者が愛車のカブに乗って来場。ミーティングがスタートする10時には、約160台のカブがズラリと並びました。 イベントスケジュールは14日の初日と同じで、10時から12時までがコンテストの投票、13時から14時までがバイクフォーラム、そして14時30分から15時30分までがコンテストの表彰式となっています。初日に比べて参加者が少なかったとはいえ、ウエルカムプラザ内の特設会場は大勢のカブファンでいっぱい。そんな熱気が天に届いたのか、表彰式が始まる頃には雨も上がり、雲間から日が差す状況となりました。 こうして第26回カフェカブミーティングin青山は無事に終了しました。新社屋が完成するのは2030年の予定。再び青山でカフェカブミーティングが開催されることを願って、参加者は会場を後にしました。