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MINI Multitone Edition
ルーフで個性を主張するMINIのオーナー
これまでも、MINIのオーナーは、ルーフのカラーやデザインで個性を主張してきた。たとえば、英国を強調するユニオンジャックや、「MINI ポール・スミス」の26色ストライプである。そこに最新世代からはルーフが美しいグラデーションを描く「マルチトーン・ルーフ」が加わった。
今回、登場した「マルチトーン・エディション」は、マルチトーン・ルーフに合わせて、エクステリアとインテリアに専用ディテールが加えられた。MINI 3ドア、5ドア、クラブマンに設定され、MINIのオーナーは自身の個性を自由に表現することができる。
車両により微妙に異なるグラデーション
マルチトーン・ルーフのカラーグラデーションは、ウインドスクリーンのフレームからルーフ全体を経て、リヤセクションへと広がる。マルチトーン・エディションでは、ルーフ前方の明るい「アスペン・ホワイト」から、より落ち着いたグレーの「メルティング・シルバーII」へとエレガントに変化。リヤセクションの「ジェット・ブラック」でシックに締めくくられる。
さらに、このクールなグラデーションが持つ独特の美しさを、ルーフに描かれた抽象的なホワイトの専用レインボーグラフィックが引き立てている。このホワイトレインボーは「マルチトーン・エディション」の各部ディテールにも採用された。
このマルチトーン・ルーフは、英国・オックスフォードのMINIファクトリーに導入された、革新的な「ウエット・オン・ウエット」塗装工程により可能になった。3色のカラーシェードはボディに直接塗布され、環境条件の変化により、カラーパターンに微妙な変化が生じる。そのため、それぞのマルチトーン・ルーフは世界に1台の存在になるという。
マルチトーン・エディション専用カラーを用意
マルチトーン・エディションのボディカラーは、3ドアと5ドアには「セージ・グリーン」、クラブマンには「インディアン・サマー・レッド」の専用色を用意。また、ボディ各部にも、多様性をテーマとしたマルチトーン・エディション専用レインボー・グラフィックが配置された。
レインボー・グラフィックは、MINIモデルの特徴的なサイドスカットルやCピラーに採用。足元にはシザースポーク・17インチ軽量アロイホイール、パルス・スポーク/マルチレイ・スポークデザインの18インチ軽量アロイホイールを装着し、ツートーンカラーの専用センターホイールキャップがアクセントを加えている。
インテリアの各部を飾るレインボー・グラフィック
マルチトーン専用のレインボー・グラフィックは、インテリアのドアシルトリム、ドライバーズシートと助手席のフロアマットのバッジにも登場。ダッシュボードとサンバイザーにも、抽象的な虹が描かれた。
さらに、多機能スポーツ・レザー・ステアリングホイールのスポーク下部には専用の「MINI Multitone Edition」ロゴも配置されている。