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Mclaren 720S
720Sに「Continuum」コーンを初搭載
マクラーレンで最も軽量かつパワフルなハイパースポーツとして投入された「750S」。インフォテインメントシステムの改良、エクステリア機能の強化、そして新しいBowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・オーディオシステムの採用を特長としている。
今回、導入されたBowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・オーディオシステムの最も大きな改良点が、ブランド独自の「Continuum」コーンの搭載となる。「Continuum」コーンは、アビーロード・スタジオにあるラウドスピーカー「800 Series Diamond」用として開発。8年間の開発で大きく進化した「Continuum」コーンにより、従来のドライブユニット性能を低下させていた振動を、コンポジット構造によって吸収することに成功したという。
720Sには、100mm径の「Continuum」ミッドレンジスピーカーを、車両のドアに2基ずつ搭載した。この結果、よりオープンでニュートラルなサウンドを展開し、オリジナル音源を忠実に再現。従来のカーオーディオでは表現しきれなかった音楽のディテールの再現が可能になった。
12基のハイパフォーマンススピーカーを搭載
750Sのダッシュボード/Aピラー/リヤに、5基の25mm Nautilusアルミニウム・ダブルドーム・トゥイーターが配置された。 各トゥイーターにはNautilusディフューザーが搭載されており、スパイラル状のチャンネルが、ドライブユニットの後方から発せられるサウンドの反射波を分散。よりクリーンで自然なサウンドを楽しむことができる。
Bowers & Wilkinsが750Sのために専用開発したハイパワーシステムは、プレミアムオーディオのスペシャリストのトレードマークであるセントラル・トゥイーター・オン・トップを導入し、驚くほど忠実にサウンドを再現する。 さらに、3基のミッドレンジ・スピーカーと2基のRohacellバス・ドライバーという、合計12基のハイパフォーマンススピーカーがシステムを構成する。
マクラーレン・オートモーティブのグローバル・マーケティング・ディレクターを務めるアンドレア・ベルムデスは、Bowers & Wilkinsサラウンド・サウンド・システムについて次のように説明を加えた。
「マクラーレンとBowers & Wilkinsの長年のパートナーシップは、マクラーレンのスーパースポーツをお客様に体験していただくため、カーオーディオ体験を高めるため、どのように協力できるかという話からスタートしました。今回、マクラーレンとBowers & Wilkinsは、クルマとオーディオエンジニアリングにおけるそれぞれの専門知識を組み合わせることで、スリリングで没入感のあるオーディオ環境を実現しています」
「最高の音質をお客様に楽しんでいただくため、750Sに搭載された新しいBowers & Wilkinsのオーディオシステムの正確な配置とキャリブレーションには、細心の注意と考察、専門知識が注がれています。その結果、マクラーレンの運転体験に、さらなる喜びをもたらすことができました」