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Land Rover Defender V8 Bond Edition
最強最速のディフェンダーがベース
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ディフェンダーが2台のレンジローバー スポーツ SVRとともに豪快なカーアクションを披露。さらにレンジローバー クラシックとランドローバー シリーズIIIも劇中に登場する。英国では2021年9月30日から、日本では10月1日から公開が決まっている。
ディフェンダー V8 ボンド エディションは、作中に登場するディフェンダーにインスパイアされ、先日デビューしたばかりの「ディフェンダー V8」をベースに開発された。
ディフェンダー V8は、最高出力525ps・最大トルク625Nmを発揮する5.0リッターV型8気筒スーパーチャージャー付きガソリンエンジンを搭載し、8速オートマチックトランスミッションを介して4輪を駆動する。0-60mph加速は4.9秒、最高速度は149mph(約240km/h)という走行性能を実現。ディフェンダー史上最も速く、最もダイナミックなモデルとなっている。
このディフェンダー V8をベースに、グロスブラック・22インチアロイホイール、キセノンブルーにペイントされたフロントブレーキキャリパーを装着。リヤゲートに専用の“Defender 007”バッジを配したエクステンド・ブラックパックも採用した。
「007」をイメージしたインテリアを採用
インテリアには、イルミネーションで飾られた“Defender 007”トレッドプレートを採用。「Pivi Pro」インフォテインメントシステムには、ランドローバーとジェームズ・ボンドの長いパートナーシップに敬意を表し、スタートアップ・アニメーションが特別に開発された。夜間には“007”のパドルランプグラフィックも点灯。限定300台のなかの1台であることを示すレーザーエッチングも施され、SVビスポークのロゴも配された。
英国では、ディフェンダー 90が5台、ディフェンダー 110が10台、合計15台のディフェンダー V8 ボンド エディションを販売。日本を含めた世界各国へのデリバリーに関しては未定となっている。
ランドローバー・ブランドのディレクターを務めるフィンバー・マクフォールは、ディフェンダー V8 ボンド エディションについて、次のようにコメントした。
「ランドローバー ディフェンダー V8 ボンド エディションは、映画『007』に登場する車両からインスピレーションを得て、これまでに生産された中で最もパワフルなディフェンダーをベースに開発しました。このモデルは、ふたつの偉大な英国ブランドの出会いを象徴しています。ランドローバーとジェームズ・ボンドとの38年に渡る関係を祝う、ユニークなモデルと言えるでしょう」