AUDI RS 5 Sedan

次期型RS 5はセダンとワゴン

アウディは、これまでの「スポーツバック」という名称を廃止し、「セダン」とする方針のようだ。
アウディは、これまでの「スポーツバック」という名称を廃止し、「セダン」とする方針のようだ。

次期型「アウディ RS 5」は、リフトバックスタイルのセダンと、アウディが「アバント」と呼ぶステーションワゴン、2つのボディタイプが用意されるようだ。これまでのクーペとコンバーチブルは市場の縮小によって廃止されると噂されている。なお、昨年登場した基準車の「A5」も同様だが、アウディは「スポーツバック」の呼称を廃止してリフトバックスタイルを「セダン」とする方針のようだ。

なお、アウディはモデル名に関するポリシーを変更したことを先日発表した。2024年に奇数を内燃機関(ICE)搭載車、偶数をフル電動モデルとしたが、世界的なEV需要の縮小を受けてこれを修正。奇数と偶数によるBEVとICE搭載モデルの区別は撤廃され、パワートレインコード(e-tron、TFSI e、TFSI、TDI)を用いるという。

この新しい名称方針のもとで、3月4日にエンジンを搭載したA6が登場する。これまでのA6はEV専用モデルだったが、新たにガソリンエンジンを搭載した「A6 TFSI」がワールドプレミアされる予定だ。ただし、すでに販売されているモデルの名称変更は行われないという。

次期RS 5はV6プラグインハイブリッド

今回目撃されたプロトタイプは、ワイドなフェンダーや大型のブレーキローター、RSの象徴である楕円形のエキゾーストパイプなどから「RS」であることが確認できる。

プラットフォームは、エンジン搭載モデル用の「PPC」(プレミアム・プラットフォーム・コンバッション)を採用し、エンジンは現行の2.9リッターV6ツインターボをキャリーオーバーすると思われる。これにプラグインハイブリッド システムを組み合わせ、約48kmのゼロエミッション走行が可能とみられている。当然、モーターによるブーストで、現行の「RS 4」「RS 5」の450PSから大幅なパワーアップが期待される。

新型RS 5 セダンおよびアバントのワールドプレミアは数ヵ月以内に行われると予想する。

アウディは、奇数を内燃機関、偶数をEV搭載モデルとするネーミングポリシーを撤回することを発表した。

アウディが電動車とエンジン車の命名方針を大転換「まずは3月4日にICE仕様“A6”をワールドプレミア」

アウディは2024年以降に投入されたニューモデルからネーミングを再編成し、偶数「2、4、6、8…」はフル電動パワートレイン搭載モデル、奇数「1、3、5、7…」は内燃機関(ICE)搭載モデルとしてきたが、この方針を撤回し、よりシンプルなモデル名へと変更すると発表した。これにより、今後はEVとICE搭載したモデルという、数字による区別は適用されなくなる。