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前回のおさらい:「スノータイヤ」って何?
市販の四輪車用タイヤは大きく分けて、夏用タイヤと冬用タイヤの2種類がある。夏用タイヤは雪道や凍結した道以外ならば、一年中使用できる標準的なタイプ。一方、冬用タイヤは雪道や凍結した道に適応したタイプ。
冬用タイヤには「スノータイヤ(昨今ではスタッドレスタイヤという名称が定番)」、また「スパイクタイヤ(※注1)」があり、雪道や凍結した道でも、走る・曲がる・止まるという、車両の基本要素をキープしやすい特性を発揮。
夏用タイヤに比べ、スノータイヤ(スタッドレスタイヤ)は路面との設置部分が低温でも硬くなりにくいゴムを採用。また夏用タイヤよりも溝が深く、雪や氷を雪を噛むようにして掻き出し、滑りやすくなった路面でもグリップしやすい設計がポイント。ただし夏用タイヤよりも硬化が早く、寿命が短いというデメリットがある。
※注1:四輪車の場合、スパイクタイヤは一部地域と期間を除いて使用が禁止されている。北海道なら11月前後から4月頃までなら使用が認めらているが、本州以南では東北や北陸、山梨や長野・岐阜、鳥取や島根などを除いて使用してはいけない。これは自動二輪についても適用される法律で、違反すれば罰則を受けることになる。逆に積雪路を走る場合、四輪車だけでなく自動二輪であっても冬用タイヤやチェーンを巻くなどの処置をしないと法律違反になる。ところが原動機付自転車、125cc以下のバイクであればスパイクタイヤを装着しても構わない。詳しくは下記ページ参照。
ベース車:ホンダ スーパーカブ50/エンジン:12V/吸気系:キャブレター
標準タイヤ(古いタイヤ)を取り外す方法
スノータイヤ(新しいタイヤ)を組み込む方法
今回装着したスノータイヤ
メーカー名:IRC/商品名:SN12/サイズ:2.25-17/購入価格:4262円(消費税込/1本)
【準備したアイテム/名称と購入価格(税込)】
タイヤチューブ:615円×2本
リムバンド:450円×2本
タイヤ(ホイール)を装着する手順
●第3回に続く 【第3回/全4回/スノータイヤで雪道を走る編】