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倉庫をリノベーション
ARTAは元F1ドライバーの鈴木亜久里とカー用品を展開するオートバックスセブンが立ち上げたレーシングスポーツブランドだ。今回、東京・新木場にオープンする「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」は、都心で楽しめるカーライフを提案する、新しいユーザー体験型施設となることを目指している。店舗は木材倉庫をリノベーションしたもので、倉庫が持つ無骨さを活かしつつ、ギャラリーのような世界観を演出している。5月以降、イベントやパーティーを実施して、クルマ好きの集うサロンのような空間を創造していくという。
内覧会当日は、2022年に誕生したカスタマイズブランド「ARTA MECHANICS」のカスタムカー2台「LEGAVELO（リガヴェロ）」と「VIGALE（ヴィゲイル）」と2007年のF1に参戦したスーパーアグリのSA07が展示されていた。SA07は普段、モビリティリゾートもてぎ内のホンダコレクションホールに展示されているが、オープンから5月末まで期間限定で展示されるという。
「CVSTOS」とのコラボレーションも
これらの車両はもちろん、装着されるエアロパーツやスポーツシートなどパーツの他、スイスの高級腕時計「CVSTOS」とのコラボレーションによるメンズウェアブランド「ARTA CVSTOS」などアパレルや時計の販売もするという。
ARTAプロデューサー/総監督 鈴木亜久里は以下のようにコメントした。
「ARTA MECHANICSのカスタムカーやカスタムパーツには、レースの世界で培ったARTAの豊富な知見が盛り込まれ、他に類を見ない新しいユーザーエクスペリエンスを届けます。モータースポーツに深く関わってきたARTAだからこそできる、特別で唯一無二のカスタムカープロジェクト。たくさんの方々にスポーツカー、スーパーカーに興味を持っていただき、私達のブランドと共に運転する楽しさを感じてもらえたら嬉しいです」
独創的なコンプリートカー
内覧会で強烈なインパクトを放っていたコンセプトカー2台。リガヴェロはホンダNSXを、ヴィゲイルはトヨタGR86をベースとしている。リガヴェロはCFRPやGFRPなど高級素材をふんだんに用いたエアロパーツが装着されたほか、センター4本出しマフラーや、オリジナル鍛造アルミホイールなどで独自の世界観を演出している。インテリアもダイナミカスエードなどでトリムを大幅に変更している。これらはコンプリートパッケージでの販売となり、パーツ代は総額2530万円となっている。
一方のヴィゲイルもまたFRP素材をふんだんに用いたオーバーフェンダーが前後に装着され、リヤのテールランプはベース車とはまったく異なる雰囲気を醸している。マフラーや車高調もオリジナルパーツで走りの質を向上しており、シートはよりホールド性の高いバケットシートに交換されている。塗装も日本刀をイメージした素材感のあるシルバーに仕上げられている。ヴィゲイルはパーツごとの購入が可能だ。
店舗情報
ARTA MECHANICS & INSPIRATIOS
エーアールティーエー メカニクス アンド インスピレーションズ
所在地 東京都江東区新木場1丁目8-9（新木場駅徒歩10分）
営業日 金、土、日
営業時間 11:00〜19:00
TEL&FAX 03-3522-1221
駐車台数 4台
