マクラーレン 750SにBowers & Wilkinsの専用サウンドシステムを搭載

マクラーレンが「Bowers & Wilkins」と共同開発した「750S」用サラウンド・システムのこだわり

マクラーレン 720Sに、Bowers & Wilkinsとマクラーレンが共同開発した最新のサラウンド・サウンド・オーディオシステムが搭載された。
マクラーレン 720Sに、Bowers & Wilkinsとマクラーレンが共同開発した最新のサラウンド・サウンド・オーディオシステムが搭載された。
2022年末に発売されたヘッドフォン「Px8 マクラーレン エディション」の成功に続き、新型マクラーレン750Sに、マクラーレン・オートモーティブと「Bowers & Wilkins(バウワース&ウィルキンス)」が共同開発した、Bowers &Wilkinsサラウンド・サウンド・システムが搭載された。

Mclaren 720S

720Sに「Continuum」コーンを初搭載

最もパワフルで最も軽いマクラーレンとしてデビューした720S。そのサウンド・システムに、Bowers & Wilkinsが開発を続けてきた「Continuum」コーンが初めて導入された。
最もパワフルで最も軽いマクラーレンとしてデビューした720S。そのサウンド・システムに、Bowers & Wilkinsが開発を続けてきた「Continuum」コーンが初めて導入された。

マクラーレンで最も軽量かつパワフルなハイパースポーツとして投入された「750S」。インフォテインメントシステムの改良、エクステリア機能の強化、そして新しいBowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・オーディオシステムの採用を特長としている。

今回、導入されたBowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・オーディオシステムの最も大きな改良点が、ブランド独自の「Continuum」コーンの搭載となる。「Continuum」コーンは、アビーロード・スタジオにあるラウドスピーカー「800 Series Diamond」用として開発。8年間の開発で大きく進化した「Continuum」コーンにより、従来のドライブユニット性能を低下させていた振動を、コンポジット構造によって吸収することに成功したという。

720Sには、100mm径の「Continuum」ミッドレンジスピーカーを、車両のドアに2基ずつ搭載した。この結果、よりオープンでニュートラルなサウンドを展開し、オリジナル音源を忠実に再現。従来のカーオーディオでは表現しきれなかった音楽のディテールの再現が可能になった。

12基のハイパフォーマンススピーカーを搭載

750Sのコクピットにおいて、最高の音楽体験を実現するため、12基のハイパフォーマンススピーカーが各部に配置された。
750Sのコクピットにおいて、最高の音楽体験を実現するため、12基のハイパフォーマンススピーカーが各部に配置された。

750Sのダッシュボード/Aピラー/リヤに、5基の25mm Nautilusアルミニウム・ダブルドーム・トゥイーターが配置された。 各トゥイーターにはNautilusディフューザーが搭載されており、スパイラル状のチャンネルが、ドライブユニットの後方から発せられるサウンドの反射波を分散。よりクリーンで自然なサウンドを楽しむことができる。

Bowers & Wilkinsが750Sのために専用開発したハイパワーシステムは、プレミアムオーディオのスペシャリストのトレードマークであるセントラル・トゥイーター・オン・トップを導入し、驚くほど忠実にサウンドを再現する。 さらに、3基のミッドレンジ・スピーカーと2基のRohacellバス・ドライバーという、合計12基のハイパフォーマンススピーカーがシステムを構成する。

マクラーレン・オートモーティブのグローバル・マーケティング・ディレクターを務めるアンドレア・ベルムデスは、Bowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・システムについて次のように説明を加えた。

「マクラーレンとBowers & Wilkinsの長年のパートナーシップは、マクラーレンのスーパースポーツをお客様に体験していただくため、カーオーディオ体験を高めるため、どのように協力できるかという話からスタートしました。今回、マクラーレンとBowers & Wilkinsは、クルマとオーディオエンジニアリングにおけるそれぞれの専門知識を組み合わせることで、スリリングで没入感のあるオーディオ環境を実現しています」

「最高の音質をお客様に楽しんでいただくため、750Sに搭載された新しいBowers & Wilkinsのオーディオシステムの正確な配置とキャリブレーションには、細心の注意と考察、専門知識が注がれています。その結果、マクラーレンの運転体験に、さらなる喜びをもたらすことができました」

大幅な進化を果たしたミッドシップスーパースポーツ「マクラーレン 750S」の走行シーン。

マクラーレンの最新スーパースポーツ「750S」が実現した驚異の車重と性能「乾燥重量1277kg」「最高出力750PS」

マクラーレン・オートモーティブは、ミッドシップスーパースポーツ「720S」の後継モデル「750S」を発表した。約30%のコンポーネントが刷新され、4.0リッターV型8気筒ツインターボは、最高出力750PS、最大トルク800Nmを発揮。新型750Sは日本を含めたマクラーレン正規販売店において、オーダー受付がスタートしている。

PHVスーパースポーツカー「マクラーレン アルトゥーラ」のデビューを記念して登場したPx8マクラーレン・エディション。Px8のリファレンス・グレードの音質はそのままに、両社のパートナーシップを象徴する特別なデザインとなっているという。

「マクラーレン」と「バウワース アンド ウィルキンス」のこだわりがすごいワイヤレスヘッドフォン「Px8マクラーレン・エディション」

英国のプレミアム・オーディオブランド「バウワース アンド ウィルキンス(Bowers & Wilkins)」が、マクラーレン・オートモーティブとのコラボ企画としてフラッグシップ・ワイヤレスヘッドフォン「Px8」の特別デザインバージョン「Px8マクラーレン・エディション(Px8 McLaren Edition)」を発売する。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…