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ゲーム内に登場する「ハガティ・コレクション」
『グランツーリスモ7』とハガティのパートナーシップにより、ゲーム内にハガティが保有するヒストリックカーの知識や経験が組み込まれることになった。ゲーム内で取引されるヒストリックカーの価格には、現実世界でハガティが展開する車両査定が活かされる。
『グランツーリスモ7』から導入された新機能「レジェンドカー・ディーラー」には、70台以上のヒストリックカーを集めた「ハガティ・コレクション」が設置された。ハガティ社のCEO、マッキール・ハガティが、このコレクションのアドバイザーとしてゲーム内に登場し、プレイヤーをガイドしながら各モデルの歴史やトリビアなどを紹介する。
「ドライブとクルマ文化を守るために、私たちはあらゆる世代のクルマ好きのための居場所を作ることに専念してきました。グランツーリスモ・シリーズは、デジタル環境でそれを実現することを考えると、完璧な場所だと言えるでしょう。私はゲームをプレイし、ゲーム内のアバターを通じて、バーチャルなハガティ・コレクションを訪れるプレイヤーの皆さんに、お会いできるのを楽しみにしています」と、マッキール・ハガティはコメントした。
ハガティの査定額によりゲーム内で価格が変動
ハガティ・コレクションには、大迫力のマッスルカー、伝説のラリーカー、ル・マン24時間を制したグループCカー、銀幕に登場した名車まで、あらゆるクルマ好きを虜にする名車たちがズラリと揃えられている。
『グランツーリスモ7』のプレイヤーは、ストーリーを進行することでゲーム内クレジットを使ってクルマを入手することが可能になる。その価格は、現実世界でハガティが行っている査定額とリンクし、年間を通して更新される。ハガティが査定で使用する「ハガティ・ヴァリュエーション・ツール(Hagerty Valuation Tools)」は、第二次世界大戦後から現在に至るまで、4万車種にも及ぶ自動車、トラック、バン、オートバイの価格が収められている。
また、「ハガティ・ドライバーズ・クラブ(Hagerty Drivers Club:HDC)」の会員は、ゲーム内のハガティ・コレクション内で、カスタムカラーの車種を購入することも可能。この特典は毎年更新される予定で、伝説の車種やカラーリングの登場も予告されている。