目次
TAG Heuer Connected Calibre E4 – Porsche Edition
高級時計の世界にスマートウォッチを導入
「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 ポルシェ エディション」は、2021年のグローバルパートナーシップ開始を記念した「タグ・ホイヤー×ポルシェ カレラ クロノグラフ」に続き開発。これまで両社が紡いできたモータースポーツの歴史をリスペクトした、スマートウォッチとなる。
文字盤のデザインはプリント基板やレーシングトラックからインスピレーションを得ており、ポルシェとタグ・ホイヤーの時計をテクノロジーとスピード感でつなぐ、アニメーションも採用されている。ポルシェAGのセールス&マーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテンは、タグ・ホイヤーとの最新コラボレーションについて次のようにコメントした。
「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバー E4 ポルシェ エディションは、それぞれの分野で圧倒的な存在を持ち、お客様に新たなテクノロジーを採用した最高の製品を届けすることに集中してきた、ふたつのブランドの結晶とも言える存在です。タグ・ホイヤーが高級スマートウォッチの分野でリードしてきたように、ポルシェもまた、電気自動車分野で革新的な存在となっています」
タイカンをイメージしたデザインを採用
デザインは、フローズン・ブルーラッカーのボディカラーを持つタイカンを思わせる、様々なディテールが採り入れられた。ブラックチタン製45mm大型ケースは、タイカンが持つ独特のメタリックカラーを強調。ケースはサンドブラスト仕上げのブラックチタン製となり、軽快でスポーティな印象を見る者に与える。
ブラックセラミック製ポリッシュ・ベゼルは、ポルシェ製スポーツカーのスピードメーターをイメージし、0から400までの専用スケールが刻まれた。また、セラミック製ベゼルを採用したことで、スマートウォッチでありながらも、伝統的な高級時計の雰囲気を醸し出している。
プッシャーは機械式となり162年に及ぶタグ・ホイヤーの機械式時計製造の伝統を強調。一方で大径リュウズにより、アプリへのアクセスも容易になっている。
自身のポルシェとスマートウォッチを接続
GoogleのWear OSシステムがインストールされており、タグ・ホイヤーが展開する専用スポーツ&ウェルネス・アプリを使用することができる。ポルシェオーナーは、この時計と愛車を接続し、文字盤に様々な車両情報を表示することも可能となっている。
発売時点では4つの表示機能を搭載。ひとつ目は車両のバッテリー残量を表示し、タイカンとハイブリッドモデルで使用可能。ふたつ目は航続距離を表示し、車両のバッテリーやガソリンがなくなるまで、あと何kmかが示される。3つ目はWear OSに搭載された「マイポルシェ アプリ(My Porsche app)」へのショートカット。この専用アプリを介して、車両のヒーターやエアコンをコントロールすることもできる。4つ目は総走行距離を表示する。タイカンオーナー以外のハイブリッド ポルシェオーナーにとってマストアイテムではなかろうか?