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Macallan Horizon
持続可能性を重視した再生素材を使用
ベントレーモーターズとマッカランは、2021年7月にグローバル・ブランドパートナーシップを締結。クラフトマンシップ、創造性、革新性、サステナビリティへの献身によって結ばれた両ブランドは、それぞれの分野からの学びを共有しながら、妥協のない卓越性を追求し続けることを約束している。
今回公開された「マッカラン・ホライズン」のプロトタイプは、パートナーシップの核であるサステナビリティと、イノベーションという共通の価値観を反映。伝統的なクラフトマンシップ、リサイクル素材、独自の水平デザインを融合した。ベントレーモーターズとマッカランの共同開発によって生まれたこのプロトタイプには、両ブランドの豊かな伝統からサステナブルな未来を築き上げるという共通の目的が込められている。
マッカラン・ホライズンには、マッカランとベントレーモーターズに欠かせない「再生素材」「再利用素材」「エシカル素材」など、6つのユニークな素材を使用。これは特徴あるシングルモルトウイスキーを生み出してきたマッカランのベースとなっている「シックスピラーズ」へのオマージュとなっている。
サステナブルな6つの素材が奏でるハーモニー
共同制作されたプロトタイプの容器は、歴史上どのようなウイスキーボトルにもないものとなった。このユニークなデザインはウイスキーボトルの伝統的な垂直の美しさに反し、クルマの水平な軌道を反映したもの。常識を超えて芸術の可能性に挑戦している。そのため、容器は専用に作られたクレードルに水平に置かれ、台座は存在しない。
デザインの中心には、180度ひねったハンドメイドのガラス瓶があり、これはマッカランとベントレーモーターズがプロトタイプを作る際、達成した空間と時間の支配を表現。容器の周囲には、美しくサステナブルな素材で作られた複雑なねじれのある3D構造が施された。構造体のアームの部分も、サステナブルな素材で作られている。
今回、使用されたサスティナブルな素材は下記のとおり。マッカランの旧蒸留所内で使用されていた、驚くほど小さな蒸留器から回収されたリサイクル銅。英国クルーにあるベントレーの本拠地でコンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガを生産する際に回収されたアルミニウム。両ブランドから回収した木材からのリサイクル材。さらに、先日発表された「ベントレー・マリナー バトゥール」にも使用されている、地元スコットランドで調達された世界で最もCO2排出量の少ないレザー。
最後のピースとなるのが、このコラボレーションのために作られる特別なシングルモルトウイスキー。そこにもリサイクルや持続可能性に関するストーリーが込められているという。
ベントレーから“水平”の概念を採り入れたコラボ
ベントレーのプロダクト&ライフスタイルデザインマネージャー、クリス・クックは「マッカラン・ホライズン」について、次のようにコメントした。
「マッカラン・ホライズンのプロトタイプは、そのデザインと素材の両方において、まさにパイオニア的な存在です。シャープで曲線的なベントレーのデザインDNAとマッカランの革新性、そして英国を代表する両ブランドのリサイクル素材が融合しています」
「そのフォルムによって、光を素材そのものとして扱うことができ、光と再利用された木材、アルミニウム、銅との相互作用は素晴らしいものとなっています。 美しいオブジェであると同時に、持続可能性を強く意識したことで、私たちのパートナーシップの次なる展開を象徴しています」
マッカランのグローバルクリエイティブディレクターであるジャウメ・フェラスは、次のように付け加えた。
「ベントレー、そして自動車業界からのインスピレーションを得て、独創的なマッカラン・ホライズンを開発することができました。このプロジェクトは、当社の200年の歴史の中で最も画期的なプロジェクトのひとつです」
「ベントレーとのコラボレーションは、私たちにこれまでとは違った見方を持つきっかけを与えてくれました。ウイスキーの世界では、蒸留器やボトルなど、すべてが直立しています。ベントレーモーターズが自動車産業の一部として追求している水平性を見て、最終的に注ぐことが要求されるウイスキーにこの形式を適用できないか、どのように適用できるかを考えるようになりました」
「私はマッカラン・ホライズンの画期的なデザインとサステナブル素材を誇りに思っています。マッカランとベントレーが誇るクラフトマンシップと創造性なしには実現できないものだからです。まさに1824年以来マッカランが追求してきた、妥協のない卓越性を体現しています」