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AC Ace RS electric
230kWを発揮する電動パワートレインを搭載
ACカーズの公式モデルとして「エース」が20年以上ぶりに蘇ることになった。AC エース RS エレクトリックは、フェラーリ 166MMから影響を受けたと言われる、オリジナルのエースが持つアイコニックなフォルムが美しく再現された。
専用開発された最先端の電動パワートレインは、最高システム出力230kW・最大トルク500Nmを発揮。0-62mph加速は5.5秒という俊足を実現した。また、38kWh容量のバッテリーを搭載したことで、1回の充電で200kmの走行が可能となっている。
AC エース RS エレクトリックは、ハンドメイドにより37台の「ファウンダーズ・エディション」を製造。英国における価格は12万9500ポンドからとなっており、デリバリーは2022年後半を予定している。
電動化戦略を加速させるACカーズ
ACカーズは英国・ダービーを拠点とする「ファルコン・エレクトリック(Falcon Electric)」と技術パートナー契約を締結し、電動パワートレインを共同で開発。AC エース RS エレクトリックは、「AC コブラ シリーズ 1 エレクトリック」、「AC コブラ シリーズ 4 エレクトリック」に続く、3番目の電動モデルとなる。
ACカーズのアラン・ルビンスキーCEOは、AC エース RS エレクトリックについて、次のようにコメントした。
「電気パワートレインへの移行は、このブランドの長い歴史において最も重要な出来事だと考えています。ACカーズの血統と、フル電動パワートレインを組み合わせることで、歴史的な特徴を持ちながらも、徹底的に現代的なニューモデルを投入することが可能になりました」
「ACカーズが展開する電動モデルへの関心は非常に高く、世界中から多くのお問い合わせを頂いています。ACカーズの成功のためには、専用の電動パワートレインの開発こそが正しいアプローチだったと証明されました」