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1978 Lotus Esprit S2 JPS Edition
人気のJPSカラーを纏ったスペシャルエディションも出品
今回のオークションにおいて最も注目されているのが、1978年式「エスプリS2 JPSエディション」。F1でも活躍したJPSのブラックとゴールドのカラーリングが特徴となる。走行距離はわずか1万3600マイル、落札価格は7万5000ポンド～10万ポンドが想定されている。歴代オーナーはわずか4名で、このタイプの個体の中では例外的に走行距離が少なく、最高のコンディションだという。
さらにレアなのが1981年式「エスプリ ターボ エセックスS3」だろう。この車両もエセックス・ペトロリウムの特徴的なブルーとレッドのカラーリングが施されている。限定45台のうちの1台であり、歴代オーナーは2名のみ。
この個体はレストアを受けているほか、完璧に揃えられたヒストリーファイル、パナソニック製ルーフマウントオーディオ、オリジナルの15インチ・コンポモーティブ・スプリット・ホイールを付属。価格は10万5000ポンドから15万ポンドと想定されている。
ロータス・ファン垂涎の貴重なコレクション
1994年式「エスプリ スポーツ 300」は、見事なキャメル・レーシングイエローのボディカラーにブルーのアルカンターラレザーの組み合わせ。歴代オーナーは2名で、ロータスによる証明書類、オリジナル取扱証明書が付属している。この個体がオークションに出品されるのは今回が初となり、推定落札価格は7万ポンドから12万ポンドとなっている。
1995年式「エスプリ S4 GT」は限定11台が製造されたうちの1台で、3万5000ポンドから5万ポンドの落札価格を想定。1995年式「エスプリ S4S」と、わずか3台限定で発売された1999年式「エスプリ V8 350S」は、5万5000ポンドから7万ポンドの落札価格が予想されている。
ザ・マーケットのディレクターを務めるトリスタン・ジャッジは、今回の貴重なロータス エスプリのオークション出品について、次のようにコメントした。
「ロータス エスプリのスペシャルエディションは、たった1台オークションにかけられるだけでも稀で素晴らしいことでしたが、同じプライベートコレクションから一気に6台が出品されるなんて信じられないことです。ロータス・ファンとっては、夢の1台を手に入れる絶好のチャンスですよ！」
「このユニークなコレクションは、ロータスの精神を体現しています。オークションへの注目度も高く、もし6台すべてがひとりのマニアによって落札された場合、コレクションとして残る可能性もあります」
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