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LEXUS LM
1500万円で5月上旬にも登場か?
信頼できる情報筋によると、LMの6人乗り仕様は大型連休が明けた5月9日前後に発表されるという。グレード名は、上級仕様であることを示す「“version L”」になるようだ。つまり、6人乗り仕様となっても、LMらしい質感と快適性、そして必要十分以上の機能装備が備わると考えてよいだろう。
価格については1500万円となる模様だ。すでに販売されている4人乗り仕様(2000万円)と比べると500万円ものディスカウントとなるが、それでもレクサスのラインナップのなかではトップレベルの価格帯であることには変わりない。
また、プラットフォームなどを共有する「トヨタ アルファード/ヴェルファイア」に対しては、依然として数百万円の価格差があるため、両車が競合する可能性は低いと言えるだろう。
「6人乗りのLM」で巻き返しを図れるか
ある販売店関係者によれば、6人乗り仕様の追加はLMにとって「大きな朗報」であるという。ほかに類を見ない超高級ミニバンとして注目を集めたLMだが、実際の販売状況は必ずしも好調とは言えないようだ。
そこには、日本国内ではすでにアルファードやヴェルファイアが高いブランド力を有していることが大きく関係しているという。簡単に言えば、2000万円のLMよりも、1000万円弱のアルファードの最上級仕様のほうが多くのユーザーにとって魅力的だということだろう。しかし、より手頃な6人乗り仕様が登場すれば、これまで以上に興味を持つユーザーが増えることは確実だ。そういった意味で、LMの評価は6人乗り仕様によって決まると言っても過言ではないかもしれない。
なお、中国などで販売されている7人乗り仕様については、価格や機能の面でアルファードやヴェルファイアとの差別化が難しくなりやすいことから、今後日本導入される見込みは低いようだ。