ボンドカーも目じゃない!? ウルトラ警備隊の劇中車「ポインター」に乗る 【動画】

キミはポインターを知っているか? GENROQ編集長、職権を濫用して趣味に走る 【動画】

ウルトラセブンの劇中車「ポインター」のフロントスタイル
特撮TVシリーズ『ウルトラセブン』に登場する劇中車「ポインター」のフロントスタイル。筆者念願の公道試乗が叶った。
新型コロナウイルスのパンデミックによる生活様式の変化は、趣味の世界に大きな影響を及ぼした。アフターコロナでは新たな趣味の発掘や、かつて熱中した趣味の復活など、プライベートに費やす時間が増えたという。自動車専門誌『GEROQ』の永田編集長もご多分に漏れず、ミニチュアカーの製作に勤しみつつ偏愛する特撮作品『ウルトラセブン』にますます浸っているひとりだ。そしてついには劇中車「ポインター」の取材まで行ってしまった!

現代に蘇ったウルトラ警備隊ポインターの秘密に迫る!

ウルトラセブンの劇中車「ポインター」のリヤスタイル
クライスラー インペリアルをベースに製作されたポインターのレプリカモデル。なんとナンバーも取得済みで、公道走行可能な個体であり、その完成度はウルトラセブン・マニアの筆者をうならせる出来栄え。

GENROQ編集長の永田ゲンスケです。私、スーパーカーも大好きですが、実は大の特撮好き、特にウルトラセブンの大ファンなのです。円谷特撮の最高傑作とも言われるウルトラセブンですが、それはストーリーの面白さだけでなく、登場するメカ類のデザインのカッコよさも要因ではないでしょうか。

作品には数々の乗り物が登場しますが、ウルトラ警備隊の専用車両であったポインターは模型ではなく実物のクルマとして登場していたこともあり、とりわけ高い人気を誇っています。撮影に使用した実車はもう現存していないので、その勇姿は映像で楽しむしかないのですが、なんと、このポインターのリアルなレプリカを自分で作ってしまった方がいるのです。

こんな時代だからこそ趣味の世界を満喫したい

ウルトラセブンの劇中車「ポインター」と筆者のコレクションロントスタイル
ポインターのレプリカモデルと、筆者がコレクションする私物のウルトラ警備隊ヘルメット。マニア同志のウルトラセブン談話は留まることを知らず、ディープな作品愛を動画内で披露している。

レプリカポインターのオーナーは城井康史さん。ポインターに深い憧れを抱いていた城井さんは約30年前に実車のベースとなったクライスラー インペリアルを探し出し、ポインターを作ってしまったのです。しっかりとナンバーも取得し実際に路上を走れるようにして、以来ずっと所有されています。

このたびVIDEO OPTIONがこのレプリカポインターを取材すると聞き、職権を濫用してコレクションのウルトラ警備隊ヘルメット持参で取材現場に押しかけてしまいました。実は私、20年以上前に城井さんとポインターを取材したことがあるのですが、今回は改めて製作と維持の苦労話などを伺うことができました。しかも、助手席に乗せて頂いてのドライブ、もといパトロールまで! 21世紀を走るポインターの詳細は、ぜひ映像をご覧ください!

PHOTO&TEXT/永田元輔
COOPERATION/VIDEO OPTION

劇中のギミックを完全再現! プレイモービルにボンボカーの仕様アストンマーティン DB5が登場!

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著者プロフィール

永田元輔 近影

永田元輔

『GENROQ』編集長。古典的ジャイアンツファン。卵焼きが好き。愛車は993型ポルシェ911。カメラはキヤノン。