旺盛な需要が続く718シリーズ、フォルクスワーゲンが生産を担当

ポルシェ、718シリーズの生産の一部をフォルクスワーゲン・オスナブリュック工場に移管

ポルシェ、718の生産をフォルクスワーゲンのオスナブリュック工場へ移管
フォルクスワーゲンのオスナブリュック工場は、ポルシェ以外にもフォルクスワーゲン・グループ内の様々な車種が製造されている。
ポルシェは、ツッフェンハウゼンのポルシェ本社工場から、フォルクスワーゲンのニーダーザクセン州オスナブリュック工場へ、718シリーズの生産を移管すると発表した。

フル生産が続くツッフェンハウゼン工場

718はデビュー以来高い人気を続けており、ツッフェンハウゼン工場で賄いきれない生産分をフォルクスワーゲンのオスナブリュック工場に移管する。
718はデビュー以来高い人気を続けており、ツッフェンハウゼン工場で賄いきれない生産分を、フォルクスワーゲンのオスナブリュック工場に移管する。

ポルシェのエントリーシリーズ「718 ケイマン/718 ボクスター」は、デビュー以来、世界中のマーケットで高い人気を続けている。この旺盛な需要に対応すべく、ポルシェは生産の一部をフォルクスワーゲンのオスナブリュック工場で行うことを決定した。

ポルシェAGの生産・ロジスティック担当取締役、アルブレヒト・ライモルドは今回の決定について次のように説明する。

「現在、オスナブリュック工場では、フォルクスワーゲンの様々なブランドを生産しています。そして、フォルクスワーゲンとポルシェは、生産ネットワークにおけるパートナーとして協力関係にありました」

「これまでもフォルクスワーゲンは、カイエンや718 ケイマンのオーバーフロー生産を担当した実績があります。この長年のパートナーシップを活かして、お客様に我々のスポーツカーを迅速にお届けできることを喜ばしく思います」

現在、フォルクスワーゲンのツッフェンハウゼン工場では、911と718をフル稼働で生産中。現在、ポルシェはラインナップの電動化を進めており、次期718シリーズはフル電動化される。2030年代半ばまでに、ポルシェモデルの80%以上がフル電動モデルとなる予定だが、電動化以降も718の生産はツッフェンハウゼンで行われることが決まっている。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…