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Hennessey VelociRaptor 400 Bronco
最高出力411bhp・最大トルク603lb-ftを発揮
2021年7月に公開されたブロンコ・ベースのエンジンチューン仕様「ヴェローシラプター 400 ブロンコ」は、発表直後から大きな反響を呼ぶことになった。ヘネシーの開発チームは、米国だけでなく世界中のカスタマーに対して、なるべく早くデリバリーすべく最終調整プログラムを前倒。今回、生産をスタートした。
ヴェローシラプター 400 ブロンコは、ブロンコに搭載されている2.7リッターV型6気筒ツインターボエンジンに、新開発のインテーク&エキゾーストシステムを装着。大型インタークーラーの追加、エンジンのリキャブレートなどにより、ベースエンジンが持つポテンシャルを最大限にまで引き出した。この結果、最高出力411bhp・最大トルク603lb-ftという強力なスペックを実現している。
ヘネシー・パフォーマンスの創業者兼CEOのジョン・ヘネシーは、ヴェローシラプター 400 ブロンコについて次のようにコメントしている。
「昨年、ブロンコのプログラムを発表して以来、お客様からこのアップグレード版への注文が殺到しました。多くのお客様にとって、ブロンコはずっと愛してやまない特別なクルマなのです。開発を前倒しした結果、今回、ヴェローシラプター 400 ブロンコの生産がスタートし、デリバリーの準備が整いました」
生産記念のスペシャルカラーリングを公開
生産スタートに合わせて新たなカラーリングも公開。ダブル・ボンネットストライプに加え、ボディ両サイドには特徴的なDシェイプ・ライングラフィックが入れられた。また、ドア両サイドにはレーシーなゼッケン「1」も配置されている。
足元にはヘネシー製18インチホイールに35インチ・オフロードタイヤを組み合わせ、フロントとリヤにはヴェローシラプター専用バンパーを装着。リトラクタブルサイドステップを採用したことで、ブロンコのスタイリングをさらに個性的に仕上げている。
ヴェローシラプター 400 ブロンコは、アリゾナ州スコッツデールの「バレットジャクソン・コレクタブルカーオークション(Barrett-Jackson collectable car auction)」において一般公開。その後、直ちにカスタマーへのデリバリーが開始され、年間200台のみが限定生産される予定だ。