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Lamborghini Super Trofeo
ル・マン24時間のサポートレースとして開催
2024年シーズン、ランボルギーニ・スクアドラコルセは、世界耐久選手権(WEC)とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーに「SC63」でワークス参戦する。これを受けて、ワンメイクシリーズ「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」は、ふたつのシリーズのサポートレースとして開催されることが決まった。さらに、SROモータースポーツが主催するGTワールドチャレンジとの関係も継続される。
ランボルギーニのワンメイクシリーズとして最も長い歴史を持つスーパートロフェオ・ヨーロッパは、WECの3ラウンドでサポートレースとして開催。イモラ6時間レース、スパ・フランコルシャン6時間レース、ル・マン24時間レースの3戦では、ランボルギーニの新型LMDhプロタイプレーシングカー「SC63」と、ウラカン スーパートロフェオ EVO2が、同じサーキットで共演を果たすことになる。
ちなみに、ランボルギーニ・スーパートロフェオが、ル・マン24時間レースの開催されるサルト・サーキットを舞台に開催されるのは今回が初となる。
ワールドファイナルで来年の開催地を発表
スーパートロフェオ・ノースアメリカは、アメリカ国内で開催される5戦のうち4戦が、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のサポートレースとして開催。開幕戦は伝統のセブリング12時間レースで幕を上げ、ラグナ・セカ、ワトキンス・グレンを経て、第4戦はWECと併載されるサーキット・オブ・ジ・アメリカの「ローン・スター・ル・マン」へ。第5戦は2年連続でインディアナポリス・モータースピードウェイでの開催が決まった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3シーズンの中断を余儀なくされたスーパートロフェオ・アジアは、2023年に復活。2024年シーズンは、アジア太平洋地域の5ヵ国で10レースを予定している。5月にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで幕を上げ、第2戦はオーストラリア・アデレードのベンド・モータースポーツ・パークで開催。多くのランボルギーニ・ファンが集まる日本ラウンドは、8月に富士スピードウェイで行われる。9月の上海ラウンドの最終的なスケジュールは決定次第、発表される予定だ。
現時点で各選手権の最終戦と、ワールドファイナルの開催地は未発表となっている。こちらの情報は11月16〜19日にイタリアのヴァレルンガで開催される2023年のワールドファイナルにおいて発表される予定だという。
2023 ランボルギーニ・スーパートロフェオ カレンダー
スーパートロフェオ・ヨーロッパ
Rd.1 イモラ(イタリア:WEC) 4月19日~21日
Rd.2 スパ・フランコルシャン(ベルギー:WEC) 5月9日~11日
Rd.3 ル・マン(フランス:WEC) 6月11日~15日
Rd.4 ニュルブルクリンク(ドイツ) 7月26日~28日
Rd.5 バルセロナ(スペイン) 10月11日~13日
Rd.6 TBA
スーパートロフェオ・ノースアメリカ
Rd.1 セブリング(フロリダ) 3月13日~16日
Rd.2 ラグナ・セカ(カリフォルニア) 5月10日~12日
Rd.3 ワトキンス・グレン(ニューヨーク) 6月21日~23日
Rd.4 サーキット・オブ・ジ・アメリカ(テキサス:WEC) 8月31日~9月1日
Rd.5 インディアナポリス(インデイアナ) 9月20日~22日
Rd.6 TBA
スーパートロフェオ・アジア
Rd.1 セパン(マレーシア) 5月3日~5日
Rd.2 ベンド・モータースポーツ・パーク(オーストラリア) 6月7日~9日
Rd.3 インジェ・スピーディウム(韓国) 7月19日~21日
Rd.4 富士スピードウェイ(日本) 8月16日~9月18日
Rd.5 上海インターナショナル(中国) 9月
Rd.6 TBA
スーパートロフェオ・ワールドファイナル
TBA